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【コミュニケーション】 なんで通じないの?!

1月半ばから新しい職場に入り
不思議に思うことがあった。


仕事の説明を受けて
分からない部分を質問すると
「あの人(私のこと)はすぐ質問するよね」と言われる。

<その説明では不足していて分からないから
 質問をしているんだけどな・・>


指示された仕事を終えると
「ここ、違いますよ!
 ここはこういうルールなんです!」
と強い口調で言われる。

<え?そんなオリジナルルール
 先に伝えられてないのに
 どうしてそんな怒られるんだろう?!>


そして・・
外からの問い合わせに対しても

「なんで分からないんだろうねー!」

「あの人(外国人)たち、何度質問しても
 全然話が通じないから1人あたり
 15分もかかっちゃった・・・」

職員さん達から
そんな言葉が何度も何度も聞こえてくる。

<そりゃぁ、あの説明では伝わらないよ?!>

<外国人に対して、日本語能力検定を持ってるとはいえ
 一度伝えて分からなかったら、熟語で言わずに
 易しい日本語に言い換えて言ってあげたらいいのに・・。
 どうして伝わらないこと分かってて
 5度も同じ言葉(熟語)で質問するんだろう?!>


私には、職員さん達の言葉や態度の方が
不思議で不思議でならなかった。


そのためにお客さんが1−2人
キャンセルをされた。


ただ「日本語」に問題があっただけで
そのお客さんの将来への潜在性を考えると
「逃した魚は大きい」かもしれないのになぁ・・
とわたしは思ってしまう(知らんけど)。


そこでハタと気づいた。

「自分の伝え方に問題がある」
ことにさえ、気づいていないのか?!


「無知の知」とは
ソクラテスの言葉と言われているけれども
この言葉の深さを改めて思い知る。


「コミュニケーションは大事だよね」
「コミュニケーションはスキルだから身につけられる」
今はそんな世界にいるわたしにとって
コミュニケーションがうまくいかないことは
自分がどう改善するのかを考えるものである。

けれども
それ以前に
「自分のコミュニケーション能力に問題がある」。


それに気づくことが第一歩なんだなぁ。


当たり前なようでいて
盲点かもしれない。

大きな気づきに興奮した瞬間だった。


そして
職員さんに伝えさせてもらうことで
事前説明がなかったオリジナルルールを
わたしが知らずに処理をしたことに対して
怒られることはなくなった。


しかし
説明が丁寧になることはないし
「それが当たり前」と他の人は言う。

最初に丁寧に説明しておけば
コミュニケーションを円滑にしておけば
生産性が上がり
お互い気持ち良いと思うのに
不思議だなぁ・・・。


久しぶりに
日本の「一般的な」職場で
働かせてもらい
不思議を楽しんでいる^^

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