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【オススメ書籍】考えることを探求する ーはじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内 ー

CDIのコンサルタントの本棚というハッシュタグから流入し、購入。

考えるとは何か?について簡易な文と語り口で問いをなげつづける。
いつの間にか、考えるということに対して深く考えてしまう書籍。



■この本を読むと良い人


・考えることを生業にしている人
・考え方からアウトプットをすることを求められている人
・考えることからアウトプットすることを教えてる人

■感想

①考え方、答え方がわかっていることは、”考える”ことではない

例えば、徳はどのように積んでいくのか?と考えるとき、そもそも徳とは何かについて考える必要がある。徳とは何かの考え方、深め方には答えはなく、答えがあるとそう考えるのかという逆説的なもの。

実生活でも同じこと。〇〇組織の営業力を向上させたいと考えたときに、
そもそも営業力とは何か?について考え、定義していくことが必要だったりする。

定義の仕方/考え方には、普遍的な方はなかったりするが、〇〇組織の営業力とは〇〇であると言われるとそう考えるのかとなったりするもの。

②考えるということ、考え続けるということ

何かと何かをつなげて新しいものを作り出すこと
そのためには、何かの問いやテーマを抱えながら、生活すること。
その中で、問いと何かが結びつくことで新しい発想が生まれる。

他の書籍でも、よく言われていること。
発想が豊かな人は元から豊かなわけではなく、問いを持ちながら多くのもインプット情報に触れる中でアウトプットが増えていく印象。
同じインプットでも何も問いやテーマを持っていなければ、何も出てこなかったりする。

発想の幅やその数(アウトプット) = テーマ数/問い数 × インプット情報(経験/知識) 、なのかもしれない。

こちらも、かなり近いことをわかりやすく整理している。



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