ここまで来てビビってんじゃねーよ

KADOKAWAはカク甲受賞者のSNSもチェックしてるかも、なんてツイートを見かけて弱気になりました。

ああ俺、この名義でデビューとかできないかもしれない。こんな不安定でヤバイ思想の持ち主、だれも公認してくれないだろうし、自分のやりたい活動をやればやるほど、メジャーからは遠ざかっていくんだろうなって。

別名義を考えました。なるべく雨乃よるるを知ってくれている人にわからないようにしようって。その名前で公募も出そう。雨乃よるるは若気の至りでおしまいにしようって。

同人雑誌で、めちゃくちゃ参加したいのがあるんです。すごく憧れで、今のところプロの方ばかりで作られた雑誌なんですけど、もしかしたらアマチュアも参加できるかもしれなくて。でも、そこに寄稿するってことは、SNSの発言とか全部気をつけなきゃいけないのかな、とか。

でもそんなんじゃないだろって、思い直しました。そんなことがしたかったんじゃない。俺は俺、私は私、雨乃よるるは雨乃よるる。書籍化がしたかったんじゃない。有名になりたいとかでもない。ただ自分の表現方法が小説しかなかったってだけなのに、小説のために自分の心を棄てて繕ったら何が残るんだろう。

こんな私を、全部さらけ出してもなお好きになってくれる誰かに、少しでも恩返しをしたかった。救いたかった。

出版社にも、同人雑誌の方にも、嫌われる覚悟で全力で刺しに行って、認められてこそ本物だと思っています。それは個性の刃であり、思想の刃であり、人ひとりが生きていくために必要だった方法論の刃です。

歌い手ゆきむら。の活動が憧れでした。先日ライブに行って、その思いはより強くなった。俺は不信のなかで綴られた文章が商売のタネになるのは嫌です。俺を好きになってくれる人に本当に伝えたいことを書きたい。

使い慣れない一人称で苦戦してますが、これも雨乃よるるの一部です。

だれに嫌われたって、ここに生きていることを本当の意味で認められるように、なりたい。居場所を得たい。等身大のままもっと世界へ飛びたい。

だからこうやって書いてます。自分の気持ちをなるべく全部。

これから賛否両論あることだらけたくさんやっていきたい。書きたい作品が、伝えたいことが山ほどある。今はこんなに弱い私ですが、いつか等身大のまま、最強になりたいと思います。できなかったらごめんね。

でも、自分の「書く能力」が悪用されるような、売り方、読まれ方、伝わり方は絶対に嫌だから、どうにかして、私のまま書いていきたい。私のまま、を作品でうまく伝えられるようになりたい。繰り返し伝えたい。くどくなっても、ちゃんとわかり合えるように。

わかり合えるとか本当の自分とか、幻想だ、そんなものを求めるのは幼稚だっていう人もいるかもしれません。知らねえよ。僕は幼稚なものを求め続けた先にやってよかったがあることをすでに知ってるんだから。周囲360°敵なし、すべて君か味方か踏み台です。

お疲れぇええ!!

よるるの今後に乞うご期待。

もらったお金は雨乃よるるの事業費または自己投資に使われるかもしれないし食費に消えるかもしれない