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彼女にとっては人生、私にとっては数字

どんな人なんだろう、どんな人生だったんだろう
人身事故が起きたあーあ、用事に遅れる..
と他人事のように思うと同時にそんなことを考えてしまう
電光掲示板に流れる人身事故という記号、物体同士の衝突 一瞬「それ」が人であることを忘れる
なんと無情なんだろう誰かが死んでも私達の人生が大きく変わるわけでもない、そのギャップが苦しい。
自殺配信した少女のことを思い出した。何も死ぬことなんてなかったのに、なんて無責任な発言は出来なかった
天国とか霊界とか全く信じてないけど、どうか彼女の為に天国が存在していて欲しいと思った

そしてどうせ私も忘れるのだ
結局亡くなったのは赤の他人
誰かが身を投げ売ったところで私のセンチメンタルな気持ちはいつかなくなるのだ。


だからせめてここに記しておこう。

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