マウントが取りづらい時代【新たな頂を目指す】

こんばんは。
心理カウンセラー大山です。

ちょっとお久しぶりの投稿でございます。
下書きの状態の記事が15日にありましたが、すごく中途半端な状態で残ってました。
記念にとっておきます。

Podcastも少し大人しくしておりました。
特に理由はないのですが、新しいことをここ数日で何個か手掛けていたら、いつものように眠くなってしまって、鬼滅の刃見てたら寝ちゃってるという状態でした。

先ほど鍛冶職人の会が見終わりましたので、次に観るものを決めている最中です。
何かおすすめがありましたら教えてくださいね。

では、今日はマウントについてです。

変な意味ではなく、自分の知識や経験を持って優位に立とうとしても難しい時代ですよね、という話です。

先に書いた通り、マウントとは優位に立ってドヤる気分のことを指すのですが、今の時代、共通のものや正解のようなものが多すぎて、うまくマウントを取れないんじゃないかなぁと思ってます。

どうでしょうか。
マウントは取れているでしょうか。

TwitterなどのSNSでいうとフォロワーの数だったり、YouTubeやTikTokだったら視聴回数とかになるのでしょうか。
昔でいうといい車に乗っているとか、家がデカいとか、高い時計などなど。
どでかいテレビというのもありますよね。

そんな感じで、今までは共通のものがあったからこそのマウント。
マウントというと、あまりいい聞こえではないのですが、もっと分かりやすい言葉を当てはめるとすれば「自慢」です。

フォロワーの数が多くても意味をなさなかったり、車に興味がない人に対して威力を発揮できなかったり、時計は時間が正確であれば特に高い必要がなかったりといろんな意味で「自慢」の威力が激減しています。

でも、人間という生き物はどこかで自慢したい。
もっと言うと、自慢して勝ち誇ったときの感情を感じたい生き物なんです。

で、どうするか

「誰かの足を引っ張る」

必殺技を使い始めます。

誰かのアラを探したり、人の弱みをつついたり、調子のいい人をおとしいれたりしてしまったりします。
それが昨今のコメント荒らしなんじゃないかと思います。

見るからに炎上という言葉が増え、どこかを燃やしておかないと、燃やして誰かを下げないと自分が低く感じてしまう。
誰かの足を引っ張ったって自分が成長している訳ではないのに、ただ自慢ができなくなってきただけで誰かの不幸を喜んでしまったり、人を責めてしまったりしているのではないか。

そんな気がします。

自分の弱さを隠すためのマウントだったはずが、四方八方に情報が飛び回り、どこでマウントを取ればいいか分からない状態。
スタバに行ってTwitterに「スタバなう」って言ってられたくらいがマウントの最後あたり。

それ以降は、インスタに海外に行ったときの画像とか、すごく高いレストランでの食事。
お金を持っているとか、お金を使っているという価値観はYouTubeで破壊されたんですよね。

ガチャで何百万使うとか、取れるまでUFOキャッチャーでお金を使うとか。お金の使い方でマウントを取る最上級。
何が面白いかは分かりませんが、そんなところに憧れてユーチューバーになりたいと思った方もいるのではないでしょうか。

今はどうでしょう

ちょっとキツイですよね。

ネットやSNSは関係ないとは思いつつ、そういった流れで動いている世界があるとなると、関係ないでは済まされない時代が来ているようです。

と思ったのは、買い物していてふらふらと歩いていたら、ある会話が聞こえてきたからなんです。
「モバイルオーダーしておくから。モバイルオーダー。うん、モバイルオーダーしたから大丈夫」

何回言うの？ってくらい連呼している声。

あ、これはモバイルオーダーマウントか

そう思っただけなんですが、実際、言われている方は特にモバイルオーダーにマウントを取られることもなく平然とした顔。
これは、モバイルオーダーを最近覚えて、友人にマウントしようとして失敗していた人の話をしている訳ではなく、情報が多すぎるという話です。

モバイルできることがたくさんあり、チャットGPTあたりのAIの話だったり、新しいSNSだったり、自動運転やら何やらとあらゆる方向に情報の矢印が向いているので、どこを攻めればいいのか分かりづらい。

まあ、マウントを取る必要もないのですが、やっぱりそこは人間だもの。
自慢の一つくらいはしたいですよね。

ということで、マウントを取るなら軽めに行こう。というのが結論です。

いやらしさを出さずにさわやかにマウント。

別に300万くらいの時計をしていてもいいのですが、「300万もする時計だったら、普通の時計より時間が正確なの？」と言われたら、もう高い時計ではマウント取れないし、時計はスマホで見てますって言われた時点で終わる。

他人に自慢すると終わりが近いということはすでに分かっていると思います。
自慢するのであればさわやかに。

自慢ではなく「自己満足」
自満でいいじゃないか。と思いますので、頑張った自分を満足するためにその感情は使いましょう。
じゃないと、誰も認めてくれないとか、誰もかまってくれないという気持ちがネットのコメントを荒らしたり、同僚の足を引っ張ったり、嫉妬したりしてしまいます。

がんばって手に入れたものであれば、自分は認めてくれます。
それは確実なんです。

誰かに認めてもらうためなのがモチベーションでもいいのですが、認めてもらえなかったり、世の中にはもっとすごい人がいるものです。
エネルギーの無駄遣いはしないようにしていきましょう！

では、本日もお付き合いありがとうございました。