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具体と抽象#2

すっごく面白い。
表紙に書いてある「世界が変わって見える知性のしくみ」というキャッチコピーはまさのその通りで、まだ8章までしか読めてないが
同章の「議論がかみ合わないのは、具体と抽象のレベルがかみ合っていないから」という話はすごく納得した。

つまりは
・世の中を良くしたい(抽象)という意見に対して、(じゃあ具体的には)保育園をたくさん作って、税金下げて(具体)という関係があって。
(この例えもどうかと思うんだけど。まぁ、いいか)

抽象的な話をしている人に対して、いちいち具体例を出して反論するのはそもそも違うというのが第8章。

実例として出てきたのは
・リーダーはぶれてはいけない
・リーダーは臨機応変に対応しなければいけない。

この2つの意見は相反するように見えますが、実はそうではないという話。

ぶれてはいけない > 抽象LVの話。(本社)
臨機応変にしようぜ> 具体LVの話。(現場)

ああ、本社と現場で例えたらなんかしっくりきたわ草。

政治家の発言とそれにいちいちかみつく人たちの議論(?)も、結局この考え方で説明がつくんじゃないかなと思った。

自分の考えた抽象的な考え(公約とか)をどう具体化するか。
私はこう具体化しましたー。もしくは抽象的な部分は変えてないけど、具現化する方法を変えましたーって有権者にうまく説明出来ないから、もめたりするんだろうなーって思ったり思わなかったり。

ひろゆきも論破が上手いように見えるけど、あの人は具体のLVでひたすらつっこんでるだけのようにも見えてきたんだが、どうなんだろう。

抽象がえらい
具体がダメって訳じゃない。

抽象の下位概念が具体。抽象を具現化したものが具体。具体の上位概念が抽象。

明日この本勝手こよーう。なぜなら明日は図書館に行けないから。


というより、止まったガスなおそうぜ。


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