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報償(ボーナス)と忠誠心

先日、ボーナス支給日だった。

明細を見ると、評価がいつもより上がっており、それに応じた金額分が上がっているようだったので「あれ?」と思った。

フルタイムで復帰したとはいえ、春から夏にかけて、2週間ごとに子供の発熱等で急に休んでいた。勤続年数は10年になるが今の仕事の経験は1年に満たず、他の人に頼ってばっかりだったし・・・

なので、いつもは、この評価の普通なことに不満で、一人で盛り下がっていたのだが、今日は身に覚えがなさすぎて、評価が高くても逆に怖いというか、申し訳ない感じがした。

私は過去に1度だけ、当時の職場のいざこざに巻き込まれた時に、評価が上がったのしか記憶がない。働きぶりはその前後で変わっていなかったから、これは、働きそのものではなく、「ごめんね」という意味合いと解釈した。

今回も、働きそのものに対してというよりは「頑張ってね」というような意味合いと捉える。

評価はそういうふうな使われ方をしている訳なのだが、今回は、自分のような性分の者bには意外な効き目を生じた。

妙に居心地が悪い。

つまり、もらいすぎな訳で、返却できない以上、寄付するか、それとももっともっと働かないと、と思ってしまう。上司の頼みは断れない。これが「忠誠心」というものか。そう思ったボーナス日でした。

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