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ビジネスモデルのフレームワーク

こんばんは。がくです。
今回はビジネスモデルのフレームワークについて、学んだことを書きたいと思います。現在の時刻は22時15分です。昨日より余裕あります。では、張り切って参りましょう。

早速本題に入りたいところですが、フレームワークってめっちゃ図使うので、書く事ないんですね。てなわけで7:3くらいの割合で関係ない話をかいていこうと思います。(どっちが7でどっちが3かは書いてみて考える)

前回のおさらいをすると、ビジネスモデルは金儲けの為の物じゃないんだよ、もっと広い意味でいろんなことができるんだよという話でした。
あくまでもビジネスモデルはどのように価値を創造するか、その価値をどうやって顧客に届けていくかを表したものです。なので、何のためにどんな価値を提供したいかによってそれはめちゃくちゃ便利にもな道具にもなるし、ただの理想論にもなるわけです。

話はだいぶ戻って、就活をしていた時(今からちょうど一年前ですね)
「御社の理念に共感し~」と口の形を覚えるくらい言葉にしていましたが、あれを本気で言っている就活生はどれくらいいたのでしょうか。本気で言っていた就活生は今もきっと会社の理念はミッションを果たす為にやりがいを持って仕事をしているはずです。これは本当にすごいと思う。

なんかこの書き方だと煽っているみたいに聞こえるかもしれませんが、割と本気で思っています。今までやりがいを感じて何かをしたことがなかったから。プロフィール写真はボランティアサークルでネパールに家を建てに行った時の写真なんですが、もちろん「貧しい人達を救いたい」とか「異国で生活する事」で成長したいなどといった確固たる信念があったわけではなくシンプルに面白そうだったからです。なんでわざわざ大金を払ってネパールに行って、家を建てるという労働をしに行くんだ、バカじゃないか。そんなバカな経験出来たら楽しそうだなと思っていきました。(5分に一回停電する、シャワーの蛇口に電流が通ってて関電するなど面白い体験ばかりでした)
この話はネタが尽きた時に話すとして、昨日のおさらいに戻ります。
要するに、仕事でもなんでも、目的があるからこそ初めて効果的な手段を使えます。金を稼ぐという目的でもいいですが、社会的に意味のある価値を創造したいと思った時にビジネスモデルはその価値を顧客に届ける為に有効な手段になります。では、どうやってビジネスモデルを作っていくのか。
今回はフレームワークを使ったビジネスモデルの作り方を学んできたので紹介したいと思います。

今回も参考書は井上達彦さんの「ゼロからつくるビジネスモデル」です。
(いつかこの本のおかげで今の自分がありますとか言いたいな。いや別に需要ないか。因みに一番好きな本はFさんの「真夜中の乙女戦争」です。好きすぎて初めて同じ本を三回読みました。#Fさん好きと繋がりたい)

直ぐ脱線しますがご愛敬という事で、ビジネスモデルのフレームワークの話に戻すと、ビジネスモデルのフレームワークは主に2種類に分けられるのです。
①要素に注目したもの
②関係性に注目したもの
なんのこっちゃわからないと思いますので、説明させて頂きます。
まず①には事業コンセプトがあります。事業コンセプトとは、誰に対して、どんな価値を、どの様に届けるのかを端的にまとめたモノになります。

前回のスノーピークの例を紹介すると、高収入で、健康志向の高い顧客に対して、品質が良く、高価なアウトドア製品をアウトドアの知識と経験を持った社員がセットで届けるという風になります。これがスノーピークの事業コンセプトです。だいぶ自分でアレンジしたので、確かめたい方はぜひ本書をお買い上げください(笑)

この様に事業の要素を言葉で伝えるというフレームワークがありますが、これには弱点があります。それは、言葉で書く為、言葉に力込めないと伝わらないという事です。更に自分の様な、言語化能力が著しくない人の解釈が入ってしまうとなんだかわからないモノになってしまいます。またどんな価値をどの様に届けるのかに関して、関係性を表すのが難しいくなってしまいます。事業内容を知らない人から見ると、その価値はその手段では届けられないでしょと思ってしまう可能性があります。

そこでこの事業コンセプトをもう少し詳細に書いたものが4つの箱です。これはもう少し細かい内容で、顧客に対しての価値提案、利益方程式、主な業務プロセス、主な経営資源と言った4つの要素をサイクル上に並べて関係性をわかりやすくしています。先程の事業プロセスより、それぞれの関係性が分かりやすいです。そしてこの4つの箱を更に詳細に書き表したモノが、ビジネスモデル・キャンパスです。

このフレームワークは9つからなる要素をコスト面と利益面で網羅的にあらわしたモノになります。この9つを一つ一つ紹介していたら寝落ちすると思うので割愛しますが、このビジネスモデル・キャンパスは最も詳細にビジネスモデルを表したモノになります。そしてこのキャンパスの作り方が面白くて、仮説・検証を繰り返して何度も修正し、作り直すモノなのです。その行為が油画の色を何色も重ねる作業に似ていた事からキャンパスという名前が付いたとかついていないとか。

そしてこのビジネスキャンパスは、より洗練されたビジネスモデルであればあるほど読む人が変わっても納得できるものとなります。それはすべての要素に論理があるからです。こんなキャンパス完璧に書ける様になりたいな。西野さんは書いていないだろうな、、絵で表現するのかな。

以上の3つのフレームワークが要素に注目したものです。お気づきの通り、これらのフレームワークは言葉で表を埋めていく為、他の要素との関係性を表すのが難しいという難点があります。

さて次に紹介するのが、関係性に注目したフレームワークです。
これには2種類あります。一つは価値交換図というものです。主にサービスを提供して収益を得る関係や業者から原材料を仕入れて対価を支払う関係などが表されています。この価値交換図は先程紹介した要素に注目するフレームワークとは違い、自由度が高く、他者とのかかわり方、価値の届け方などが視覚的に表現できるものになっています。おお、こっちのほうが自分に合っている!俺でも使えそう!

しかし、このフレームワークだと自由度が高い分書く人によって表し方が統一されなくなるといった問題があります。実際にコンサルタント(業務のプロ)100名に書かせたところ多種多様なビジネスモデルの表し方があったらしいです。

この問題を解決したのが、ピクト図解というものです。このフレームワークと価値交換図の大きな違いは、使用する図形(オブジェクト)に意味を持たせた事です。人のマークは顧客、四角は会社、○はサービスといった形でそれぞれ意味を定義し、そのルールの中でビジネスモデルを表せる様にしました。そして、吹き出しを補足情報として使う事で、図形で表す際に詳細に書く事も可能にしました。

このフレームワークを提唱した人によると、世の中にある、ビジネスモデルは主に9つの形に分類分けできるらしいのです。実際に本書で見てみてほしいのですが、確かに思い描いたビジネスモデルは殆どこの9つのどれかに当てはまりました。
(すご!じゃあ街中を歩いて、目につくサービスをビジネスモデル化させて、この9つの種類に当てはめて理解するっていう癖を付ければめちゃくちゃ理解が深まるんじゃね。いやそれ変態、変人か)

今まで紹介してきたフレームワークについて、著者はそれぞれ場合によって使い分ける事をお勧めしています。詳細なビジネスモデルの内容を網羅的に書きだしたいときはビジネスモデル・キャンパスを使う。また、ビジネスモデルに登場する人達の関係性を可視化して理解したいときにはピクト図解を使用する。など、それぞれ得意、不得意、好き嫌いはあると思いますが、適切なタイミングで使用すれば、ビジネスモデルをわかりやすく伝える、理解する為の最強の武器になりそうだなあと思いました。

そんなこんなでビジネスモデルのフレームワークを紹介しました。ほぼ真面目にしゃべっていたのは最後の方だけですが、、
今までの内容で、ビジネスモデルとは何ぞやという説明が終わりました。
明日からはいよいよビジネスモデルの作り方について紹介していきたいと思います。
それではまた明日お会いしましょう。アディオス。(オードリーめちゃくちゃ好きです。#リトルトゥースの方仲良くしてください)





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