練習#1 アンダークラス

アンダークラス 橋本健二 ちくま新書

読んでからしばらく経っていたから、もう一度軽く、さらっと読み返してみた。

Q1:読む前と読んだ後で変わったこと。
A:社会階層を考えた際、労働者階層の下にアンダークラスという永続的に貧困から抜け出せない層がいます。本書はそのアンダークラス層について様々なデータを用いて分析しているのですが、何分書いている事は大分忘れました。 ただ、アンダークラス層がいる事は実感として知っていた(というか、労働者階級の中でも格差がある事は周知の事実として知っていた)し、何より自分が長い事その層にいたので「今更言われなくても」って感じだったのですが、データとして客観的にとらえる事によって、いち社会階層として、高い視点から、彼らを見ることが出来るようになりました。

長らく借金生活していたこともあり、こういう本(社会階層や貧困の本)は自分事みたいに捉えるところがあります。 これもひとつのレンズですね。

Q2:おすすめするポイントは?
A2:世の中にいる低所得者層の実態を知ってほしいです。たぶん、みなさんが想像している以上にきっつい。生活がきつい。データにも表れている。飯と寝床があればいいじゃんみたいな、認知構造を彼らは持っていない。いろいろな調査結果がこの本に出てくるが、世の中を幸せに感じるかどうか?アンケートも低所得者層の方が低かった(気がするし)、病気になる率も低所得者層の方が多かったはず。

まじ労働者ぴえんだぜ。


感想。
誰かにおすすめする前提でnoteを書くと、いろいろ思い出すなあと思いました。いや、これも聞いてくれる人がいるからなのです。本当にありがとうありありがとう。

今度もう一度読んでみようかな。 

続きは明日にでも。

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