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#2 今週話題になった育児に関する話題(7/1週)

先週のSNSなどで話題になった子育てに関する話題をサクっとまとめます。

低減税率導入も、子育て関係品はほぼ対象外で消費税10%となる模様

赤ちゃん用品全部(おむつ、離乳食、ミルク)・生理用品・介護用品あたりはほぼ低減税率の対象外で10%の消費税対象となる。このあたりは「生活必需品」カウントされないのはおかしすぎる。「子供は贅沢品」という言葉が思い出される。

海外では生理用品の高率消費税を回避するためのアイデアがあったりするようだが日本では実行されないし潰されるだろうな。。この国は子育てに関しては沈みゆく一方なのでは。。

キャノンの壊れにくくてシンプルなカメラが子供用カメラとしてもとても良さそう


別に子供用というわけではないが、これはキャノンさんとても一部界隈のニーズ捉えられているのではと思えるプロダクト。100ドル前後で見た目のチープさもさほどなく、1300万画素・1080p/60fpsのフルHD動画撮影にも対応と値段の割にかなりのスペック。子供は大人の道具使いたがるのでこういうの持たせてあげるととても楽しそう。そして単純に子供目線で撮る写真を沢山見てみたい。親子で撮影散歩とか出来るととても楽しそう。

楽しそうな本がでるらしい。買う。

副題が「データ分析でわかった結婚・出産・子育ての真実」ということで、データ分析の仕事している身としては要チェックやで!読んだらまたここになにか書こうと思います。

こういうのをサクッと解決できるメジャーで安心できるサービスや子育てコミュニティーが欲しいよね

こちらのツイートで知ったKIDS LINE というベビーシッターのマッチングサービスがあるらしい。だいたい1時間で1500円前後という相場だと知った。なるほどなー。ただやはり日中のサービス利用ならともかく、夕方以降の時間帯での利用はいろいろ難しいだろうなと思ったり。

「未婚」「子なし」はその人の評価を変えうるか?

大阪のIT企業が公式アカウントで、「いい歳して独身の人は信用ない」「子供の有無で責任感に差がある」と発信して炎上。想像通り、「価値観が古すぎる」「子供ができない身からすると読んでいてとても悲しい気持ちになった」など方方からさまざまな批判コメントが寄せられる。

一見しただけで可燃性Maxな案件ではあるが、一方で「意外にそこまで炎上しなかった」感もある。世の中にはさまざまな意見があるので、この内容に批判以外の意見を持った人も少なくなかったのかも知れない。それを表明するかのように数日後には匿名ブログに「実際そうだよね」という内容のカウンターブログが投稿されこちらもバズる。

人からの評価以外にも自己認識としての評価にもさまざまある。こちらの記事のように、「未婚・子なしがコンプレックスなんてすごくみっともないし、そんなことを大っぴらに語るだなんてプライドが許さない」と感じている人も世の中には少なからず存在している。

ライフスタイルと価値観が多様化する社会で、どちらが「ヤバイか」は判断できない。すべて正解だしすべて間違っているとも言える。

これから大切なのは、世の中には望む望まないにかかわらず様々な状況の人がいること、さまざまな選択の価値観が存在することを認めることだと思う。「理解する」とまではおこがましい。他人のことを理解することは結局の所できない。ただ、「違う考えの人達も大勢いる」ということはきちんと理解しておかないと人として踏み外すことは多くなる。すべての人間がN=1の自分の経験だけによる大きなバイアスがかかった状態で世の中をみていることを忘れてはいけない。

個人的な意見を敢えて言うなら、良い悪いは置いておいて、結婚や出産というイベントの経験有無はその人の評価を「変える」と思っている。
カウンターブログの意見を支持する人は実際に多いようだし、最近の例でいえば蒼井優と結婚した男性の評価は180度変わったわけですし。ポリティカル・コレクトと「人間のお気持ち」は常に一致するわけではないというのもまた事実の一つ。

ハック・ノウハウ蓄積・習慣化。さすがのエンジニア子育てトーク

内容を要約した「決めスライド」はこちら

PHPカンファレンスでの企業スポンサーセッションでの発表だったようです。技術イベントで子育ての話?という感じですが、企業としての育児に対する考えの公開や実際の社員の様子を通して採用アピールが目的だったのだと思います。転職希望者からするととても良い内容とアピールだと感じます。

全然別のツイートだけど、メルカリとかもとても充実した産休制度がある模様。こういう情報はガンガン共有されれば良いと思う

発表の方の内容に関しても、「仕事をしつつ子育て大変だよね」「うちはこんな感じでやってるよ!」という共有、とても良いですね!

エンジニア職はこういった発表の場(勉強会の場)が他の職業よりも比較的多いので、育児に関するアウトプットや方法論の共有などもハードルが低く積極的な気がします。こういった活動をThe Daddy Clubでも広げていきたいなーと思ってます。

保育士による職場環境についての匿名ブログがツライ

なんとなく最近目にする頻度が上がったように感じる保育士の人が書いた職場環境についての記事。読んでいてとてもつらい。法律こそ破ってないだけで、ブラック企業と言っても差し支えないのではと感じる。こういった「中の人の声」は匿名でもいいのでガンガン外にだすべき。

そして逆に、一人でも良いから、「うちの園の職場環境はこうこうで、とてもいいよ!」というブログ書いてほしい。存在するのならそういう場所もあるのだと知りたい。。

『誰がここまで腐ってると思った?』と言わせてしまう業界と職業が長続きするわけがない。保育所がなくなると間接的(といいつつかなりクリティカルに)に日本は潰れてしまう。 #1 でも話題にしたように、はやくビジネスモデルぶっ壊してでも改善する必要がある。

素人でもすごいとわかる新しい胎児映像撮影技術

MRIを使った超音波検査よりも圧倒的にクリアな胎内映像の作成技術について。先天性心疾患の疑いがある胎児などが被験者となったように、早期治療などに役立てるための技術らしい。

こういった可視化技術はとても素晴らしいなと思う一方で、早い段階から「視えすぎてしまう」ために、誰でも彼でも利用できると「産み分け」に使われてしまうのでこういった問題とセットになりそう。遺伝子検査のように、「知らないままでいる権利」の問題がこういった領域でも出てきそう。

サイボウズ社がかっこよすぎて泣いた

本当に素晴らしい内容。サイボウズ社のクラウドサービスを使って、学校・保育所・市役所などからの情報をクラウドで一括管理し、然るべき窓口に報告・共有を行いやすくする流れを作ったという話。

児童虐待の件を含め、関係者が紙媒体を含めて非効率的な情報管理をしていては改善しようがないことは明白で。かといってお金がない組織がゼロから情報共有ツール開発を依頼するのは現実的に不可能なので、そこに対してサイボウズ社が助け(クラウドサービスを5年間無料で提供する特別プランと導入の相談窓口を設置)を出すというのは本当に秀逸。良い道具を得たところで運用する人たちが大丈夫かという心配もかなり大きいが、しかし道具が無いことには始まらない話なのでとても意義のある一歩。サイボウズ社尊敬。

日本のいろいろなリテラシーの低さを表したような図

「旦那さん奥さんの両方が働いて収入を得るべきか」という、つまりダブルインカムに対する賛否を問う国際アンケート結果(しかし2012年結果とやや古い)について。日本が際立ってダブルインカムに対する賛成が少ない。

ツイートではこれが結婚した男性の辛さとコメントされているが、このツイートに対して、『「育児は女性がすべき」というアンケート取ったら同じ結果になりそう』というコメントが さもありなん という感じだった。

正論ではあるが、社会構造が課題なところもあり難しい。ただ、それを置いておいたとしてもやはり日本は結婚や性差別、子育てリテラシーがとても低いとは感じる。

ベビーグッズ商品開発の皆さーーーん!実現してくださいー!

ドラえもん的、妄想グッズを書いていたらコメント欄に、「近い商品あります!」と集まる素敵なツイート。#妄想育児グッズ ハッシュタグはまた新しいものみたいでそんなに投稿ないのですが、これ流行って商品開発の人が参考にして実現するような流れになったら面白いのになー。ツイッターは意見収集のツールでもあるので子育てのプチコメント集めるにはとてもうってつけ。

LINEからコミュニティーツール機能の発表

LINEが行う技術カンファレンスで発表されたLINEの新機能

詳細はまだ不明であるが、おそらく友達登録していない人同士でもLIENグループを作れる機能だと思われる。そのグループを使って保育園のグループや趣味のグループを作って不特定多数の人とコミュニケーションできるというもの。実は自分もこのサービスを先行で使えるユーザに選ばれたのでもし使ったときはなにか感想など書きたいと思う。

詳細は不明なのでコメントは控えつつ、今回の発表ではLINEのユーザー規模とチャットベースのプラットフォームを生かしてsocial goodな発表を意識した内容も盛り込まれていたのでこれからのLIENのサービス展開にとても期待。

赤ちゃんタイムラプスがかわいい

30分くらいを圧縮したタイムラプス動画。かわいい。

赤ちゃんを動画で取り続けることは「可愛い動画記録」以上に、赤ちゃんのクセの把握・危険の検知(うつぶせ寝とか)などなど、成育に関する重要な情報でもあると思うので真面目にやると結構楽しそう。

読んでいただきありがとうございます! Twitterでもつぶやいています 👉 https://twitter.com/yutatatatata