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母として「息子達の全てにYESを言う」 父親との再会



タイトルは私が作った
ミッション・ステイトメント
母の役割の言葉。


そう。

私は、
息子達に言われたことは
全てにYESを言うことを
前提にしている。


私が一番試されたのは
息子達から「お父さんに会いたい」
と言われたことだった。


専門家にもDVと指摘され
可能なら
家を出ることを勧められたことで
息子達を連れて家を出た。


調停で養育費の支払い拒否など
色々あり
裁判官のアドバイスにより
離婚だけを成立させ音信不通14年。


離婚後は息子達の
トラウマケアにも数年を費やし
息子達と一緒に
DVや社会構造上の問題を学んだ。


私は当時小学生の息子達に伝えた。
「18歳になるまで、
 お父さんには会わせない」。


お父さんの話をすることは
オープンにしており
息子達の心に「お父さん」は
残していた。



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そして
19歳になった息子からの依頼。
「お父さんに会いたい」。


正直なところ
私は息子からの依頼がなければ
一生、連絡を取らないつもりだった。


息子の父親として
どこかで幸せならいい。
そんな思いだった。


息子から
まさかそんな依頼がくるとは
私は想像だにしていなかった。



大きく深呼吸をして私は答えた。
「分かった。
 連絡先を探すから少し時間を頂戴」。



そして
「期待しないように。
 再婚して新しい家庭があるかもしれないし
 『今さら、なんだ!』と言われるかもしれないし
 お父さんが必ずしも『会いたい』と言わない
 可能性もあるから、
 それは心しておいてね」
息子達に事前に伝えておいた。



3日くらい放置してたら
息子から催促があり連絡先探し。


そして
連絡先を探し
連絡をとった。



突然の連絡にも関わらず
元夫は喜んでくれた。



連絡先を息子達に伝えて
息子達に自由に連絡を取り
会うようにさせた。



私もかなり心揺らいだけれども
息子からの依頼なので
父親(元夫)と
連絡を取らない選択肢はなかった。


なぜなら
子どもの意思を尊重することを
最大限優先した
子育てをしてきたから。

「息子の全てにYESを言う」

私にとって究極の案件だった。



結果として
今は息子達は父親・祖父母と
良い関係を築き
遊びに行ったりしている様子。



この方針があったからこそ
選択に悩まず
結果オーライとなった。




「お母さん、離婚してくれてありがとう。
 そして、お父さんと会わせてくれてありがとう」。
息子の言葉。

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