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2022年を思い出すために。

こんにちはこんばんは、さわむーです。

人間って忘れる生き物らしいので、未来の自分のために書きます。
1年の振り返りと、使ったデッキと、それぞれの思い出と、おしまいに今年サイコーにカッコよかった他人のデッキを勝手に発表しますヨ。


今年は革命的な1年でした。
本当の意味での遊戯王デビュー、スタートラインにやっと立ったような気持ち。

自分は2019年に遊戯王を触り始めたのですが、その後数ヶ月たって日本を離れたため、対戦の機会がほぼありませんでした。

ニューロンでしこしこデッキを組んで、Twitterで放流したり、ブログを書いたりしてちっぽけな承認欲求を満たすだけ。

今思えばなんて虚しいんだろう、って感じ。
デュエルしてみたいけど知り合いもいないし、近くに対戦相手もいない。
そんな日々でした。
(慣れない外国、カドショで声かけるのは人見知りボーイには厳しいのである)


それが今年になって、一時帰国したタイミングでハルヲクンが遊びに誘ってくれました。

名前とデッキはめっちゃ知ってる!みたいな人たちと遊んで。
それが自分にとってほとんど初めての対面遊戯王の経験でした。

なんて楽しいんだろう。
でも、なんでこんなに勝てないんだろう。
なんでこんなにデッキ回らないんだろう。


悔しかったからこそ本当にのめり込みました。
20と数年生きてきて、こんなにハマった趣味は間違いなく初めて。
自分の中にもうひとつの世界が構築されたような、そんな感覚です。

オフ会に参加したり、知り合いが知り合いを紹介してくれたり、遊戯王を通じてたくさん友達ができました。

画面の向こう側、憧れだった人たちに会えたこともいまだに信じられない。
思い出のどれかは夢だったのかもしれない。
そのくらい楽しい一年でした。


遊びに誘ってくれた人たち、オフ会を開いてくれた人たちには感謝してもしきれません。
いつか恩を返せますように。


さあ、そんな1年を共に走り抜けた相棒たちを紹介するぞ!
なお自分はデッキをいじいじするのが好きなタイプなので、必ずしも今年に組んだデッキというわけではありません。悪しからず。


大いなる眠梨

いちばんイラストが好きなモンスタードラギュラスと、ジャンクスリープを組み合わせたデッキ。パンク1枚からウェンディゴ+インカネのループを作りつつドラギュラスを出す、みたいな初動がハリ禁止で崩壊。

なんとかリメイクしようとこねくり回していましたが、そんな折に友人のガレリオさんが組んだドラギュラスのデッキと対面。
その完成度に心底惚れこんでしまって、しばらく寝かすことに。

[思い出]
城下町オフ、くれろんさんとの一戦。
発売されたばかりのスプライトとメルフィーをデュエルアカデミアで繋いだ美しいデッキで、メルフィーを起動させたくない自分と、リバースを警戒するくれろんさんの緊張感あるやりとりが昨日のことみたいに蘇る。


騎蒼十鎧(旧:騎将十傑)

Sオリヴィエ、フルールドフルーレ、ローランのサイクルギミックから組んだデッキ。
オリジナルからレッドアイズ要素が抜け、代わりに初動を補強した。
オジエ装備のSオリヴィエ+フュリアスを緩やかに目指す。

サイクル中コストが勝手に生えてくるアデュラリアと、イヤホン経由ルートのためのアンブレカムが入って改名。
年始発売のブラダマンテでいったん完成かなってところ。

[思い出]
特になし。来年は記憶に残るような名勝負を。


Frostbite Shot

もともと氷獄龍を繰り返し出すコンセプトだったデッキを改築。(今考えると頭おかしい)

ドラゴン3体素材で融合すると好きなモンスターをデッキから除外でき、分かつ烙印でそのまま出力できるコンボをメインに。

一撃必殺デッキは滅多に組まない(組めない)ので気に入っていたけれど、自分の実力がコンボに追いつかず解体。
ヴァレットの勉強ができたのはよかった。

[思い出]
ぼくクロオフ、きくりくさんとの一戦。
獅世界の実にボコボコのボコにされた。
(ガーキマを2枚入れるな委員会)
嬉しさで舞い上がってたって言い訳したいようなしたくないような。


輪舞曲への誘い

リンクサンドラで墓地のアンデットを3体まとめて除外するデッキ。
今はお休み中。

スプライトリンクのおかげで百雷からリンクサンドラが簡単に立つようになったので、海外新規の種族変更持ち永続罠が来たらまた考え直したい。

[思い出]
げんふうけいとの一戦。
トライヒハートをエースに、断頭台の惨劇を決めてくるデッキ。自分が対戦不慣れすぎて、割と致命的な巻き戻しをしてしまったのを今でも反省しているとか。
フィードランの効果発動タイミングとかいう繊細なところで勝負が決まって面白かった。


トライ=トリオン(旧:ククルカン神殿)

純で組むほど愛したテーマ、インフェルノイドのデッキ。
ハリ+餅カエルの禁止でオリジナルのあらゆるギミックが崩壊したのを、ラビュリンスでなんとか持ち直した。

ビッグウェルカムが来てからはなんとなく回す気になれず、しばらく触っていない。
来年は回したいな。

[思い出]
コルクさんとの一戦。
相棒ラドリーのデッキ、フルストライカーズとの死力を尽くした戦い。お互いにほぼ全てのリソースを吐き切って、結果惜敗。
ラーメン食べながら、デッキのことを楽しそうに話してくれたのが懐かしい。


ティオの夜の旅

ダイナミストをメテオニスドライトロンでリリースすると、リソースが返ってきていーんじゃないの、から組んだデッキ。解体済み。

儀式先はディサイシブの影霊衣だったりアラドヴァルの影霊衣だったり、それにしてもディサイシブは使いこなすのが難しかった。
(それ故に可愛いのだけど)

てらにんさんが竜剣士で儀式召喚する見事なデッキを組んでいて、おかげで儀式軸をスパッと諦めることができた。

[思い出]
城下町オフ、ユーリさんとの一戦。
ディサイシブ出して効果まできっちり決めたのに、盤面の処理に手間取っている間にエグゾディアを鮮やかに揃えられて負け。
オフ会の初戦として最高の思い出。


テリフィックラウド

曇りの天気模様+青き眼の乙女のお気に入りコンボのデッキ。
ドラゴン軸、オルターガイスト軸といろんな変遷がありつつこの型に。

細かいシナジーとか、曇り決戦パンチとか気に入ってたけれど、メインコンボまでのまわりくどさが周りのデュエルスピードと合っていなかった。
地属性天使にフォーカスして改築中。

[思い出]
ドリルさんとの一戦。
スカルデットのACT数について解説してもらったり、当時調整されていたデッキのことを話したりして楽しかった。
ブログ読みましたよ、って言ってもらった喜びは一生忘れない。


魔法剣グラビガ

ずっと使いたかったサイバースエンチャンターと、フィールド魔法ライフォビアのシナジーから組み上げたデッキ。

最初にあった膨大な量のギミックをどんどん削っていったのをよく覚えている。7シンクロ2体がいぶし銀。言いたいだけ。

アザレア、ヴィサス融合体と追い風が吹いているので、使い続けたい。

[思い出]
ハルヲクンとの一戦。
墓地リソースをメインにワルキューレを自在に操る強者。ギミックをばっちり披露して盤面も敷いていたはずが、意識外のリソースからあっという間に捲ってきたのはさすがの一言。いつかあのデッキに勝ちたい。


ボルダの振り子

ヴェーラでオッドアイズグラビティを蘇生したら強そう、から始まったデッキ。
地属性天使からドレミコードにシフトしたり、光7を聖夜とペンデュラムグラフで共有したり。
特定の初動にこだわらないデッキへの初挑戦。
記事を書くことに挫折したのも初体験。

ドレミコードに新規くるらしいので、また触ろうかな。

[思い出]
ぼくクロオフ、オルドさんとの一戦。
サイバーダークをエンジンにしたリクる烙印の使い手。今まさに儀式召喚せんとしたグラビティをインヴェイジョンでパクられるとか、スペリオルドーラをドレミコードのチェーン不可効果で突破するとか、ドラマが生まれたいい試合だった。


鯉の滝登り

永遠に頭を悩ませていた熾天龍ジャッジメントへの一つの解答。
抜けは海外新規のghotiとかいう魚たち。

ジャッジメントよりghotiのシンクロ体が目立ってしまい、迷える子羊になっていたところにユニキャリ禁止を喰らって粉砕。

重力均衡→エヴォルカイザー、シラユキフラワーダイノ、あたりの気に入ってたギミックはどこかでリサイクルしたい。
ジャッジメントは諦め、、、、
(文章はここで終わっている)

[思い出]
リモートデュエル、パピヨンさんとの一戦。
BFシンクロを忍者にして一刀両断してくるカッコ良すぎるデッキ相手に、ghotiのシンクロ体で全て吹き飛ばしてなんとか勝利。小夜しぐれの打ち所の話とか、感想戦の面白さを知った。


烙姫竜-ラッキードラゴン-

復烙印の情報公開時に思いついた、失われた聖域+混沌のヴァルキリアのループギミックを使いたかったデッキ。
全体的なパワーの高さと最終目標のサフィラとのバランスが難しく、回しにくい気持ちが先に立ってしまっていた。

ループギミックだけを転用して、解体。

[思い出]
あしぴんさんとの一戦。
途中までイケイケだったのに、パワーカードに振り回された雑なプレイングが響き、夢の町+フォトンワイバーンの華麗なコンボを決められて撃沈。強いカードを使う難しさを学んだ。


憑きに叢雲、花に風

尊敬するビルダーさんが「勇者って使い方にセンス出るよね」的なことを言っていて、それに火をつけられて組んだ。デッキの中核はフィールド魔法一輪と勇者ギミック。

セルフブレイクと、魔法罠ゾーンのモンスターカードと、そこら辺で小コンボを積み上げていくイメージ。
おしゃれだね、って周りに褒められたのがめっちゃ嬉しかった。

[思い出]
仙台はらおダービー、オスカーさんとの一戦。
お相手も初お披露目、クロキシアンを切り札にした渋かっこいいデッキ。拮抗した勝負は今思い出してもハラハラもの。暗黒界の傀儡でアラメシアの儀と錬装融合を除外されてエンジンが一時死亡するも、プリマドーナで返ってきた後者からスルスルとデッキが回りだして勝ちまで持っていけたのは忘れ難い経験。


メシエカタログ

カオスビーストの情報公開時に思いついたランク6のループギミックで、世界一カッコいいデッキを組むつもりで作成。
発売日に記事を出すというズルをさせてもらったのも時効ということで。

プトレマイオスが帰ってきたおかげでアストラルフォース周りが抜け、後攻意識の精神操作を積むなど。

[思い出]
さとっぴさんとの一戦。
勇者の装備魔法を活かしたミュートリアと、極神を組み合わせた惚れ惚れするようなデッキ。極神シンクロをロストヴァンブレイズで食い止めたり、必殺のアネモネジーランをシャドウディストピアで阻害したり、相性の良さはあったにせよ勝つことができて感無量。


にわかに夜

ブラックガーデン、天威の龍仙女、七星龍淵の三つ巴のシナジーが軸。
今年組んだ中で一番のお気に入りで、対戦の度に微調整を続けている。

ビーステッドのシンクロ体でメイデンの使い回し(=ガーデンの回収)が楽になりそう。

[思い出]
対戦ではなくはらおさんの一言。
実はメシエカタログとこのデッキはもともと1つのデッキで、詰め込みすぎた結果ぐちゃぐちゃに。そんな時はらおさんの、「デッキを2つに分けるとうまくいくことがある」というアドバイスを思い出したらデッキができてた、ってわけ。


Schw•∀•lküren

アドカレでも書かせていただいたプレアデスのループデッキ。
これもまた初動のないデッキへの挑戦のひとつ。
ハンドの確保手段をもっと厚くしたい。せねば。

[思い出]
リモートデュエル、ニャッキさんとの一戦。
ボティスを軸にしたユニークなデッキ、エンジンとして搭載した烙印から繰り出されるミラジェイドの波をなんとか返すも、ギリギリのところで負けてマジで悔しかった。この日回してらしたアダマシアのデッキが天才だったのも記憶に新しい。


ぱくぱくダイナ草

ダイナミスト・リベンジ。
捕食植物のリリース・打点操作をダイナミストで活用しつつ、

捕食計画でダイナミストをレベル1に
→ポセイドラSS
→チャージ&パワーロードでモンスター回収
→ポセイドラでチャージとPスケールを回収

というダイナミックなコンボを決めるデッキに。
計画からドロセーラを握れば、ポセイドラのデバフと合わせてワンパンも視野。
引き続き調整。

[思い出]
リモートデュエル、サンゾクさんとの一戦。
ラビュリンスとイビルツインが噛み合った粘り強いデッキ。コンボがあと一歩で決まる、ってところで妨害を踏み切れずに諦めたのが悔しい試合。
でも勝ったからよし。

プレアデスとこのデッキは、ふぐぽに電話で相談乗ってもらったのも思い出。ああいうことするの初めてでワクワクした、またやりたいな。


LADY STARDUST

いつもお世話になっている効く理屈で最近見てもらったデッキ。
アドバイスもらったトリスタ出張がいい感じ。
でも放送の翌日に持ってった対戦会では回し方わからなくてボコボコ。とほほ。

内容は天翔ける騎士+セレグレアのサイクルギミックデッキで、置物に頼らないことでペンデュラム軸との差別化を図ることにこだわった。

奇跡的に同時期に同じギミックを考えていた那須鳴弦さんの記事がとてもよかったので、未読の方はぜひ。ユーモアのセンスほんと羨ましい。

[思い出]
リモートデュエル、久しぶりのみつきとの一戦。
今までボロ負けばかりだったので、なんとか成長を見せたい気持ちで臨んだ。(勝手にね)
結果勝ち。デッキもしっかり回ったし、実はかなり嬉しかった。


バタルビトリア

今年最後に完成させたデッキ。
リンドブルムの横に聖戦士を筆頭とした戦士を立て、墓地のSローランの効果を無効にしてフリチェバウンスを飛ばす。
詳しくはまた。

5シンクロの立てやすさとパラサイトフュージョナーの存在から目をつけたナチュルが、思いのほかデッキをまとめてくれた。
リックさん相談乗ってくれてありがとう。
防御力が高いので相手の動きを見られる余裕があるのも◎

[思い出]
ちょうど昨日、年納めデュエル会でのはらおさんとの一戦。
こちらも自分にとっては圧倒的強者、もはや先生くらいの存在だったのだけど、初めて白熱したデュエルができて大満足。負けたけど。
成長を感じたわ、みたいに言ってくれたの最高。


ということで、数えたら今年回していたデッキは計18個だったらしいです。
多分作りすぎで、プレイングも含めた練度が低いのは反省。
来年はデッキは少なく、その分いい試合をいっぱいしたい。
あともっと勝ちたいし、強くなりたい。


はい、ただの総括記事なのに6000字も書いているバカなので、最後にカッコよかった他人のデッキたちを紹介して終わります。

だららららららーだん(ドラムロール)

・げんふうけいの「涙送葬」

誰かのデッキをひとつだけ自分が組んだことにできるならこれ。
ティアラメンツというパワーが跳ね上がりがちなテーマを、びっくりするほどおしゃれにまとめていてマジで好きだったデッキ。
自分のデッキが崩れた時と同じくらい改訂が悲しかった。

・きくりくさんの「渇望せよ死の美」

DMで初動を教えてもらった時に、あまりのカッコよさに泡吹いて倒れた。
イグナイトというソリティアになりがちなテーマの落とし所のうまさ、サブテラー上級がアンデット化するフレーバー味、全部含めてズルい。
やっぱこれも自分が組んだことにしよう。

あと最近、ボウシさんが以前組まれていたティアラメンツのデッキにきくりくさんがヒントをもらった、ってエピソードを聞いて一層好きになった。デュエル動画っていーなー。

・ハルヲクンの「潤恵のポウカス」

正直やっていることは性格悪いと思うけれど()、デッキ内のカード群の噛み合い方が天才的。彼の頭の中はどうなってるんだろう?
レシピを研究するほどため息ばかり出て困る。
こんなデッキをいつか自分も組んでみたい。


あ、言ってなかったですけど、3選にしました。
他にもいっぱいあったけど、キリがないしね。


以上、さわむーの2022年でした。
未来の自分よ、辛い時には楽しい時間を思い出して懐かしんでくれ。
みなさん来年もどうかいっぱい遊んでください。
オスカーさんサムネありがとう。

良いお年を!

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