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【お金の授業】資本主義経済と価値主義経済

資本主義経済から価値主義経済へ
資本の価値はどこで変わってきたのでしょう。今までの資本主義経済の流れは実用性や使用価値に転換できる値を示していましたが、時代がこの20年で大きく変化をしていきました。
この先の20年でもっとも大きな変化が来ると予想されていますが、その早さは倍速になっていますので、10年もあれば今考えられないことが普通になって、しかも慣れてしまっていることでしょう。

お金の価値を考えるうえで大切なことは、価値の方向!


資本から価値に経済が動いている。
それは毎日の生活で明らかになっていくのですが、この先の人生においてお金そのものの価値がどれくらい下がるかが問題になって来ます。

今までの考え方が一切通用しない現実を目の当たりにする日も近いという事です。資本経済にはなかった価値観。
共感・感情・協力・感謝など大切なことは分かっていましたが、価値づけすることが難しい状態にありました。

どれだけ自分が声を大にして言い続けても、目に見えないものは価値として認められないからです。その価値を追求していた人なら分かるかもしれませんが、お金に換算出来ないものの価値は存在していました。
資本主義の中では、絶対に見えない存在です。

見えないものへの関心は、どんどん皆さんの中で増幅し、いいねやPVを増やす為に今度はお金を使うという今までとは逆の行動に出ています。
このPVやいいねが欲しいが為に、注目することをわざわざ創る。
社員が綺麗なところへ出かけていき写真だけ撮って帰っていくなど、価値がないと言われていた見えないものがお金に変わるという現象も起きているのです。


見えないものの方が価値がある!


気持ちや感情は目に見えません。
目に見えないものに価値をつけることは難しく、難しいからこそ出来る人の価値が上がっていました。
価値があるのか、ないのかは別として影響力はお金以上にあったのは事実です。

人の興味や関心がネット普及以前は全て曖昧で数値に表すことができないものでしたが、存在自体はもともとあったのです。それが、インターネットの普及と同時にどんどん影響力を増しています。
お金では買えないという見えない価値は、もうお金の影響力を遥かに超えているかもしれません。

SNSが普及すると同時に、それらの感情が可視化できるようになり、いいねや観覧数で価値づけが出来るようになって来ました。その目に見えないものだった気持ちを表現し、数値化することが出来るようになり、それがお金の価値と同様にトークン化することで、独自の見えないものを可視化する経済が生まれて行きます。


まとめ


このようにお金の経済の資本経済と、見えないものの経済の価値経済が入れ替わっていく状況が加速していくのは間違いなさそうです。
価値観の違いはありますが、目に見えないものの価値を可視化出来るシステムが出来つつあります。
感謝やおもいやりが可視化することで、お金に変換できる仕組みも企業の中で取り入れられる日は近いかもしれません。その価値こそが人が求める人情の換金制度になるのです。
全ての想いが換金できるようになるのは大変なことですが、誰かを無償で助けたことが、形になって報酬として支払われる時代がくるかもしれません。

大きく変化していく経済の形。
取り入れるかどうかは企業の自由ではありますが、流れが見えないものに向いていることは理解していった方が良さそうです。


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