第0講:なぜ「英検1級のみ」を教えるのか!?~経緯と軽く自己紹介。
初めての方、初めまして。知ってる方はこんにちは!
Yoji Schneider こと、ナガサキ ヨウジです。キャリアや筆者の書籍などの紹介は、下記に書いてあるのでテキトーに読んでおいてください。ようは英語も、まあまあ得意な研究職のお兄さんです(^^)/。
では、noteを始める経緯をば。
コ※ナで暇!という要素も確かにあります(笑)。plus, 昨年、普段お世話になっている出版社に英検1級や日本人の英語能力アップを睨んだ「英単語1万語レベルの書籍の企画書」を提出したところ、散々、引っ張られてボツになりました(汗)。しかし、まったく出版社を恨んではいません(笑)。なぜなら彼らもビジネスですし、英検1級を睨んだ1万語レベルの英単語本はマーケット的に潜在市場が多くないと分かっていたからです。そもそも、私がお世話になっている出版社は語学学習の専門出版社ではありませんし…。日本で売れる英語本は「永遠に初心者向け」「簡単でお手軽本」「たった7語でペラペラ!」みたいな本が売れます。TOEICも600点付近を教えた方が売れます。需要がシンプルに多いですからね。んなー、こたー、分かってるんです。
ただ、TOEICは、2012-2013年に受けまくって975まで取りましたが、900点とっても「テスト攻略者」に留まりやすく、外資系企業でバリバリ働いたり、海外と仕事を行うような人は少ないんですよね。また、日本の英語教育や日本人の英語に対する行動習性は「英語能力でマウントを取ること」に執着しがちで、使うこと、つまり実務に目がむいていない気がするのです。そもそも高校で英語を教えている先生が英検1級どころか、TOEIC900も超えていない人が大半です(ほうら、早速、私もマウントとってしまいました・笑)。
日本人の行動習性を踏まえたうえで、英語能力を上げる作戦はないか?と、某大学の教授と話していたら「ならばシュナイダー君、英検1級とってみたら?」とオススメされたのが2018年の忘年会。「へー!英検1級かあ…。懐かしいなあ」と思いつつ(20数年前の大学生時に合格済)、スルーしていたのですが最近の過去問(1次試験)を調べてみると「え?え?こんなに難しかったっけ?英検1級!?」となってハマりました。この難しさの原因は間違いなく「英単語」です。さらに、英検1級2次試験は日本のテストっぽくない「難しいケド面白い!」というステージでした。英語ネイティヴと日本人の試験官2人を目の前にし、フリートーク(約1分)と、与えられたお題から選ぶ即興スピーチ(約2分)と、Q&A(約3-4分)も、かなりエキサイティングです。この2次試験は明らかに「学校のお勉強だけ得意な人を落とすテスト」「テスト攻略者を振り落とすテスト」です。つまり、メチャクチャ良いテストだといえます。で、いろいろ気付いて周囲の知り合いに紹介ベースで英検1級を教えていくと、次々に合格して好評だったので「英検1級いいかも!?」となりました。これが、noteに進出した経緯です。
私は、攻略したら数年で飽きてしまうので、記憶が鮮明なうちに蓄積したノウハウを書き残し、少しでも英検1級合格者のお役に立てればと思った次第です。メルマガで「英検準1級」も範囲内にしていましたが、実は受けたことがないですし(過去問でほぼ満点)、英検1級オンリーに絞ってノウハウを書いていきます。英検1級は攻略の過程自体が「英語能力の底上げ」になる、ヒジョー!に良いテストだと言い切りたいと思います(協会からは広告費は一切もらってません・笑)。
新聞に例えるなら、TOEICがチラシや広告文なら、英検1級は社説や社会面です。たまに経済面も範囲になります。つまり、英検1級を学習することは教養が深まるわけです。TOEICなど「遊び英語」「アンケート英語」に思えるでしょう。また、本noteは課金システムで講義料を頂戴する「英検1級を目指す社会人向け」を想定しています。普段の仕事が忙しい中、合格を目指すわけですから、ギリギリの点数で合格することに筆者は芸術性を感じています。ゆえに、細部にこだわりすぎず「本流の学習」に加えて「脳の働き」や「合格点に届くテクニック」をひたすら公開します。この辺の要領の良さが英語講師を専業としないワタクシの強みかもしれません。
というわけで、あとは読んでいけば分かる!ということで解説を進めてまいりましょう。英検1級は面白いので今後も1年に1回か、2年に1回かは分かりませんが定期的に受けたいと考えています(下記は2回目の合格した図:長崎の「崎」を「﨑」に修正依頼中・どうでもええがな笑)。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?