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"未感ノート"感じたことをそのまま書くのは無理?

感情に素直になって来たのではないでしょうか?
そのまま書き続けていくと、本当に自分が思っている感情に出会えることになるのですが、自分の本当の感情をそのまま書くことって本当は出来ないんです。
今さら何言ってんだと言われそうですが私の本心です。
自分では起こったことに対してそのままの感情をぶつけているつもりでも、
どこか着色した部分はないでしょうか。それも含めて自分の感情になるので安心してください。

感情は二段階でやって来る

先に書いた通りなんですが、感情というのはその時思ったことです。書くときにはその感情はありません。たとえあったとしても半分以上の感情は消えています。このノートはそれも踏まえて書いていただきたいのです。何が正解か分からなくなりそうですが、自分の感情を二段階で感じるクセが付くとあとで読み返したときに、その元の感情を思い出すことができます。
その感情が二段階という事実なんです。

事実を捻じ曲げて書いているという事を認識しているのと、していないのでは天と地ほどの差があります。自分の感情を素直に書いた「つもり」になっている状態では、本当にどの感情が本当か分からないんです。
二段階感情の認識のポイントは、本来の感情がどこに動くかのクセを知るというところです。本当の感情のそのまた本当の感情。二段階感情の認識に関して理解できたと思います。二段階目が本当の感情なのではなく、その時感じた感情を思い出すためのもの。
今書いているノートの感情は二段階目です。

二段階目の感情になる前はどんな感情だったのかを覚えているでしょうか。おそらくそのまま書いている「つもり」になっているはずです。今回からは少し意識し出すので、感情の種類が変わって来ます。
未感ノートとは、感情の感作を重ねることで自分の本当の感情に出会うことが出来るノートなんですが、それが二段階目の感情であって、一番感じたい感情を思い出すためのヒント感情だということです。

二段階目の感情を感じたときは、どんな出来事が起きていたのか。どんなことがあったらその感情になるのかが自分の中で分析を始めます。二段階目の感情は操作出来ないからです。
本当の自分に会う為にはヒントが必要。

なぜ二段階目の感情が必要なのか?

それは何か起きた出来事のことを鮮明に覚えていられない脳の仕組みだからなんです。その時の感情を100%の状態で覚えていることはできても、感情は覚えてられません。だからこそ大事なのが、よりその時の感情に近い感情を持つ二段階目の感情なんです。人間は感情なしでは行動できません。その感情も時間が経つと姿を変えてしまいます。
この未感ノートを書くことで、より本来の感情に近づけるんです。

二段階感情+感情のフィルターというのが私が考えるところなのですが、
そのフィルターが何なのかは次の機会に詳しくお伝えしたいと思います。
気になる方の為に、感情フィルターの最初の部分だけお伝えいたします。

感情が動く出来事が起きた時に動くのが第一の感情。それを書くときが二段階目の感情です。そして、書くときの状況を感じている感情がフィルターになっているということです。意外と簡単に説明できました。
何かが起きた時と、書いているときが同じ環境ではないということです。
その場で書き始めても感情は過去のものになっているのです。正直に書こうとしてもフィルターという書くと時の状況や環境が感情を濁らすことになります。

本当に感情をそのまま記録したい方は、レコーダーで録音するのが一番です。そして感情を声に出して記録です。それが不可能なので二段階感情が必要になります。フィルターを通して書いているという認識を持つと書くのが楽になるのも特徴です。思いたい感情はあなたにとって素晴らしい自己表現です。
ぜひこのノートを使って見つけてくださいね。

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