空想

眠るのが下手な僕は
今夜もひとりで遊んでます
与えられた玩具に飽きて
自分で作ったルールのゲーム
君を想いながら只こなしてます

切ないのはいいけど
悲しい歌は聴きたくないのです
今は
思い出の笑い顔も
ちょっと忘れたい気分なのです
今は


君がやたらとこだわる悪人も
受け入れなければただの他人
どうしてそんな傷付けられるの
こちらに来れば大丈夫だと
君は知っているはずなのです

強がるのもいいけど
心の雨は好きじゃないのです
ずっと
僕らは器用になって
器は幾層にも重ねて上手くできています
これからも


夜が明けたら眩しすぎて
僕は目を開けていられません
遅い時計を見るたびに
早く会いたいと思うのです

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