見出し画像

立浪竜、2試合連続完封勝利で4位浮上!!新助っ人ディカーソン選手来日初ホームラン&バースデータイムリーにファン歓喜!!そして球界に衝撃!?巨人戸郷翔征投手ノーヒットノーラン達成に西武松井稼頭央監督休養へ

5/24 中2-5ヤ ●
5/25 中1-0ヤ ○
5/26 中5-0ヤ ○

~試合結果~
5/24 中2-5ヤ ●

先発は涌井秀章投手。初回2死から味方のミスで走者を出してしまうと、続く中日キラー村上宗隆選手にリーグトップ独走となる2ランホームランを浴びドラゴンズ先制を許してしまう。

それでも涌井秀章投手は初回以降は要所を抑えるピッチングで6回2失点と好投するも、肝心の打線もヤクルト先発中日キラーサイスニードの前にまたしても封じ込められてしまい、さらに相手の好守にも阻まれ無得点が続いてしまう。

そして7回表を橋本侑樹投手が無失点に抑えると、7回裏、ここまで好投を許していたサイスニード投手から細川成也選手、カリステ選手の連続四球で2死1、2塁のチャンスから木下拓哉選手がタイムリーを放ちドラゴンズ反撃!!

さらにサイスニード投手も降板し、ヤクルトのリリーフの丸山翔大投手から山本泰寛選手も四球を選び、2死満塁の大チャンスで続くは対ヤクルト戦打率7割超えのヤクルトキラー村松開人選手!!

このまま勢いに乗り同点、逆転と行きたいところでしたが、なんとヤクルト高津監督が丸山翔大投手からクローザーの田口麗斗投手を投入する決死の采配をし、案の定田口麗斗投手に封じ込まれてしまい同点とはなりませんでした…

そして8回表には勝野昌慶投手が登板するも、四球と申告敬遠で2死1、2塁のピンチを作り、続く中日キラー西川遥輝選手に一二塁間を抜ける痛烈な打球を放たれてしまい更なる失点に…と、思われた矢先、なんと西川遥輝選手の打球が1塁走者のオスナ選手を直撃し結果走塁妨害で3アウトとなり九死に一生を得る!!

すると直後の8回裏、ヤクルトのリリーフ木澤尚文投手から福永裕基選手がヒットを放つと、続く細川成也選手が値千金のフェンス直撃のタイムリー2ベースを放ちドラゴンズ同点!!

しかしながら続くカリステ選手がセカンドゴロ、ディカーソン選手は申告敬遠。さらにディカーソン選手が来日初盗塁を決め2死2、3塁の大チャンスを作りましたが、続く岡林勇希選手が相手の好守に阻まれライトフライに倒れ勝ち越しとはなりませんでした。

そして9回表を藤嶋健人投手が無失点に抑えましたが、9回裏は無得点に終わり、ドラゴンズ今シーズン9回目の延長戦に

延長10回表からは竜の守護神ライデル・マルティネス投手が登板し、いつも通りの圧巻のピッチングで無失点に抑えるかと思われましたが、相手は無類の中日キラー軍団であるヤクルトスワローズ。ついに恐れていた悪夢が起きてしまいました…

先頭打者の長岡秀樹選手にヒットを浴びると、続く武岡秀樹選手の犠打で1死2塁となり、続く村上宗隆選手を申告敬遠とし1死1、2塁となったところで、続く今季育成から支配下に上がった岩田幸宏選手がセーフティバントをしようとするも、なんと投じた2球目が岩田幸宏選手のユニフォームを掠ってしまい、結果死球と判定され1死満塁の大ピンチに…

それでも続く中日キラーオスナ選手をライトフライに抑えましたが、続くは対中日戦得点圏打率.750かつ対中日戦7打点の新生中日キラー西川遥輝選手。

球界トップクラスの選球眼を持つ西川遥輝選手は全くボール球に手を出さず、ついにフルカウントとなり、ライデル・マルティネス投手が投じた6球目、無情にも外角に外れボールとなり押し出し…
結果ライデル・マルティネス投手は開幕22試合目にして今シーズン初失点を喫してしまいました…

さらに悪夢は終わらず、続くは代打の切り札であり絶対的中日キラー川端慎吾選手に一二塁間を抜ける痛烈な打球を放たれてしまうも、セカンドの山本泰寛選手が飛び付き打球を好捕する超ファインプレーを見せたと思われた直後、なんと山本泰寛選手の送球を一塁ベースカバーに入ったライデル・マルティネス投手が捕球できず、さらに川端慎吾選手と交錯してしまい、結果タイムリー内野安打とタイムリーエラーで一挙3失点となってしまい、ライデル・マルティネス投手は降板となってしまいました…

その後は斎藤綱記投手が抑えましたが、絶対的守護神ライデル・マルティネス投手が打たれたショックは図り知れず、延長10回裏、ヤクルトのリリーフ石山泰稚投手の前に細川成也選手がマルチ安打を放つも、呆気なく抑えこまれてしまい、ドラゴンズ連勝が2でストップとなりました…

5/25 中1-0ヤ ○

先発はメヒア投手。5/3以来の先発登板となりましたが、要所を抑えるピッチングで幸先良い立ち上がりを見せると、打線は2回裏、ヤクルト先発ヤフーレ投手から

ディカーソン選手が来日初ホームランを放ちドラゴンズ先制!!

その後、メヒア投手は最早圧巻!!援護点はこの1点で十分と言わんばかりに圧巻のピッチングでヤクルト打線を捩じ伏せ、なんと7回無失点球数121球の気迫のピッチングを見せる!!

そして8回表を下剋上ストッパー松山晋也投手が圧巻のピッチングで無失点に抑えると、ついに1-0のまま試合は9回表へ。

マウンドに上がるのは前日悪夢のようなピッチングとなってしまった竜の守護神ライデル・マルティネス投手。前日の残像が残っているか心配されましたが、やはりライデル・マルティネス投手には杞憂。
昨日ヒットを浴びた長岡秀樹選手をセカンドゴロ、中日キラー山田哲人選手を空振り三振、そして現在セ・リーグ本塁打数トップの絶対的中日キラー村上宗隆選手を空振り三振に仕留め、ドラゴンズ圧巻の完封勝利となりました!!

5/26 中5-0ヤ ○

先発は仲地礼亜投手。今季初登板でしたが初回から完璧なピッチングを見せると、直後の1回裏、ヤクルト先発のルーキー松本健吾投手から村松開人選手の四球、石川昂弥選手の2ベースヒットで1死2、3塁のチャンスを作り、続く細川成也選手の内野ゴロの間に3塁走者が本塁生還しドラゴンズ先制!!

さらに続くディカーソン選手が死球となり2死1、2塁のチャンスからビシエド選手が今季初タイムリーを放ち追加点!!

幸先良い試合運びと思われた矢先にまさかまさかの事態が発生。なんと仲地礼亜投手が2回表のマウンドに上がる前に負傷してしまい、初回無失点のまま降板となってしまいました…

まさかまさかのアクシデントで先発投手が2回表の前に降板する予期せぬ緊急事態に対し、マウンドに上がったのは橋本侑樹投手。試合の流れがヤクルトに行きかける重要なイニングでしたが、緊急登板ながらも村上宗隆選手、オスナ選手、山田哲人選手相手に3者連続奪三振で抑える圧巻のピッチングで無失点!!

そして橋本侑樹投手は3回表もイニング跨ぎで無失点に抑えると、3回裏には田中幹也選手のヒットから石川昂弥選手がタイムリー2ベース、さらにディカーソン選手が自らの誕生日を祝うバースデータイムリーを放ち、ヤクルトのルーキー松本健吾投手をKO!!

さらに橋本侑樹投手は4回表もイニング跨ぎし、2死1、2塁のピンチとなったところで降板するも、緊急登板で2回2/3イニング無失点とチームを救う好リリーフ!!

その後は勝野昌慶投手が無失点に抑えると、5回表もイニング跨ぎで無失点に抑えるピッチング!!

そして6回表は藤嶋健人投手が無失点に抑えると、6回裏にはヤクルトのリリーフ丸山翔大投手から代打福永裕基選手の2ベースヒット、村松開人選手の犠打から田中幹也選手がタイムリーを放ちダメ押し!!

7回表には清水達也投手が無失点、8回表には斎藤綱記投手が無失点に抑えると、最後は下剋上ストッパー松山晋也投手がヤクルトの反撃を見事に抑えきり、ドラゴンズ緊急事態ながらもリリーフ陣の奮闘により2試合連続完封勝利&2カード連続勝ち越しとなり、

借金2ながらもリーグ4位へと浮上しました!!


~感想~

ドラゴンズ見事な2試合連続完封勝利&2カード連続勝ち越し!!バンテリンドームという地の利を活かした見事な試合ができました

今回はなんと絶対的守護神のライデル・マルティネス投手が打たれ負けるというまさかの事態が起きてしまいましたが、翌日の試合には見事にリベンジを果たす圧巻の好リリーフを見せました!!

ライデル・マルティネス投手はドラゴンズのリリーフ陣の絶対的柱。今回のことでライデル・マルティネス投手を責めるファンはいないですし、信頼は揺るぎません。
さらにライデル・マルティネス投手は5/26のサンデードラゴンズの特集で「ドラゴンズに残りたい」というファンを泣かせる発言をしました。

涙が止まりません…これからもどんどん圧巻のピッチングで活躍をしてほしいですね!!

さらにメヒア投手も久々の先発登板ではありましたが圧巻のピッチング!!前回、前々回はふがいないピッチングで早々に降板していましたが、見事に二軍で調整し本来の持ち味を発揮しました!!

また、仲地礼亜投手にあっては試合後に足を痛めたために降板と説明がありましたが、これで2年連続シーズン初登板かつ2年連続ヤクルト戦で初回降板という不名誉な記録を作ってしまいました。
仲地礼亜投手の負傷の具合は不明ですが、まずはまたしっかり治して復帰してもらいましょう。

そしてその緊急降板からのリリーフ陣の大奮闘!!
最早圧巻のリレーでした。
また、このリリーフ陣を見事にリードし完封勝利へと導いたのが石橋康太選手でした。

若手とはいえ高卒6年目という立場。そろそろ一軍でも活躍してほしいという時期でもありますが、見事なアピールになったかと思います。
限られた出番でもこれからもどんどん結果を出してほしいですね。

一方打線の中で最も存在感を示したのが新助っ人のディカーソン選手でしょう!!

ディカーソン選手は開幕スタメンでしたが、開幕戦で腰を痛めてしまい以降二軍落ち。そこから全く音沙汰なしという状況だったのですが、つい先日二軍で実戦復帰し、そのままようやく2か月ぶりの一軍復帰で見事な活躍!!

やはりメジャー通算40本塁打の実力は本物。ディカーソン選手はとにかくボール球は振らないタイプの打者と打席を見て感じました。
ドラゴンズに足りなかった要素を埋める助っ人としてこれからも活躍してもらいましょう!!


話は変わってドラゴンズ以外の話。球界では二つの驚愕の出来事が起きました。

まず一つ目の出来事が、

5/24、阪神×巨人戦で巨人のエース戸郷翔征投手がノーヒットノーランを達成しました!!!!!

NPBでのノーヒットノーラン達成はこれで101回目、NPBでの最初のノーヒットノーランは伝説の大投手、巨人の沢村栄治投手ですが、これも甲子園で達成された大記録でした。

また巨人の甲子園でのノーヒットノーランはこの沢村栄治投手以来の快挙とのこと。何か運命的なものを感じますね。
戸郷翔征投手おめでとうございます!!


そして二つ目の出来事が、

5/26の試合終了後、埼玉西武ライオンズの松井稼頭央監督が休養となり、以降渡辺久信GMが監督代行を務めることが発表されました。

まさかまさかの監督休養。実は今シーズンの西武は開幕からかなり低迷しており、現在交流戦前にして、
借金15のパ・リーグ断トツ最下位となってしまっていました。

前年も西武は5位に終わり、巻き返しを図りたいシーズンだったのですが、2年前のオフには絶対的正捕手の森友哉選手のFA移籍により退団、去年のオフには主砲山川穂高選手がFA移籍により退団とチームの絶対的柱が揃って退団、さらに助っ人補強も不発してしまい、結果著しくチーム力が低下していました。

松井稼頭央監督の現役時代はまさにスーパースター。メジャーでも活躍した最高のショートであり、絶大な人気と実力があり、二軍監督、一軍監督と確実に指導者としてもキャリアを積んでいたのですが、結果的にまさかの形で監督退任ということになってしまいました。

今回の松井稼頭央監督の休養。ドラゴンズファンとしてはこれは他人事ではなく、去年のドラゴンズがまさに現在の西武と同じレベルで低迷をしていたことは記憶に新しいでしょう。

事実交流戦前の時点で去年のドラゴンズは借金12と借金地獄となり、さらに以降も負けを積み重ね一時的に最大借金29、最終的には借金26で2年連続最下位とどん底の状態でした。

個人的にはチームが低迷したからシーズン途中に休養となるのはあまり好きではありませんが、1日でも早く今の悪い方向性から舵を切り替えるために監督休養という手段を取るのも利にはかなっていると思います。

事実去年の立浪和義監督、ドラゴンズに関してはどうにもならないくらいどん底状態かつ信頼が地の底にまで落ちていたので、いっそ退任してはどうかと考えていました。

それでもオフに一気にチーム改革、現在借金2ながらも4位であり、去年の惨状をから見ればかなり今シーズン食らいついています。

ちなみに交流戦前の時点での借金2という状態がどれだけ良いか各年度の成績を比較すると、

18年 22勝24敗1分 借金2
19年 23勝29敗 借金7
20年 交流戦なし(45試合終了時点 17勝24敗4分 借金7)
21年 16勝22敗7分 借金6
22年 20勝24敗 借金4
23年 17勝29敗 借金12
24年 20勝22敗5分 借金2

というように、ドラゴンズの中ではなんと2018年以来のチームとして良い状態なのです。

立浪和義監督も現役時代はミスタードラゴンズと呼ばれるほどのスーパースター。私も大ファンでしたが、監督としては2年連続最下位という実績となってしまっているのでなかなか心に来るものがあります。

3年契約の最終年なので今シーズンの結果次第ではオフに退任の可能性は大いにありますので、なんとか良い結果を出せるよう期待したいですね。

次はついに交流戦。しかも初戦がその埼玉西武ライオンズです。代行監督を務める渡辺久信GMはかつては監督就任1年目の2008年にチームを日本一に導いた西武屈指の名将です。
監督が変わったからといって戦力が変わる訳ではありませんが、チームの戦術は大きく変わるので全く油断はできません。

油断することなくまずは1勝を目指しましょう。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?