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昭和42年男のカルチャー日誌

先日、BS日テレ「ぶらぶら美術・博物館:世界を魅了した天才絵師・渡辺省亭 知られざる全貌〜ドガも驚嘆!鮮やかな花鳥画から、国宝・迎賓館の七宝額原画まで〜」を視聴。本年4月17日来館鑑賞した「東京藝術大学大学美術館:渡辺省亭 欧米を魅了した花鳥画」展。最近、新味のある企画展は正直、美術史家・山下裕二先生が絡んでる印象があります(個人の感想)。本企画展でも関与されており、番組内でも解説者とした出演されてました。明治から大正にかけて活躍した渡辺省亭。省亭は明治11年、パリ万博に作品が出品されて、日本画家として初めて渡欧しました。印象派のドガやマネ達と交流もあり、彼らの作品に大きな影響を与えた逸話が紹介されてました。彼の花鳥画は海外でも高い評価を得ていた様です。あと、迎賓館赤坂離宮の七宝額絵の原画、海外の美術館から里帰りを果たした花鳥画の代表作も紹介されていました。特に、パリ滞在時、ドガ君の目の前で即興で描いたという逸話の残る席画は印象的でした。

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