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家事は、もっと、力を抜いていい

家事が嫌なのはなんで?

家事って、一人暮らしなら、自分のことは自分で全部やるのが当たり前で「家事しなきゃ!」っていう概念はあまりないように思うのだが、家族と暮らすとなるとどうしてもこの「家事」を誰がいつやるのか問題、が、ある。

何がそんなに家事って人をネガティブにするのか。


私は、相手がいるからなのかなと思っている。

相手がいるから困らない品質に仕上げないといけないし
相手がいるから一人サボるわけにはいかない。

全体的に気乗りしないのは、家なのに自分の意志とは相反するところで仕事っぽくなるからなのだと思う。
仕事なら、職場で同じ志を持った人たちと過ごすので多少気乗りしなくても「仕事をすることが当たり前」の空気だからなんとも思わないのでは。
家だとこどもやパートナーは好き勝手自由にしているのに、「なぜ私は家事(家の仕事)をするの?」という疑問がチラチラするのは、、、当然。無理もない。

でも、家事はやっぱり必要。
どうしようか。

私のアンサーは、
家事はやらないといけないなりに、自分らしくを追求していくことで仕事感を減らしていく

ということにしている。
こういう風にしたいんだ、私はこれが心地よいと思うからやっているんだという意志と目的があれば、イヤイヤ感はだいぶ減らせるものだ。

(補足)
もちろんパートナーと役割分担をするのもいいと思うし、家族を巻き込むのもよいと思うし、これも正解がない。
わたしはずっと家にて専業主婦的な役割を家庭で担っているので全体的に引き受けることにしている、という前提でお付き合いくださいませ。

家事だからと諦めて、事務的にやる必要もない。
インスタグラマーのようにやる必要もない。
正解がないからこそ、自分の「好き」を追求してもよいと、
心の底から思う。

そんなスタンスのわたしがなぜ家事の本を読むのか。
好きなことを追求するなら、本など読まずに好きにしたら良いじゃないか。

ええ、それ、正論(笑)

家事に関する本を、3冊読みました

私が家事の本を読むのは、新しいアイデアがほしいから。
他の人の考えに触れることで自分の「当たり前」を違う視点で見れるから。

何かの参考にと手にとった本の通りにする必要はなくて、取り入れてほしいのは「考え方」。この人がなぜそうしているのか、その思考の「プロセス」をぜひ真似してほしい。

こどもにしっかり向き合いたいから、家事の工程を見直す
朝はバタバタしたくないから、朝ごはんはワンプレート&火を使わない
など。

本になっているような人たちは、必ず「◎◎だから」の理由が存在している。そここそが、大事。
目的がないと、「××する」の部分だけを真似してもあなた自信が腹落ちしていないから全然心地よくないし、続かないのだ。


ご飯だって、なにかの固定概念にとらわれていない?
お料理の本は「時短」ばかりに目が行くけど時短を謳っていなくても役に立つこともたくさんある。
いつものスーパーのお惣菜コーナーを眺めていてもなかなか打開策は閃かないし。

そんなわけで私はレシピ本を目的がなくても時折眺めるようにしている。1冊見て(読むほどでなくていい、めくればいい)1つレシピを持ち帰れば万々歳!
わざわざメモして残しておかなくてもいい、とりあえず、写メだけして、すぐ、作る。
家族の反応や手間をみて「お!いいやん!」って思ったら近いうちに何回か作って覚える。
そんな感じでやっています。

作ったものを忘れちゃう人は、とりあえず写メして残しておき、何かのついでに写真を見返してみてはいかがだろうか。本の写真じゃなくて作ったのを撮っておくと記憶も一緒に残るのでおすすめ。
少し余力があれば日記のように書き留めたりSNSなどに投稿してアウトプットしておくと記憶は格段に定着しますよ。

片付けだって雰囲気で置いてるだけじゃない?
本当の心地よい、追求してる?
真似はしなくていい。アイデアの一つを自分の中にストックしておくと日常の不便、プチストレスを減らしたいと思った時に役立つ。
これも、写真と文字を追うだけじゃなくて「自分の家だとどんな感じかなー」「へぇ!なるほどねぇ!」「いやこれは嫌だわぁ」などと、誰かとしゃべるみたいに読むと自分フィルターを通してストックできるのであとから引き出しがしやすいし、目の前をどう片付けようかと早速頭と手足を動かしたくなる。

ライフハック的な本はとにかく数が多く、十人十色がすごいので全部鵜呑みにすることは絶対できないし、やる必要もない。
だからこそ、「自分はどうしたいか」、問いかけながら読むと、自分の家と家事をする自分がより一層愛おしくなります。

大掃除が気になる季節ですね。
ものを減らす、片付ける、だけでなく
何も考えずにやっている家事をちょっと見直すもの、
生活をもっと豊かにしてくれるはずです。

ちょっと立ち止まって考えてみませんか?

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