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立浪竜、ビジター6連敗&また鬼門魔空間神宮に飲まれヤクルトに惨敗…8連戦2勝6敗と撃沈し借金7へ…岡林勇希選手の絶不調&捕手の起用にこれからどうする…?

7/15 中1-4ヤ ●
7/16 中3-4ヤ ●

~試合結果~
7/15 中1-4ヤ ●

先発は梅津晃大投手。2回裏、無死1、3塁のピンチから中日キラー中村悠平選手にタイムリーを浴び先制を許してしまうと、続く中日キラー山田哲人選手にもタイムリー、さらに濱田太貴選手の内野ゴロ間に失点と結果1イニング3失点と打ち込まれてしまいました。

それでも以降は力強いピッチングでヤクルト打線を抑えましたが、反撃したい打線もヤクルト先発ヤフーレ投手から5回表に細川成也選手の2ベースヒット、ロドリゲス選手の内野安打で無死1、3塁のチャンスを作ると、ここで立浪監督もスタメンの加藤匠馬選手に代打石橋康太選手という強気の采配を見せ、代打石橋康太選手の内野ゴロの間に得点を挙げる!!

しかし以降打線が沈黙。梅津晃大投手も7回3失点と粘りのピッチングを見せましたが、8回裏に勝野昌慶投手が1死2塁のピンチからまたしても中日キラー中村悠平選手にタイムリーを浴びてしまい、万事休す…

最後はヤクルトリリーフ陣に手も足も出ず、ドラゴンズ2連敗となりました…

7/16 中3-4ヤ ●

先発は小笠原慎之介投手。打線は初回、ヤクルト先発山野太一投手からカリステ選手がヒットを放つと

続く福永裕基選手が初球を見事捉え、値千金の2ランホームランを放ちドラゴンズ先制!!

さらに細川成也選手も初球を見事捉え、こちらもレフトスタンドに叩き込むホームランを放ちドラゴンズ2者連続ホームランの一発攻勢!!

しかしながら小笠原慎之介投手は課題の立ち上がりでしたがまたしてもから不安定、2回裏に2死満塁のピンチをなんとか無失点に抑えましたが、3回裏に1死3塁のピンチから宮本丈選手にタイムリー内野安打を浴び立ち上がりにまた失点を許してしまいました。

それでも今回の試合は試合開始前から降雨、雨天中止もあり得る状態からの強行決行であり、さらに試合中も降雨継続とかなり不安定な試合。
もしかしたら5回までに雨が激しくなり試合成立せずに結局試合中止の可能性もありましたが、なんとか試合は継続し、小笠原慎之介投手も粘りのピッチングで5回1失点と投げ、試合成立に!!

このまま降雨コールドゲームになるかと思われましたが、天にすら見放されたのか、試合成立した瞬間に激しく降っていた雨が止んでしまい、そのまま試合は6回に突入へ。

その6回裏、小笠原慎之介投手が1死2、3塁の大ピンチを作ってしまうと、続く中日キラー中村悠平選手をショートゴロに打ち取りましたが、その間に3塁走者が本塁生還しついに1点差に。

さらに続く山田哲人選手に死球を出してしまい、2死1、3塁とピンチが拡大。さらに小笠原慎之介投手も球数100球以上という状態でしたが、ドラゴンズベンチは小笠原慎之介投手にマウンド託し続投を選択しましたが、これが裏目。

続く丸山和郁選手にタイムリーを浴びてしまい、ドラゴンズまさかまさかの同点を許してしまい、結果小笠原慎之介投手は5回2/3イニング3失点で降板と粘りきれませんでした…

それでも2死1、2塁のピンチで代打青木宣親選手という窮地を後続の藤嶋健人投手が3球三振で抑えきりましたが、続く7回裏、藤嶋健人投手がイニング跨ぎとなりましたが、先頭打者の長岡秀樹選手に四球を出してしまい、さらに増田珠選手の犠打で1死2塁のピンチを作ってしまう。

続く宮本丈選手をファーストゴロに打ち取るも進塁打となり2死3塁とピンチは拡大し、続く中日キラー村上宗隆選手を敬遠かと思われましたが、バッテリーの選択は村上宗隆選手と勝負に!!

その天敵村上宗隆選手を内野守備シフトもハマり見事ショートゴロに打ち取り3アウト無失点と誰もが思った瞬間、

ショートのロドリゲス選手が打球を後逸してしまい、まさかまさかのタイムリーエラーでヤクルトに勝ち越しを許してしまいました…

まさかまさかの一時3点リードからの逆転…これが鬼門魔空間神宮の呪いなのか、開幕戦のエラーを彷彿とさせるロドリゲス選手のミスにファンも阿鼻叫喚…

そして負の流れが連鎖するのか、初回以降打線も沈黙しており、8回表にヤクルトリリーフの小澤怜史投手から先頭打者の代打大島洋平選手が今シーズン初の代打での四球を選びましたが、続く代打高橋周平選手が併殺打となりまたしても自滅…

8回裏には祖父江大輔投手が無失点に抑えましたが、最後まで負の流れを立ちきることができず、ドラゴンズ大逆転負けで3連敗となり、今シーズン最多の借金7となってしまいました…


~感想~

ドラゴンズ、ペナントレース前半戦の最大の山場である8連戦でしたが、結果は2勝6敗と激闘むなしく惨敗となり、8連戦前は借金3でしたが、結局借金も今シーズンワーストの7にまで膨らんでしまいました…

今回は打線の先制の有無もありますが、梅津晃大投手と小笠原慎之介投手が共に序盤に失点と相手に付け入る隙を与えてしまう展開が続いてしました。

特に小笠原慎之介投手は現在ドラゴンズの先発陣で最多の投球回であり、まさに先発の柱でもありますが、今シーズン15試合先発して3回までに失点した試合は10試合と、立ち上がりで失点してしまう展開がかなり目立っています。

また、打線としても今シーズン最大の誤算が竜の天才である岡林勇希選手です。

岡林勇希選手は高卒4年目にして2年連続GG賞、ベストナイン、さらに2022年最多安打と若くしてドラゴンズの柱を担う選手なのですが、今シーズンは一体どうしたのか、成績がなんと、
68試合 打率.182(220-40) 0本 3打点 OPS.434
得点圏打率.083 4盗塁

と想像を絶するほどあり得ないレベルで信じられない成績となっています…

これがどれだけ酷いのか、失礼ですが過去のドラゴンズの選手の成績で比較すると打てない打てないと言われていた2019年の加藤匠馬選手の成績が
92試合 打率.228(224-51) 0本 13打点 OPS.543
得点圏打率.193 0盗塁

という成績です。

申し訳ないですが、この成績ではもはや今の岡林勇希選手を一軍で起用する意味合いはかなり薄いと言えますし、岡林勇希選手の復調を期待したいのですが、既に200打席以上起用されてこの成績では今シーズン中の復調もかなり期待が薄いです…

むしろ復調を期待する間に岡林勇希選手が打てずにドラゴンズが負けてしまうようでは本末転倒です。
いくらレギュラー選手といえどここは思いきって二軍調整させるのも選択肢の一つともいえます。

また今シーズン気になる起用法が捕手の起用法です。
現在一軍には木下拓哉選手、加藤匠馬選手、石橋康太選手の3選手がいますが、去年までなら木下拓哉選手が絶対的正捕手として起用されていました。

しかしながら今シーズンは木下拓哉選手も絶不調であるため、去年まで殆ど起用のなかった加藤匠馬選手のスタメン起用がかなり増えています。

しかしながら加藤匠馬選手も打力のある選手とは言い難いです。

さらに今回の8連戦中も木下拓哉選手、加藤匠馬選手、石橋康太選手の3選手がそれぞれスタメン起用されましたが、正直打撃成績云々で起用されるというよりかは、先発投手に合わせてスタメン捕手も決まっているような、バッテリーに拘る起用法が目立ちます。

また試合途中の捕手交代。とくに試合終盤で加藤匠馬選手を守備固め起用することも多く、かと思えばスタメン起用した加藤匠馬選手に試合中盤で代打を出したりと、臨機応変な起用なのか行き当たりばったりな起用なのかよく分からない起用が続いています。

ファン目線から見ればやはり正捕手を確立した方が良いかと思いますが、それでも現場には何か考えがあっての起用と思われます。
本当なら木下拓哉選手が復調すれば木下拓哉選手を絶対的正捕手として起用でき全て解決できますが、それもなかなか上手くいきません。

なかなか誤算続きのドラゴンズ。今回のヤクルト戦もそうでしたが、この8連戦の負けた試合の殆どの試合でドラゴンズのミスが目立った試合でもありました。

そのミスというのも本来なら起きないようなミスばかり。去年は若手主体であるが故にそういったあり得ないミスを連発していましたが、そのようなミスがこの8連戦で久々に出てしまいました。

横浜戦の龍空選手の牽制死しかり、今回のロドリゲス選手のタイムリーエラーしかり、まだまだ若手選手であるがゆえ、経験不足から来るあり得ないミスとなってしまいました…

去年は前半戦借金14であり、現在借金7と去年と比較したら良くはなっていると感じますが、やはりまだまだ未熟なチームだと思ってしまいます。

今回の8連戦はなかなか残念な結果にもなりましたが、福永裕基選手と細川成也選手の活躍という収穫もあり、それぞれの活躍が、

福永裕基 打率.366(30-11) 1本 5打点
細川成也 打率.346(26-9) 2本 5打点

となりました。
まさに今やドラゴンズの柱。この二人がドラゴンズの要としてこれからも打ちまくってほしいですね。

次は2日休みを挟んでのバンテリンでの巨人戦。まだまだ厳しい戦いが続きますが、次が前半戦最後のカードです。まずはミスすることなく目の前の試合を落とさないようにしてほしいですね。

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