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「INFJはカメレオン」ってどういうことなのか ー実例 INTJ・ISFP・ISFJ・ESFJ・ISTJ・INTPと一緒にいる時-

INFJはカメレオンのようってどこかの記事に書いてあるのを読んだことがあるけど、確かに一緒に居る人によってテンションとか話す内容とかが違う。

やってる感覚としては、無理してる訳では全然ない
相手のことが好きであれば、ゲームが好きな人とならゲームをしてたらいいし、バスケが好きな人とならバスケをしてたらいいし、将棋が好きな人となら将棋をしてたらいいやって感じ。

っていうことで、どんな具合にカメレオンなのかを見に行きます。
書ける範囲で書いていきます。身近にいるタイプと私について。

INTJ

このタイプと一緒に居る時の私は、淡々としてる。
世間話はほとんどしない。だいたいINTJが題材を提示して、それについて話し合う。

なんて言うと、つまらなさそうって思うかもしれないけど、そんなことない。話してる内容が結構ふざけてるから。

「AIと恋愛はできるか」とか「もしスパイになったら」とか。そんな話を超真面目に話してる。お互いに「あなたならこうしてそう~」って妄想しあう。あと、こんなことしたい!って話したり。

こうすると社会からこんな反応が返ってきそうだよね。って言うと、やっぱ山にこもるわ。ってINTJは言う。二人で社会に頭抱えてみたりする。面白い。

楽しそうでしょ?ってそこは人それぞれか。

INTJは怖そうって思われることも多いらしいだけど、そんなことない。確かに意見はキレッキレだけども。
私のことをよく見てくれてるし、否定的なことを言われたこともない。
もしもを一緒に話すのはINFJにとって、とても楽しいことなのでINTJがいてくれてよかった。

ISFP

このタイプと一緒に居るときが一番テンション高い。一番何も考えずに感覚的に会話してる。なので、何話してるかとかあんまり思い出せない。

会話を楽しむっていうよりは、一緒に色々な体験をしてる。
前は一緒に朝市に行って、魚を仕入れてさばいた。YouTube見ながら。
さしみを作ったら、小骨が残りまくって、ロシアンルーレット…って笑いながら食べた。ISFPは小骨に当たる度に変顔してた。
ISFPって楽しい空気を作るの大得意だよね。いつも尊敬してる。

このタイプとは難しい話はしないかな。
今年は就活をしなくちゃな年だね。面接やだね。って話題で私が「なんかソの音階の声が印象いいらしいよ」って話したら「じゃあ今からソで話そう」ってISFPが言い出して、ソで会話しようとしたら、一言目からお互いにツボに入って会話どころじゃなかった。こんな感じ。有無を言わさずめちゃくちゃ楽しい。

ISFJ

このタイプと一緒に居る時は、穏やかに時間が過ぎていく。

普通の会話をしてる。主に最近あったこと。

ISFJの知り合いは何人かいるけど、なぜか私は全員のISFJの家族のことめちゃくちゃよく知ってる。会ったことないけど。ISFJは、昨日はうちの家族こんなことしてたよ~みたいな話をよくする。それにつられて、私もうちの家族がね~みたいな話をする。

あと、アニメとか漫画の趣味が似てるから、それについて話すことも多い。軽ーくだけどね。私の周りのISFJはオタクだけど、そこまで深いオタクでもないし、今週のアニメみた?あそこ凄かったよねー!みたいな感じの話をする。ハイキューとかワールドトリガーとか有名なところが好き。

相談ごとをしあう仲でもある。
ISFJは、情緒的なサポートもしてくれるし、こうしたらいいかもねってアドバイスもくれる。めちゃくちゃ真剣にきいてくれる。
ISFJが相談してくれることも。
INFJは進路の悩みをよく話すけど、ISFJは人間関係に悩みをよく話す。

特別なことは何もないけど幸せな時間って感じだな。
先の不安に焦ってることが多いINFJは、何事もない今に幸せを感じているISFJに憧れを感じる所がある。
私は縁側で茶啜ってるような空気が大好きなんだけど、ISFJはナチュラルにその空気を作ってくれる。

ESFJ

ESFJとの会話はほぼコント。このタイプとは、あまり長い会話はしない。短い会話を延々とする。ESFJは会話の引き出しが多いので、次々と話題が出てくる。これに関しては具体例を書くのが一番分かりやすいので、書いていきます。

ESFJ「今日のごはん何にしよう~」
INFJ「うちは鍋。父がネギ背負って帰ってくる予定~」
ESFJ「お父さんを鍋にするなよ~」
INFJ「(そういやそんな話だったなカモネギ…って思い出し、ハッとした顔をする)!。やばいね」
ESFJ「気付いてなかったのかよ笑笑」
INFJ「どんな笑 そんなホラーすぎる冗談言わない笑笑」

ESFJ「ご老人にモテそうだよね」
INFJ「まぁね(得意そうな顔)」
ESFJ「すごく肯定するじゃん笑笑」
INFJ「幼稚園のころ、一人で公園で自転車の練習してたら知らないおじいさんが毎日来てレクチャーしてくれたよ」
ESFJ「それは……危ないんじゃないんか?」
INFJ「(めっちゃ微笑ましい記憶だと思ってた)……たしかに」
ESFJ「何もなくて良かったわ笑笑」

って全部の会話がこんな感じ。
私の脳内はごちゃごちゃしてるし、あまり一般的な感覚を持ってないので、考えずに話すと色々なことが変になるのだけど、ESFJはそれに的確なツッコミを入れて会話を面白くさせてくれるので、ちゃんとした事言わなきゃって気負わなくていい。凄く楽。
ツッコミとボケを素でしてる関係。楽しい。
私の中でESFJっていうのは、THE普通の人(社会に受け入れられやすいの意)って感じなので、あ、普通だとそうなんだなっていうのを学ぶ。

ESFJは、言語化しなくても表情とか口調で表せばめちゃくちゃ正確に読み取ってくれる素晴らしい才能を持ってるので、適当な会話の時は、結構それに頼る。(INFJは言語化が苦手)
このタイプとは、あんまり難しい話はしないので、それでどうにかなるし、言語ばかりがコミュニケーションじゃないよねって思う。

ISTJ

ISTJは、INFJの真面目な面を引き出してくれる。

INFJは継続が苦手で、大して興味のない講義で毎週課題が出てくるとうんざりして、適当になる。でも根は真面目で理想主義だから、それは本当は不本意で、なんでもっと真面目にできないのって自分を責めたり、自己嫌悪したりしてしまう。

ISTJはそういう部分があまりない。やると決めたらやる。目の前の課題に一生懸命になれる生粋の努力家。メリハリがない事が嫌いで、ストレートに意見を言うタイプなので、ISTJが人に流されて不真面目になることは多分ない。

なので、課題とかする時に一緒にいると凄くはかどる。
他のタイプと一緒に勉強会とかすると遊び9割5分になるけど、ISTJとすると9割ちゃんと勉強してる。
取ってる講義が同じなので、週2回集まって一緒に課題をする。課題が終わるまでほとんど無言。話すのは、休憩の時と分からないところがある時だけ。

レポート課題が多いのだけど、ISTJとINFJは着眼点が全く違って、同じ課題読書を読んで課題に取り組んでも、正反対の結論が出てたりする。なので私は、ISTJが何を書いているのか気になって毎回読ませてもらう。ISTJも読ませてって言ってくれる。
ISTJの観点はINFJの盲点だし、INFJの観点はISTJの盲点なので、凄く勉強になってる。

一緒に頑張ってくれる人がいると、INFJは頑張れる。
気分にむらがないISTJはその相手に最適だと思うし、結構世話好きでもあるので、応援してくれる。

INTP

このタイプの友達はいないけど、姉がそうなのでそれについて。

私が喧嘩する唯一の相手が、このINTP。
INTPである姉が言うのには、他人の気持ちに共感したり、空気を読むことに必要性を感じないらしい。
ここらへんの価値観が正反対なので喧嘩になると、とても厄介。

なにで喧嘩するか。
うちは父がISFJなのだけど、どこまでも優しい。それに姉は甘えまくる。
それで父がたまに要求に答えてくれないと、姉は延々に父の部屋から出て行かなかったりする。そういう所が見てて目に余るし、何時間も家で争いが起こってるとうるさい。ので、我慢しきれず自分の部屋に帰れという感じのことをつい言ってしまう。
そうなると、姉の怒りの矛先が父から私にうつる。
口論が好きな姉は自分の言い分を話す。その内容があまりに勝手なので真向から否定してしまう。
喧嘩の開始。私も頑固なので一度言い出したらやめないし、長期戦の喧嘩になると、争い嫌いな父が本気で怒って2人とも父の説教をくらう。

でも、嫌いかっていうと嫌いではない。

上みたいに姉が人に迷惑をかけている時以外は喧嘩はしない。意見が違っても面白いくらいに思ってる。
2人とも人間への興味が強いので、同じ本とか漫画を読んで、感想を言い合って「そんな風に思うのか」って見えてる世界の違いにしみじみしたりする。好きな登場人物とか全然違う。
INFJは自分の気持ちとか考えの言語化があまり得意でないけど、INTPはせっかちでないので、根気よく待ってくれる。INTPの意見はINFJよりも現実を注視しているため鋭く、考えさせられることもよくある。

INTPについて話したいことがあるので、少し蛇足。
INTPは良くも悪くも人に流されない。
それでよく人と喧嘩になる。理論武装得意なので、余計に人と喧嘩する。
でも、倫理的でないかっていうと少し違う。
INTPは調和よりも自分の正義の方を大事にしてる。
いじめっ子に立ち向かう姉の話を何度か聞いたことがある。納得できないことには正々堂々と抗う。口喧嘩が強いので、なんとかしてしまうのだけど、事なかれ主義が多い日本は、そういう人に対して凄く冷たい。大抵、受け入れようとしない。
INTPは、実は人の態度に敏感で、嫌われたと感じると凄く落ち込む。 表に出さないので、それが理解されない。口喧嘩をよくするので、周囲からは無神経だと思われている節がある。それで、冷たい事を言われやすかったりもする。
INTPは不器用だし、感情を考慮しないし、親しくならないと正義の下にある温かい部分が全く見えない。
反対に、親しくなれば意外と単純だったり、温かかったりする所が見える。INTPとは、そういう魅力を持った人達であるように見える。
長々と何を書きたかったかっていうと、INTPが受け入れられる時代がきてほしいという思いを書きたかった(INFJも臭い物にされた蓋を開けていきたい気持ちは基本的に同じな事が多い。ただやり方が、INFJはまず相手の言い分を聞いたり、自分の言い分を聞いてもらうために信頼を得ようとしたり、INTPと比べたら凄くのんびりしてるので、同じことに気がつかない両者の構図が目に浮かぶ…😌)。

こんな感じなので、INTP相手だとINFJは自分の個性が全面に出る。
姉妹の関係だから、友達となるとまた変わってくると思うけど。

終わりに

確かにカメレオンと言われるのも凄く分かる。
Niの洞察力があるので、誰がどんな能力に長けてるのか、少し話すと分かる。それを使ってる感じがした。

でも、書いてて思ったのは、INFJが合わせている訳ではないなっていうこと。お互いに楽しいって思える箇所を見つけ出して一緒にいる。

INFJは、おどけようと思えばおどけられるし、真面目になろうと思えば真面目になれる少し柔軟な性格ではあると思う。ギラギラ個性的な振る舞いはしない。周囲に持たれてる印象は、温厚とか、真面目とか。空気を読んで行動する。こういう風なのが、カメレオンと言われる要因になっている気がする。

それで、最大の理由となるのは、自分を主張するよりも、相手の考え方を知りたいと思っている点であると思う。

相手の考え方を知れば、視野が広がる。それが自分の成長につながる。自分が成長すれば、自分の理想に近づく。
理想を追っていると色んな問題にぶつかるけど、それを解決できる力を、INFJはいつも求めている。そのヒントを他人が持っているような気がする。

例えば、私は困難に陥ると、それを得意とする人の思考をトレースしたりする。
あの人だったら、どうする???って。
すると思いがけない案が出てきたりする。凄く役に立つ。

ということで、相手の考え方を知りたい。そのためには、相手が得意な分野を一緒にするのが一番であるし、結局それが一番楽しい。
(バスケ得意な人と将棋やっても、本領は発揮されないし、楽しくない。みたいな感じ。伝われ…)

ってこんな事ばかり書くと、よく分からない人になってしまうけど、普通に、普段はこんなこと考えてない。相手と何をしようかな~って考えて、これが楽しいかなって感じ。ただ何故そうするかっていうと上に書いたようなことが理由に挙がると思う。

それと、INFJがカメレオンになる理由は、調和を大事にするからっていうのもあると思う。争いは基本的に嫌い。メンタル弱いので。

INFJは頑固なので自分の価値観に関する意見を曲げるつもりはないし、他者の意見を否定する必要性も感じない。
この意見の違いこそ、INFJが知りたい考え方の違いであったりもするし。
なので、INFJは意見の違いに出会った時「なんでそう思うの?どういう人なの?」って相手を知ろうとする。
(「それと」とか書いたけど、書いてるうちに収束した。結局、INFJがカメレオンな理由は、相手の考え方を知りたいって所だと思う)

INFJがカメレオンにならない時は、美徳に反すると思ったとき。
相手が自分の美徳に反してる場合も、基本的に否定はしない。
「私の理想は高すぎるし、この人達が普通なんだろうな」って思いつつ、黙って聞いてる。
でも、この人達が価値観を押し付けてきたり、同調を求めてきたりすると、楽しくないというか、苦痛なので、スッと離れることが大半。この部分に関してだけは、本当に全くカメレオンにならない。

ここまで読んでくださってありがとうございました!INFJの方、共感できる所はあったでしょうか?上手くまとめられていたか分からないですが、私が考えるカメレオンの原因はこんな感じです。

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