見出し画像

にわかに夜

こんにちはこんばんは、さわむーと申します。

少しずつ冬が近づいてきて、日照時間が日に日に短くなってゆきますね。

今回はそんな季節にぴったりな、夜と星とを織り込んだデッキです。



ずばり、コンセプトは。






『ブラックガーデン+天威の龍仙女』
を軸にした七星龍淵コントロール





…???




前半部分からひも解いていきましょう。

画像4
ツラのいい女…


その攻撃力は1600であり、ローズトークン2体で蘇生できることを意味します。

画像11


続いて②に注目。

②:効果モンスター以外の自分の表側表示モンスターが戦闘を行う攻撃宣言時に、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。



これは読み替えると、

"ローズトークンがバトルする際に、相手フィールドのカードを1枚破壊"


になります。

日本語って不思議ですね。


相互にシナジーのあるこの2枚を軸にして、デュエルの主役は七星龍淵に張ってもらいます。

画像3


相手の特殊召喚/魔法罠の効果発動に反応して、それらを除外しつつ1200バーンを与える、
というやらしさ全開のカード。

使ってわかるその強さ。

龍仙女の①は蘇生する幻竜族に縛りがないので、こやつを無限に復活させて、相手の精神とライフを削りとります。



せっかくですし、ガーデンと七星にもシナジーを持たせましょう。

ポイントはふたつ。

ガーデンの効果が「強制効果」であることと、自分フィールドへのローズトークンの特殊召喚は「相手が」行うということ。

ではガーデン+七星が並んだ状況で「送りつけ」(相手フィールドに自分がモンスターを特殊召喚)すると…?

⑴ ガーデンの強制効果が反応
「相手が」自分フィールドにローズトークンを特殊召喚
⑶ 七星の②が誘発、ローズトークンを除外し1200バーン

(裁定確認済み)


これで無理やり相手にトリガーをひかせて、本来難しい自分ターンのバーンも狙える仕組みです。

除外・バーンを嫌って特殊召喚に対して慎重になった相手に対して、バーンを押しつけていくのももちろん爽快です!あはは〜


ここまでのまとめ

・ガーデン→龍仙女→七星の蘇生ライン
・ローズトークンで龍仙女の②(破壊)を活用
・ガーデン+七星に送りつけを絡め能動的バーン



そして、組み上げたレシピがこちら。




七星の立て方を見ていきます。

ハリファイバーとサヨナラした今、

幻竜+チューナー

をいかにして用意するか?




まずは最も楽な方法を考えます。

いったんオシャレさは無視。

画像6

幻竜族かつ相剣ネーム持ちでサーチは豊富。

龍淵+コストを手札に揃えるのが、シンプルかつ最も楽な方法と言えそうです。

ではこの方法に問題点はあるのか?

…あります。


七星龍淵というカードは、フィールドに出力してからは相手に継続して圧をかけられる優秀な1枚です。

しかしこれは、すでにフィールドに出ている強力なモンスターには無力ということの裏返しでもあります。


龍淵は打点が1200しかなく、盤面にさわる能力も持っていません。

これでは七星を出す上で、最良の舞台を用意してあげられない…



そう悩んでいた時期が私にもありました。

新弾「PHOTON HYPERNOVA」 が出るまではね。

画像5
発注してました

相剣龍くんの登場により、

モンスターを除外できる2チューナー

さえ用意すれば、8+2で七星降臨!

さらに、シンクロ召喚の前に3000の打点でボードアドを取りつつ、ガーデンを飛ばして1除去まで見ることができます。


モンスターを除外できる2チューナーの枠には、長らく使いたかったこのカードをピック。

画像4
イラストすこ

特定のカテゴリに属しておらず、ぱっと見アクセスが難しそうに思えますね。


しかーし!
実は最近こやつのシンクロ体が登場しており…

画像7


「ナイトエンド・ソーサラー」を名称指定しているおかげで、「シンクロ・オーバーテイク」の対応範囲内に。

画像8
🎉


加えてオーバーテイクは、5シンクロ=メイデンを爆速で立てることも可能です。

プリマドーナで手札増えると思った?残念〜


ここで面白いのは、デュオニギスの②が深淵のSSトリガーになり得るところ。
(デッキトップにモンスターをこっそり置こう)

また、ディーヴァ+デュオニギスからは7シンクロの択も取れるため、当然ガイザーから幻竜にタッチしていくことも可能です。

シンクロ周りを整理してみます。

画像10




さて、ここでもう一度デッキの軸
『ガーデン+龍仙女』
に立ち返ります。

レシピのおかわり、無料です



龍仙女の②はローズトークンが"バトルする際"に破壊効果を放ちます。

つまり、相手からすると

メイン1で展開→バトルで適当にトークンを処理

がやりづらくなるわけです。


相手が残してくれたトークンは、ありがたく各種素材にしていきましょう。

プレイするときに優先しているのは次のギミックです。

ローズトークン+なにがしかでスプリンド
→ゾンキャリを経由してギガンティック
キティテールをリクルート

((基本的にメイデンが墓地にいるため、植物を選択して急還馬を墓地へ))

→ローズトークンにキティで自爆特攻し、バラガールをサーチ

画像12
画像13


トークンを参照して回収したバラガールをコストに、毎ターン急還馬の効果を使っていくことができます。

メインの蘇生先はメイデン自身。

これでガーデンを常にキープします。

そして龍仙女。

例えば、龍仙女が処理されてフィールドにガーデンしか残っていない場合でも、バトル開始時に龍仙女を一時的に蘇生して②を適用することができますね。


トークンからはもちろんこのカードも出します。

画像11
親の顔よりなんとやら

局面に応じてナイトエンド龍仙女を蘇生し分けられて非常に頼りになります。

キルパターンのひとつとして、エルフ→パイロフェニックスも搭載。

画像10


条件としては

ガーデン+自分フィールドにローズトークン2体

が揃えばOK。


トークン2体でピオネをリンク召喚すると、フィールドの植物族の攻撃力の合計が1200÷2+800=1400になり、

ガーデン→エルフ→龍仙女→パイロフェニックス

とつながります。


ガーデンという"素材をプレゼントし得るカード"を軸にしているため、相手はそのトークンを使って積極的にリンク召喚してくれるはず。

パイロフェニックスのバーン+自身の攻撃(=3000ダメージ)で、七星が削りきれなかったライフを刈り取りにいきます。

もし七星が隣に立っているならば、ガーデン+「送りつけ」による1200バーンもおまけしてあげましょう。




コンセプトのひとつである「送りつけ」については、他にも2つのパターンを用意。

まずは定番マネキンキャット。

スプリンドから落としておいたゾンキャリと、余ったレベル2チューナーやディノミスクスから出力し、相手フィールドにモンスターをSS。

ガーデン+七星のトリガーをひきながら、ローズトークンを参照して闇属性、植物族モンスターを呼び出します。


そしてもうひとつ、ギミックとしてこのセットを採用しました。


ブルーミングで相手フィールドにトークンをSSできることを利用します。

少しややこしいですが、

ブルーミングで相手フィールドにトークンSS
→ガーデン強制効果
→七星発動、バーン

という流れになります。

ブルーミングは、ローズトークンを除外してデッキボトムに帰る墓地効果を使えるため、ロクスローズを蘇生させて繰り返し「送りつけ」を行うことも可能ってわけですね。




最後に、お気に入りギミックをいくつか紹介したいと思います。

画像16

ガーデンと相性抜群の1枚。

ガーデンの蘇生効果で自由解放が回収でき、そのまま龍仙女の手札コストを確保してくれます。

また、自身の持つ破壊身代わり効果でトークンを活用することが可能。

おまけに龍仙女や急還馬でシンクロモンスターを何度も蘇生するため、戦闘補助効果も積極的に狙えます。


画像15

ドロソ担当。

ガイザーor龍仙女からタツノオトシオヤを出力し、リンク召喚します。

龍仙女は蘇生後の縛りがキツく思われがちですが(そのターンEXから出た天威以外のモンスターの効果発動不可)、バブルリーフならば次のスタンバイフェイズに効果が使えればセーフ。

水属性のコストは初動で使うディーヴァ周りがまかなってくれ、除外ギミックが豊富なため打点要員としても頼りになります。


画像14

裏の切り札。

ガーデンステータスでありつつ、バーンとデバフ効果により確実にダメージを通していけます。

急還馬から突然出てきてデュエルを終わらせる芸当も。

あとは七星と"星"つながりがあってオシャレ。
大事です。



終わりに

一見ややこしそうなデッキですが、実際の動きや戦い方はシンプルです。
なかなか勝率が良いことも合わせて、お気に入りのデッキのひとつになりそうな予感がしています。やったね。


先日、バキューン決闘のきくりくさんが企画されている「構築に効く理屈」にて色々とアドバイスをいただきました!
皆さま本当にありがとうございました🙇‍♂️

《ギガンティック・サンダークロス》や《クロスローズ・ドラゴン》+《ヘル・ブランブル》など、びびっとくるカードを知ることができたので、対戦しながら試してみたいと思います。

それではまた、ちゃお!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?