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昭和42年男のカルチャー日誌

2024年1月29日(月)会社終わり、丸の内線で池袋へ移動。
「TOHOシネマズ池袋:哀れなるものたち」を鑑賞しました。
「女王陛下のお気に入り」も結構楽しめた作品でしたので、巷の評価もありましたが、期待大の一作でした。
エマ・ストーンが名実ともに身体をはった演技で圧倒してくる感じでした。エログロ映像は御大ポール・ヴァ―ホーベン監督の十八番かと思ってましたが、ヨルゴス・ランティモス監督も負けてないなと思いました
(なんかエラそうですね、御免なさい)。

美術背景に関しては、ウェス・アンダーソン監督味も感じました。


キャラも相当クセ強でした。

エマ・ストーン演じる主人公ベラは紋切り型の社会的規範に照らすと、娼婦にまで身をやつすのですが、徐々に高貴なオーラを纏い始める不思議な女性を演じていました。
逆に彼女を広い世界に導いた筈の放蕩弁護士の荒み具合を観ていると、邦題の「哀れなるもの」=「男性性に捕らわれた連中」かと思いました。

ウィレム・デフォー演じるマッド・サイエンティストはベラに対して父性性を抱くことで、「哀れなるもの」に堕ちなかった感じです。
この映画で描かれた男性の殆どは「哀れ」でした。

翌日2024年1月30(火)会社終わり、丸の内線で池袋へ移動。
「TOHOシネマズ池袋:ゴールデンカムイ」を鑑賞しました。
基本的に漫画原作の邦画は観ないのですが、SNSでの評価がエラく高く、変節して劇場に足を運んだ次第(つまり山崎賢人主演作品は未見)。
原作漫画本は始めの数巻は読んでおり、大まかな設定は理解済。
「オソマ」の件は期待通りでした(誉)。
登場人物説明が簡潔にまとまって演出のテンポが良いため、冗長にならないうえ、事前情報なくても十分楽しめるクオリティに仕上がっておりSNSの評価も得心しました。
個人的には玉木宏演じる鶴見中尉と

山田杏奈演じるデュアリパ(違)「アシリパ」さんが推しになりました。

最後に前半の「二百三高地」の凄惨な戦闘(殺し合い)シーンを観て、昔の映画「二百三高地」まで観てくれる人が増えるとイイなと思いました(個人的には児玉源太郎推しです)。乃木は駄目だ。

前週2024年1月23日(火)会社終わり、丸の内線で池袋へ移動。
「池袋グランドシネマサンシャイン:カラオケ行こ!」を鑑賞しました。
脚本が野木亜紀子だったのが主因でした。
後輩の和田くんと副部長が良かったです。特に和田くん最高!!

3作品とも面白かったです。是非是非、劇場鑑賞をお薦めします。
あー、疲れた。

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