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【雑感】仕事の進め方をアップデートする-論点思考・仮説思考-

自身の業務の進め方を再度、振り返り、軌道修正するという目的にて、以下を再読。


抽象的なテーマを筋良く、進めていくための基本の型。

基本の型の理解→実践→基本の型に照らして再度、学ぶのサイクルが、習熟には必要と思われる。
過去に、読了していたが、改めて再度読み直し、学びをまとめてみる。

◼️この本を読むと良い人

・ジュニアコンサルタントによくおすすめされている
・コンサルタントの方以外にも、コーポレートスタッフは汎用的なスキル

◼️この本で学べること


・限られた時間・コストの中で、何を解くべきかを設定するスキル
・設定した上で、早く解に辿り着くスキル

◾️メモ

①顧客や上司のリクエストの上位概念に立ち返る。

・××が、問題だと思うので解決したい、してほしい。

→スタンス:まず、疑う。・本当にそうなのか?なぜ、それが問題なのか?
→思考  :問題だと言っているのは、××を通じて何を実現したのか?
      という上位概念に立ち返る。

例)
・××のコストが増えている。削減してほしい。であれば、削減するで何を実現したいのか?
・販売管理費を削減したいであれば、上位目的に立った時に、本当に××のコストを削減すべきなのか?

上位目的と、どこに問題があるのかという論点から洗い出し、
構造化するイメージ。
おそらく、言われたままのことを分解、構造化しても、作業者になってしまう可能性が大きいように感じる。

②論点設定のステップの理想と現実

基本:・論点候補を拾い出す→絞り込む→確定→全体像を確認する。

基本の型はあるが、実際は以下。

・全体像を掴み切ることに時間をかけない。
・常に順番通りではない
・目的に対して、最もとくべきものは何で、解決可能なのか、解決したときにどんないいことがはあるか?
・全体像を正確に捉えることにこだわりすぎず、捉えられる範囲で論点を絞り込み、仮説・検証していく。
・大論点、中論点、小論点を全て綺麗に構造化が理想だが、細分化されることを考えると虫食いが現実。
 中論点、小論点まで深めていくかも優先度をつける。
・大論点から必ず考えるというわけでもなく、中論点から入り、整理していくもある。

私自身が、理想的に大枠から入りすぎる反省がある。
範囲の広い・規模の大きいPJほど、理想論でやると溺れる恐れがある。
また、リサーチ自体に予算や時間制約があるのであれば、教科書的にではなく、いかに短期間に筋の良い進め方で解が出せるかが価値になる。

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