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今のあなたのやりたいことは、今の自分を褒めることです。

自分のやりたいことがわからない人は時代と共に急増していると思います。情報がない時代はやりたいことも大体環境で決まっていたのかもしれません。今の時代、情報が溢れ、手軽にチェレンジできる環境も整いつつある中で、昔より知識の吸収や行動へのハードルは下がったはずなのに「やりたいこと」がわからないという人は急増する原因は本当に情報が増えたせいなのでしょうか。

 

情報を手に入れられるようになって何が増えたのかというと、失敗のイメージです。これは私の見解ですが、情報が今よりも少ない時代は、成功のイメージの方が多かったと思います。ですが、人はネガティブな情報を受け取ることが得意な生き物ですので、失敗の情報やマイナスの情報を受け取ってしまっています。成功のイメージよりも多くの失敗をイメージするということは、やりたいことへの熱が冷めるのが早いということなんです。

 

 

やりたいことはやっている事実
 

やりたいことがわからないということが問題になっているのではなく、やりたいことをやってみたけど情報通りの結果になっていないので、続けたくなくなってしまっていることが原因です。これがマイナスの情報を受け取っている状態です。

 

やりたいことは何となくやっているはずです。ですが、良い結果を見過ぎてやる気がなくなるということが、やりたくないことに繋がる。そして、それを続けているとチャレンジすることが面倒になってしまうんです。

 

価値観の違う世代で、失敗に対する免疫がない若者は、すぐに諦めるという選択をしてしまいます。これは、わがまま病です。
すぐにハラスメントになんでも結び付いてしまう時代になり、自然にふるまうこともできない大人がすることと言えば、犯罪に近い行為。

 

正解はない時代なのは理解しているようですが、やってはいけないことまでぼやけてしまっています。これが、おそらくやりたいことをぼやかしてしまっている原因の一つと考えます。いじめが悪いことというのは誰でも子供の頃に教わっていることではないでしょうか。

 

いじめがなくならないのは、いつの時代も同じですが、それに立ち向かう教師のいじめが流行っているのではなく、教育者の教育の問題ということをもっと重要視していかなくてはいけません。カレーをやめてる場合ではないのです。

 

 

やりたいことを思い出す!
 

おそらくあなたのやりたいことは賛同を得られないでしょう。大きなチャレンジをした天才たちは周りの反対を押しのけて成果を出して来ました。周りが満場一致で賛成していたことでは世界は変わらないのです。

 

空を飛びたいという気持ちがあったが周りの意見でやめていたら、今の飛行機というものは存在していません。鉄が空を飛べるはずがないと言われていたからです。このチャレンジは子供の頃の希望だけではないでしょうか。

 

鳥のように空を飛びたいと思った少年時代があったからこそ実現したこと。やりたいことというのは、もうすでにあるのです。それが、情報によって邪魔されているから進まないのです。

 

飛行機がない時代にネットが普及していたら、成功パターンよりも失敗の危険性の方がネットを騒がせていたはずです。それだけ予算が掛かるのか、どれだけ危険なことなのか。このような情報が飛び回り、チャレンジしたいという気持ちをどんどんそぎ落としていってしまいます。

 

人はマイナスの情報の方が受け取りやすくなっています。これは、身を守るという人間の生存本能です。身を危険から守ることを一番に考えるのが人間の脳の一番の機能なんです。マイナスの情報を得ることは当たり前なんです。そこで人に迷惑をかけつつ、前に進む方法を考えながら開発を続けた結果、人のためになる成功を収めることができます。

 

やりたいことというのは、人が喜ぶこと、人のためになること。

ここに焦点を当てることで、自分のやりたいことが、自分だけのためになるのではなく、自分以外の人が喜べる内容になっていることで、情報に流されないやりたいことへの熱を保つことができます。

 

あなたのやりたいことはどれでけの人を喜ばせることができますか?

 

 

一番やりたいことを隠して二番を選択している!
 

一番やりたいことというのは、実は周りの賛同を得にくいのです。そして、二番目くらいのやりたいことはなぜか賛同を得られます。それを脳は錯覚を起こします。自分のやりたいことはこれなんだ。と二番目に没頭してしまいます。

 

夢に向かってチャレンジする、好きなことをして生きていく、そんな輝かしい印象を与えます。また、自分自身も、困難を乗り越え努力しながらも、自分らしく生きていくというチャレンジにやりがいを感じて行きます。

 

ですが、二番目にやりたいことの中に一番やりたいことでしか得られないものを期待してしまうため矛盾が生じてきます。

 

これは、一番やりたいことだと思っていたけど、二番目くらいにやりたいことで何かを達成したとしてもしっくりくることはありません。一番やりたいことは他にあるからなんです。

 

どうでしょうか?

一番欲しいものが買えなくて、我慢して二番目以降のものを手に入れて、一番に匹敵する満足感を得ることができるでしょうか。100%とは言いませんが、できないと思います。何が重要かはわかると思います。期待しないということです。一番ではないけど欲しいものが手に入ったという線引きです。

 

表面では自分を騙すことができても、感動は騙せません。
無理に騙さなくていいので、今の状態をステップと考えてみましょう。次は一番を手に入れるという熱を持っておくこと。それを忘れないこと。

 

夢はいつか叶うようになっていますが、ステップを踏んでいないといつまでも叶いません。一歩ずつでも近づいている自分をもっと尊敬してみましょう。

 

今の自分を褒めることが今のあなたの一番のやりたいことです。

 

最後までありがとうございました。



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