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#1 出会いはツイッター。ネット恋愛から同棲は夢じゃない。

※俺と彼女の出会いのエピソードとなります。
※元ネット恋愛カップル。遠距離恋愛3年の月日を経て、今年4月より同棲始めました。

俺が彼女と初めて知り合ったのは、18歳の冬。
高校を卒業する頃だった。
Twitterで彼女のアカウントと繋がり、次第にリプやDMをする仲になった俺達。
あとで知ったことだが、俺とリプ会話をしているうちに彼女は俺に好意を持ったらしい。

相手が女だと分かってもグイグイ行かず、どちらかと言えば興味なさそうに接していた俺の対応が彼女には良かったのかもしれない。
それから彼女より年下だったことが決め手なのは間違いない。彼女は付き合うなら「絶対年下が良い!」と強いこだわりを持ってたから。

そんな感じでDMでやり取りをするようになり、彼女からLINEを聞かれ、通話をする仲になった頃彼女からハッキリと「好きです」と告白された。

今の俺ならこの告白は振っていたかもしれないが、当時の俺は家庭環境に酷く絶望していて精神的に少し弱っていた時期だった為、『彼女』という癒しの存在を欲してしまったんだ。
遠距離恋愛の辛さを何も知らないまま俺は彼女と付き合う道を選んだ。……が、実は彼女から告白をされて2週間経っても俺は正式な返事は何もしていなかった。

ええ!?
…と思ったそこのキミ。そうだよね。そう思うよね。こればかりは言い訳に聞こえるけど、一応言い訳をさせてください(土下座)
間違いなく俺の対応が悪かったのは事実。これについては彼女にもきちんと謝罪して、正式な返事もした。
当時の俺は育った家庭環境のせいで性格が曲がり、「俺が幸せになって良いのか」「俺と付き合うことで彼女は不幸になるのではないか」「この選択は果たして正しいものなのか」と自分の中で悩み、答えが出ないままズルズルと彼女と仲良くしてしまった。
そこで彼女に「私たちって付き合ってるの?」って言われ、自分なりの答えが出ないまま付き合うことにしてしまった。

きっと当時の俺は、辛さから逃げたくて。誰かに心の傷を癒して欲しくて彼女を求めてしまったんだと思う。
18と言ってもまだまだ中身はガキ。大人のような冷静な判断力は当時の俺には欠けてしまっていたんだ。

彼女は俺のことを好きになってくれていたが、俺は彼女を恋愛対象として見れていなかった。
そもそもTwitterで知り合って、リプやdmでやり取りをしている間は彼女のことを女性ではなく、男だと勘違いしていたから(笑)

そんなこんなで色々あったが無事に交際がスタート(ネット上だけど)した俺達。1度も会ったことがなく、お互いに顔も知らない。
なるべく早く会って直接話したかったが、その頃丁度コロナピーク時代で「不要不急の外出は控えるように」という全国的に広がったアナウンスのせいでお互いに遠方の外出ができなかった。

彼女は俺より年上なのでとっくに社会人だし、俺は高校卒業後、就職した為コロナにかかって仕事を休むわけにはいかない。
…という社畜魂もあって会いに行くのはリスク。
ちなみにお互いの住まいが約1000キロ離れていて、会いに行く手段は新幹線で片道4時間。片道2万円弱。

そして付き合い始めて1年を経過する頃、彼女と会うことを決意した俺は上司に3連休を貰いたくて交渉しに行ったが、素直に事情を話したら「ダメ」と即答され、会いに行く夢は叶わなかった。
彼女が酷く落ち込んで通話越しに泣いていたのを今でも覚えている。あの時は辛かったなぁ…


それから半年が経ち、上司が女性に変わったタイミングで3連休交渉チャレンジ。

結果は………次回御期待!! 

◆ Twitter:@Sense1Yozora


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