【最北の無人駅】冬、早朝の抜海駅にて【秘境駅】2021年冬【駅レポ】

以前にも、冬に訪問したことはありますが

冬の早朝は初でして……

中々、過酷な世界でした。

訪問日：2021年12月18日

まず、稚内駅から始発に乗ります。

凄まじい吹雪で、そこら中に除雪車がいました。

前方展望。ほぼ視界ゼロ…

ラッセルとすれ違いのため、少々遅延しながらも
列車は進みます。

抜海駅で下車。

えっ……夜中？？？(※早朝です)

暗闇の中、去っていく54…

さようなら…

54を見送った後、駅舎方面を見ると……

待合スペース以外にも電気がついており、除雪係の方が待機している模様。

吹雪の中、なんとか構内踏切を渡り
駅舎にたどり着きました。

ビニール傘が良い雰囲気出してますね～

反対側ホーム

駅舎 通路側

視界が悪すぎたので、駅舎内にてしばし待機

駅ノートの他に、町内会の方が用意した
訪問者ノートもありました。(ピンクのほう)

氏名はペンネームでもOK。

訪問する皆さん、是非書きましょう。

明るくなってきたので、再び反対側ホームに移動。

ブルーアワーの抜海駅

特急が通過…と思いきや

特急停車駅ではないのですが……

なぜかこの時、停車していました。

除雪係の方に聞いてみましたが

「ここは(特急が)停まる駅じゃないんだけどねぇ…どうしたんだろな、分からん」
とのこと。

急病人？故障？事件？
と色々考えましたが、誰かが下車してくるわけでもなく…

なんだかよく分からないうちに10分ぐらい？経ち
特急が発車。

どんどん空は明るくなり…

別角度から。

風が吹くと、雪が舞い上がります。

稚内方面行きの54がやって来ました。

駅舎との並び。

これですよ、これ。
これを見たかったのです。

通常、停車時間は1分もありませんが……
(乗降客の人数によって、多少変動あり)

…あれ？

誰も乗り降りしていないのに、5分以上停車している…

一体何があったのか…

この日が最終滞在日だったため、
10:46の便に乗りそのまま南下→帰宅する予定でしたが

前日は運休が多数発生、この日も始発からあちこち遅延しており
(また運休が発生したらマズイな……)と思い、次の便を待たずに一旦稚内へ戻りました。

(※普通列車が運休になったとしても、稚内からであれば特急で帰れます)

車内アナウンスにて、途中でラッセルとすれ違うため
抜海駅にて少々停車していたことが判明しました。

これは抜海駅～南稚内駅の絶景区間ですが

相変わらず曇りで、利尻富士は見えず…

稚内駅に戻りました。

その後、特に運休もなく(遅延はしばしば発生)
無事に帰宅できました。

冬の抜海駅も良いですね。

また訪問したいものです。

おまけ？

縦型駅名標 2種類

運賃表

今回も行ってきました。

Kitacaのエゾモモンガ 非公式聖地(抜海駅周辺の原野)に。

(Kitacaの券面に描かれている森林のシルエットとそっくりなので、勝手に非公式聖地と呼んでいます)

写真･文：ysd
※無断転載禁止※


この記事は投げ銭制になっています。

いいね👍️と思ったら、下の「サポートをする」ボタンから
ポチッとして頂けると、大変ありがたいですm(__)m