【おすすめの耳からの学習】経営中毒 〜だれにも言えない社長の孤独

耳だけのながらで、ライトに情報収集・インプットができるのでを利用している。

複数のチャンネルを定期的に聞いているのだが、以下のポッドキャストが面白いのでメモ。

経営中毒 〜だれにも言えない社長の孤独

大企業からベンチャーまで、数々の企業の変革を支援してきたエッグフォワード代表の徳谷智史と、音声プロデューサーの野村高文が、なかなか人に言うことができない「社長の悩み」について語りながら、大変だけど、それでも楽しい社長という仕事の「ありのままの姿」を紹介していくトーク番組。毎週水曜・土曜配信。

徳谷さんの起業における生々しい葛藤もさることながら、徳谷さんの問いの投げ方、アプローチの仕方が示唆深い。
※オープンな場でフラットに自分の悩みを打ち明けて相談できるも、野村さんもすごい。

個人的には、徳谷さんのアプローチの仕方が、相手の相談を聞き、相手にとって良い時間を過ごしてもらうための関わり方として学びになったのでめも。

※相談内容もより抽象化すると、定型業務に時間が取られ、本当はやりたい長期×新規に時間を投下に苦戦するというのは、
起業家だけでなく、マネージャー、プレーヤーの方でもあまねく同じような苦悩はあるのかなと思いました。

前提:自分の意見や解釈はベースでのせない。

 ・相手の苦悩、葛藤をまずは遮らずきききる
 ・相手の言いたいことを要約する、
  オウム返しはするが解釈はしない・求められていない意見は言わない

問い方:


 ⓪相手が何に悩んでいるのか、モヤッとしているのか聴き切る
  ・具体的にそれはどういうことで、何にモヤッとしているのか?

 ①まずは、相手が何を目指したいのかを具体化する
  ・いつまでに、どのくらい、どこまで行けたら良い?
   ・理想はどのくらい非定型の業務を増やし、
    これからのことを考える時間が欲しいのか?
   ・それを通じて、事業をいつまでにどこまでいけると良いのか。
  ・本当にそれをやりたいのかを問う
  ・前提においているものが本当に前提か問う。
   ・本当に事業を大きくしたいのか?
 ②そのためにやれる手段は何かを問う
   ・オプションを問う。
    ・こなせる量を増やす(自身の生産性を上げる)、
     こなす案件を減らす、誰かに業務をまかす。
   ・その手段だけで解決するのかを問う
 ③今それがやれない理由は何かを問う
   ・何を気にしているのか、何を大事にしているのか
   ・それはなぜか?
   ・視点を変えて、そういう人をどう思うか?
    ・自身がインタビューで同じ相談されたらどう思うか?
    ・どうアドバイスするか?それはなぜか?
    ・自分がそうしない理由は何か?
    ・何を大事にしていて、それはなぜなのか?
   ・反証を持ち出して本当にそうか
    ・スタートアップに来る人は本当に全員そう思うのか?
 ④明日からやれる一歩目を具体化する
  ・じゃあ、××はやれそうですかね?

ちなみに、こちらのキャリアの教科書も出されていて、非常に体系的でおすすめです!


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