社会福祉法人やまがた市民福祉会 ~職員の徒然日記~

とかみ共生苑、あかしや共生苑、2つの高齢者施設を運営しております。 ホームページ ht…

社会福祉法人やまがた市民福祉会 ~職員の徒然日記~

とかみ共生苑、あかしや共生苑、2つの高齢者施設を運営しております。 ホームページ https://www.y-shiminfukushikai.org/ Twitter https://twitter.com/ys_fukushikai

最近の記事

仲良くなる秘訣

新しく入居されたA様は100歳を超えていらっしゃいます。 席の近い利用者のB様と会話が弾んで仲良くなったようで、折り紙で作った駒をもらっていました。 その後、しばらく時間が経ち、B様が部屋へ戻ろうとすると、「さっきは素敵なものを、2つも。ありがとうね。」とお辞儀をしながら仰っていました。 相手の趣味や得意なことを通して繋がり、些細な場面でも「ありがとう」を忘れないコミュニケーション力は流石だなと感心させられ、素敵だなと心温まった場面でした。 特養ヘルパー 

    • 感謝の気持ち

      Aさんが敬老の日に「いつもお世話になっているから…」と職員一人一人に、折り紙で作った飾りをプレゼントして下さいました。 毎日お部屋でコツコツと作って下さっていたそうです。 敬老の日に感謝するのは私達の方なのに、Aさんの優しい気持ちにとても心温かくなりました。 特養ヘルパー

      • 季節の変わり目

        近頃、入居者様で入院をされる方が多くいらっしゃいます。 大雨で急に気温低下のあった9/21~の3連休は体調を崩される方がいて大変でした。 これも低気圧のせいでしょうか?  季節の変わり目です。気を付けましょう。 医務室

        • コミュニケーション

          入居者のAさんは職員の問いかけに対して何か言葉にして話すことが難しい方です。 先日のお茶の時間、いつものように「美味しいですか?ゆっくり飲んでくださいね」と問いかけると、私の方を見て、何か言いたそうに口を動かしています。 「何かお話したいのですね」というと静かにうなずいて下さいました。 言葉で返すことは難しくとも、いつもアイコンタクトやしぐさでAさんなりにコミュニケーションを取ってくれていたのだなと実感しました。 特養ヘルパー

          利用者様の見守りに支えられて

          私がとかみに入職する以前からSSを利用されているA様。 ある日、オムツ交換の最中に、 「たくましくなったね。」と声を掛けてくださいました。 自分では入職時から何か変わった自覚もなく、「そうですか?」と返すと 「うん。変わったよ。あなた。えらい。」と仰ってくださいました。 その言葉に嬉しく思うと同時に、ご利用者様は常に職員のことを見守ってくださっているのだなと身が引き締まる思いでした。 ショートステイ ヘルパー

          もはや食欲の秋

          9月に入り、猛烈な暑さとの別れを予感するようになりました。 そんな中、介護予防デイサービスでは、利用者やサポーターさんのレシピで、自宅から持ち寄ったシソの葉でシソ巻作りを行い、富神山のふもとで摘んだ笹の葉を使って柚餅子作りを行いました。 果物や芋煮会など秋の味覚の話題は限りを知らず、すでに食欲の秋全開です!! ふれあいセンター職員

          花火

          中庭で花火をしました。 強い雨が降り今日は出来ないかなと思いましたが、雨が止み行うことができました。 私が火をつけたので家の内の様子は分かりませんでしたが、家の内に戻ると「綺麗だっけよ。ありがとう。」と話して下さいました。 去年も楽しまれていた方なので、また来年も花火を一緒に楽しみたいと思います。 グループホームヘルパー

          あなたが来てくれるから

           ご自宅で一人暮らしのAさん。最近は夏バテのためか、気も弱ってきたとお話しされていました。ショートステイご利用中も何かと気になってしまうようで、心配事が増えています。    そのような姿を見ていたため、何度かお部屋にお伺いすると「あなただけだよ、こんなに様子を見に来てくれて。安心する、ありがとね。」と笑顔でおっしゃってくださいました。  私にとっては当たり前の事でしたが、Aさんにとっては、とてもありがたい事だったようです。  ショートステイ ヘルパー

          昔ばなし

          入居者と出身地の話になって、その方は東京であると教えて下さいました。そして思い出されたのか、空襲にもあったし、女工として働いたこともあった「こんな作業まだ覚えられないのか。」と工場長に怒られた、と笑いながら話してくださいました。 機会があればもっと話を聴いてみたいと思いました。 特養ヘルパー

          優しい言葉

          体調を崩されて点滴をすることになったAさん。 点滴の説明には快諾して下さいましたが、針を刺すと「痛いー。」との声。ですが、「まだだが?終わったか?ありがとうな。」と、終わるまでお身体を動かすことはなく、優しい言葉が続きます。 Aさんはその日のうちにお元気になり、いろいろなお話をして下さいます。 痛い思いをさせてごめんなさい。すぐに回復なさって本当に良かったです。 医務室 看護師

          感謝の気持ち

          入浴日でない日は両足を洗い、軟膏を塗る入居者様がいます。 私たちはケアの一環として当たり前のように日々おこないますが、 毎回「ありがとさま。あんたたちだけだ。こんなごどしてけんの」 と感謝の気持ちを伝えてくださいます。 グループホームヘルパー

          久しぶりの歌声

          いつも穏やかで物静かな入居者のAさん。 声をかけるといつも素敵な微笑みを返して下さいますが、声を発することが少なく、面会に来られた娘さんも「ばあちゃんさっぱり話さねね。」と毎回寂しそうに話していました。 先日、ヘルパーが隣で歌うと、Aさんも一緒に大きな声で歌ってくださいました。「あら~、ばあちゃんの歌何年ぶりに聴いたべ。」 娘さんも驚かれ、その後一緒に何曲も歌っていかれました。 歌の持つ力と、声が聴けることの喜びを改めて感じたひと時でした。               

          食べたいものを食べる

          本格的に暑くなってきました。暑さの影響で食事摂取量が少なくなり、心配なご利用者がいらっしゃいます。 「けーけー(食べろ食べろ)言われると、余計にくだぐない(食べたくない)」とおっしゃいます。 「まま(ご飯)くだぐない」と言いながら、アイスクリームは残さずにぺろりと平らげた可愛らしいA様でした。                       居宅ケアマネジャー

          交流が増えて

          入居者の方々は、なかなか隣のユニットと交流ができなかったのですが、コロナの制限も少なくなり、隣のユニットと交流が増えてきました。 そのことで趣味の歌や談笑が増えて、入居者様に生き生きとした表情が出てきています。 特養ヘルパー

          いつまでも忘れない

          「ここはいい所、山が見えて静かで気持ちいいね。」「花が咲いたね。」と毎日庭を眺めている皆さん。 スイカの苗を植え、花が咲き実になるのを楽しみにされていました。 「庭にカラスが入ると思ってたんだ。」とまだ熟していないスイカ2個が見事に突っつかれ、無残にも穴が開いていました。 「あーあー、カラスめ‼」残念な出来事でした。 グループホームヘルパー

          入居者さんと僕

          コールで居室に伺った時にご自分の若いころの仕事の話をしてくださいました。 看護師をしていたため、夜勤の大変さや、コールで何度も呼び出された話、当時の若い看護師は住み込みで働く場所しかなかったことなどを、ねぎらいの言葉を交えながら教えてくださいました。 特養ヘルパー