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鬼滅の刃アニメ2期決定。漫画とアニメの違いを見ると感動しますよ。

こんにちは。
あるいはこんばんは。
ゲームブック総合サイトの管理者です。
鬼滅の刃の2期が決まりましたね。
Twitterではそれらに関するトレンドが大半を占め、お祭り騒ぎになっていました。

こちらのエントリで触れましたとおり、筆者は鬼滅は物語的にはコンプリートしています。

・アニメ1期で竈門炭治郎立志編を全視聴完了
・映画で無限列車編視聴完了
・漫画でそれ以降最終話まで読了
・さらにはファンブック2冊、外伝も読破

このように、鬼滅の物語全容は把握していました。
でも先日何となく気になって7巻を買ってみたんですよ。
映画と被る部分ですね。

そうしたら、細かいところで差異があることに気づきました。
以下、鬼滅の若干のネタバレを含みますのでご注意下さい。
あんまり分からないように気をつけて書きますけどね。

カナヲの好きな……

カナヲが誰と結ばれるか。
これは原作漫画最終話を読めば分かります。
そのためネット上にはカップルを示唆するワードで検索すると幾らでも出てきます。
一方アニメ版ではそれが隠されているんですよね。
とある人物とカナヲが珍しく会話をしていると、何気ない誰かの行為がカナヲの閉ざされた心を少しずつ開くきっかけとなります。
このときのカナヲの衝撃は恐らく今まで経験したことのないようなものだったことでしょう。
アニメ版ではないシーンに、漫画版でカナヲが呼ばれても反応せず、コケてしまうと言うものがあります。
このコケるシーンが個人的には重要なんじゃないかなと思うのですが、アニメ版ではカット。
こう言う違いを見つけていくのは非常に面白いと思います。
また、カナヲの過去について触れるシーンで、胡蝶家の人々との出会いが描かれています。
これは漫画版では番外編として扱われているのですが、アニメでは本編として採用されています。
このシーン自体も微妙に異なり、漫画では胡蝶家の人々がカナヲのそれぞれの手を引く、つまりカナヲの右手をAの人、左手をBの人が握って走り去っているコマがあります。
アニメにはないこのシーンを見ると恐らく虐待されていたカナヲは、このように手を優しく握られたり施しをうけたことがなく、生まれた初めて触れた温もりなのだろうなと目がうるっと来ました。
一方でアニメ版には独自のカットがあります。
世話を焼く胡蝶家の人の慈愛が伝わってきます。
確かにこう言う風にいろいろ面倒を見てあげたのだろうなと、カナヲ良かったねと思えるシーンです。
それぞれを見ることで、鬼滅の刃と言う世界観をより深く相乗効果的に楽しむことが出来ます。
この原作での外伝部分の最後の一コマがアニメ版にはありません。
これがとても大切なコマなんですけど、敢えてアニメでは触れてないのですね。
そのため筆者はアニメ版からこの原作漫画での一コマをみて「おおっ」と驚愕したものです。
ぜひアニメしか見てないよ、という方は原作漫画も御覧ください。7巻です。

無限列車へ

激しい戦闘を終えたかまぼこ隊、炭治郎、善逸、伊之助は蝶屋敷での治療や休養を終え、新たなる任務として無限列車へと向かいます。
ここでアニメでは「それ、違法行為じゃないの?」と思えるシーンがありますね。
いや勿論、刀を携帯していると言う時点で違法行為ですけど、そこじゃないです。
漫画では問題なく炭治郎たちは首尾よく無限列車に乗車し、あるアイテムが鍵となり、鬼の異能・血鬼術が発動して大変なことになっていくのですよ。
話の流れや自然さで言うと漫画版の方がスムーズだなと思う一方で、アニメの方が炭治郎、善逸、伊之助の個性がよく表現されているのを楽しむことが出来ます。
これも両方見たほうが違いを含めて面白いと思いますね。
映画へのスムーズな流れとしてはアニメ版が非情に演出が優れており、重要人物が現れて、紅蓮華がGet Wildの様に流れて、スタッフロール。
紅蓮華もアニメ版ではリリース曲と異なるのが話題になったりしますが、無限列車が走り去るシーンを終えても曲が終わらずそのまま流れ続けます。
スタッフロール越しに聞く紅蓮華の本来の歌詞も聴けるのが非情にいい感じなんですよね。
LiSAがなぜ歌詞を変えたのか。
炭治郎は物語の冒頭で「残酷」を味わっている。
打ちのめされたばかりの炭治郎にこの歌詞はあまりにも可哀想だとの判断から変えたそうです。
でも物語が1話から26話になるにつれて炭治郎も成長し、その炭治郎になら贈れる言葉と言うスタッフからのメッセージなのかなと思いながら歌詞を聴くと、視聴者である筆者も炭治郎の成長を見届けることが出来たと共感します。

まとめ

そんな感じで漫画全巻持っている筆者も2期は当然見ます。
原作の違いを楽しみながら、物語の奥深さを感じられるし。
スタッフからのメッセージに感動できるから。

さあ皆さんも。
鬼滅は素晴らしいのでぜひどうぞ。




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