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東京の空の星は見えないと聞かされていた。


今日はフジファブリックのライブでした。

2024/8/4 (日) 有明ガーデンシアター
【セットリスト】

  1. STAR

  2. 夜明けのBEAT

  3. 徒然モノクローム

  4. 電光石火

  5. プラネタリア

  6. GreenBird

  7. 楽園

  8. KARAKURI

  9. モノノケハカランダ

  10. 陽炎(Vo.志村さん)

  11. バウムクーヘン(Vo.志村さん)

  12. 若者のすべて(Vo.志村さん)

  13. Water Lily Flower

  14. ミラクルレボリューションNo.9

  15. Feverman

  16. 星降る夜になったら

  17. ショウ・タイム

〜アンコール〜

  1. 茜色の夕日(Vo.志村さん)

  2. 破顔

  3. SUPER!!

久しぶりに見たフジファブリックはあの時見たフジファブリックの面影を残しつつも皆年齢を重ねていた。
私が最後に見たフジファブリックはもう10年ほど前になる。
「10年前は号泣しながら見ていたなぁ。今日はどんな曲が聴けるんだろうか。」
そう思いながらガーデンシアターに到着し、足早に会場へ向かう。
席に着く前に一曲目が始まってしまった。
昔と変わらずキラキラしたワクワクする音を奏でていた。
席について「あと何回見れるかなぁ」そんなことを思いながら眺めていた。


ライブも折り返し地点であろうところまできた。
まさかの志村さんの歌声と映像。
曲も私がフジファブリックの中でも一番思い入れのある曲でそこからずっと涙腺が崩壊していた。

志村さんが歌っていた頃のライブってまだ高校生だったんだよな。だから行けるわけもなく、「絶対大学生になったらフジファブのライブに行くんだ!」そう思っていた矢先の事。29歳という若さで志村さんが亡くなってしまった。

だから私はCDの音源やなんかのライブ映像でしか志村さんの歌を見たり聴いたりができなかった。
でも、こういう形だけども志村さんの歌声が聞けた。まるでそこの空間に志村さんが居て、歌っているようで嬉しかった。
高校生当時の表しようのない悔しい気持ちとか、朝母親に「あんたの好きなバンドのボーカルが!!」って叩き起こされた事とか思い返してしまって、泣きたくても我慢してしまって泣けなかった事とか色々思い出してしまって涙が溢れ出てしまった。
「いつの間にか志村さんより長生きしてしまってるんだなぁ。」
そう思ったけれど色々考えこんでメンタルが撃沈してしまうので心の片隅に避けておいた。


楽しい時間はあっという間にすぎた。
アンコール前に映像が流れた。
映像を見ながら更に涙が溢れた。
キラキラしてたけどどこか寂しいようなでも微笑ましくて勢いや熱気もあって、言葉に表せない感情がものすごい揺さぶられた。

映像後の「茜色の夕日」
19歳でこの曲作ったとか志村さんすごいよ。。。

この曲も志村さんの歌声だった。
マイクの置いてあるところにはスポットライト。
本当に志村さんがそこにいるような気がした。
スポットライトの下で歌っているような気がした。

いや、きっと歌っていただろう。
きっとライブもずっと袖で見守っていただろう。
そんなことを思いながら聴いていた。

今回のライブは志村さんのご家族の協力もあったとのこと。

久しぶりに見たフジファブリック。
このサウンドは、世界観はやっぱり自分には欠かせないものだなぁと再認識した。

あの日続けるという判断をしてくれて、フジファブリックをここまで続けてたくさんの曲を届けてくれてありがとうございます。
フジファブの音楽は私の生きる力の一部になっています。

ライブレポみたいな感じになったけど、思ったことをつらつら書いているだけ。
これが今日私が思ったこと。考えてたこと。感じたこと。




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