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焦らない日常

なぜか私はずっと焦っていた。
いや、今も、焦りはあるのかもしれない
この焦燥感は消えないものだと思っていた。
焦れば焦るほど何も出来ていない自分に苛立ち、自分を責める悪循環は治らない。

急に訪れた一週間の休日の後、仕事に行くのが嫌になった。それでも、前日の夜やらなければいけない仕事を思い出しながら、明日は6時起きだと自分に言い聞かせたが、目を覚ましたのは5時頃。まだ眠れると何度寝か繰り返す。目を覚ますものの起き上がれない。

もういいや。準備は出来ているんだから、家をでる30分前、7時30分まて寝てしまえ。
そう決めるとなんだか気持ちが落ち着いた。
焦燥感が、すっと消えた。

それから私は7時30分までは、眠ることに決めた。目覚ましの設定も変えた。
そうして気がついたのは、私はどれだけ緊張しながら眠っていたかってこと。何度も起きてた。酷いときは、夜中2時や3時に起きて、今何時かと確認する。だから結局起きたい時間にはしんどくて起きられない。朝早く起きて朝活でもするのが私の理想だった。だけど出来なかった。毎日自分を責めることから1日がスタートしていた。
出来なくて大丈夫だ。
一人暮らしで家を出る2時間も前に起きる必要はなかった。沢山の理想や、やらなくてはいけない事を、並べて、苦しんできたけど、絶対やらなきゃいけない事以外は対して必要のない事だった。

頭のごちゃごちゃが消えていく。
理想を追い求め、沢山のインプットをしてきた。
情報過多だ。絶対やらなきゃいけない事だけ決めて。後は別にいい。シンプルにシンプルに。


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