見出し画像

ごはんとしごと episode.5 

「葷酒山門」

「トンネルの向こうは、不思議の街でした。」と
頭の中であの有名なキャッチコピーが流れる

ビブグルマンにも掲載されたカレー屋さんの横にある
いかにも入っていけませんと言う空気が漂う細い道
薄暗い先に見えてくる提灯のひかり
夜は居酒屋、お昼は中華そばを提供している「葷酒山門」

私はこちらのまぜそばが好き
決まってライス小にマグいくらをトッピングして
小さな海鮮丼を一緒にいただく

まぜそばの麺は太くて硬め
なんだかむしゃくしゃした時に来ることが
多いかもしれない
MAXにむしゃくしゃした時は
ちょっと痺れるスパイスまぜそば

かんでかんでかんで
食べ終わったころには、なんだかどうでも良くなる
これくらいのことで解消させるむしゃくしゃなんて
そもそも大したことなかったのだろうと
薄暗い通路を抜けて光が差す方へ戻っていく

おろしとレモンで味変
マグいくら まぐたもおすすめ
太縮れ麺はものすごい歯ごたえ


とある日/
こじんまりとしたお店は1〜3人で行くのがおすすめ
とりあえず頼むのは「あて盛」と名付けられた
いかにも女子が好きそうなビジュアルのおつまみ
見た目だけでなく、一つ一つが美味しくて
いぶりがっこチーズとの出会いはこちらのお店だったと思う

さまざまな変わり種がある中
私のお気に入りはさといも、さつまいも、じゃがいもが
MIXされたポテトフライ
芋は品種で選ぶほどの芋好きとしては
こんなに贅沢なものはない
軽いおつまみが多いので2件目に行くことが多いけど
このホテトフライだけは熱望して頼むことにしている
味が濃い目で、深夜の背徳感を誘う
至福とはこうゆうことではないかと
塩分が身体中に教えてくれる

あて盛り
まだらな断面が食感のアクセント

mako+


葷酒山門
場 所:富山県富山市西町6-4 スギモリ西町ビル 1F
時 間:12:00~/18:00~
定休日:日曜・祝日 ※駐車場なし
予 算:1000円〜


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?