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yrkです。東京生まれ、郊外在住。 アート、音楽、読書などについて書いていきたいと思…

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yrkです。東京生まれ、郊外在住。 アート、音楽、読書などについて書いていきたいと思います。

最近の記事

トクマルシューゴのライブ『Night Piece完全再現+α』を鑑賞(2014年)

トクマルシューゴ氏のデビューアルバムであるNight Pieceの再現ライブに行った。 舞台美術がかわいい。音楽だけでなく様々な方面に博識で、探究心があるのだろうな、と改めて思った。 映像からスタート。 トクマルさんについてバンドメンバーが語る。 そしておなじみのメンバーと登場。 1曲目から順番に再現。 本人曰く、曲の並びがあまりにもライブ向きではなく、自分としてもお客さんとしてもつらいwと。 ものすごく忠実に、そして丁寧に演奏される。 このファーストアルバムは指紋だと

    • 「怪我や病気を体験して良かった」というストーリーを求める心理。 頭木 弘樹 著 / 食べることと出すこと

      あるアスリートの方が、大怪我から復帰した際に、インタビュアーに誘導されるような形で「今では怪我をして良かったと思う」と発言していた。やや違和感を感じた。 そのアスリートの方のリハビリの様子は壮絶で、とても「良かった」と言えるものではないように見えたからだ。 しかも、競技生活数年を棒に振っている。 そのインタビューを見てから、この「怪我や病気を経験することで、むしろ良い人生になった」という妙な思い込みや、周りからそう言わされてしまう何らかの圧力については、疑問を抱いていたところ

      • MoCA Taipei 台北当代芸術館で見たCai Zhisong 蔡志松の展示(2013)

        2013年訪問。 このミュージアムはネットでのかすかな情報を頼りに訪問した。 レンガ造りの建物で、番号が割り振られた部屋ごとに展示を見て行く形式は、ニューヨークにあるMOMA別館のPS1(小学校の跡地を美術館にしている)をミニマムにした印象だ。 参考にしているのかもしれない。 調べると、こちらも1919年に建てられた小学校だったとのこと。 外観は趣があり、館内もリノベーションされておりすごく綺麗。 今日も台湾のアートシーンを盛り上げている事だろう。 今回、MoCAで展示さ

        • スザンヌ・ヴェガの来日公演に行く(2018)

          2018/8 80年代にデビューしたSSWスザンヌ・ヴェガの作品は折に触れて聴いてきた。 簡素に見えるが確かなギターの演奏技術と、歌に描かれる様々な人間模様は、大げさな演出とは無縁で、それゆえその世界観を身近に感じることができるものだった。 前回来日時、かなり迷って別のライブに行ってしまったので今回が待望の初ライブとなった。 整理券番号が結構早かったので、いい席で見られるのでは?と思っていたが、良席に案内された。 ビルボードの音響の良さを考えれば、どの席でもそれほど悲惨なこと

        トクマルシューゴのライブ『Night Piece完全再現+α』を鑑賞(2014年)

        • 「怪我や病気を体験して良かった」というストーリーを求める心理。 頭木 弘樹 著 / 食べることと出すこと

        • MoCA Taipei 台北当代芸術館で見たCai Zhisong 蔡志松の展示(2013)

        • スザンヌ・ヴェガの来日公演に行く(2018)

          関係性の美学、リー・ミンウェイ展 /ティム・バートンのポラロイド写真(2014)

          2014年 森美術館で鑑賞 台湾出身のミンウェイの作品は2012年頃、銀座の資生堂ギャラリーで見た事があった。 手紙や贈り物をテーマにした、どこかロマンティックで、現代アート的な難解さを感じさせない作品。 自分も周りの人たちと一緒に作品に参加しながら、きもちがほぐれるような温かい展示であった。 リー・ミンウェイは、90年代以降の「リレーショナル・アート」「関係性の美学」という流れの中で注目された人であるらしい。 人との関係性の難しさ、未知さ、面白さは誰もが抱えているもので

          関係性の美学、リー・ミンウェイ展 /ティム・バートンのポラロイド写真(2014)

          自己紹介とnoteでやりたいこと(随時更新)

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