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立浪竜は完全終戦しました…鬼門甲子園で今シーズン0勝10敗1分に終わる…そしてついに今シーズンワースト借金15で3年連続最下位まっしぐら…この3年間は一体何だったのか…誰か助けて…

9/3 中1-4神 ●
9/4 中4-9神 ●
9/5 中1-2神 ●

~試合結果~
9/3 中1-4神 ●

先発は高橋宏斗投手。無双する竜の怪物でしたが、やはり疲労のせいか立ち上がりから大荒れ。2回裏にヒットと四球で無死満塁の大ピンチを作ってしまうと、続く満塁打率.500という虎の満塁男木浪聖也選手に痛恨のタイムリーを浴び、先制を許してしまいました…

それでも以降は圧巻のピッチングで阪神打線を捩じ伏せていきましたが、そんな孤軍奮闘する高橋宏斗投手の思惑とは裏腹に、打線については阪神先発のガラスのエース高橋遥人投手の前に全く手も足も出ず無得点に抑えられてしまう。

そして7回裏、孤軍奮闘してきた高橋宏斗投手も1死3塁のピンチから中日キラー近本光司選手にダメ押しタイムリーを浴びてしまい、7回3失点と好投するも、ついに力尽きてしまいました…

さらに8回裏からは橋本侑樹投手が登板するも、ヒットと味方のミスと四球により1死満塁の大ピンチを作ると、またしても虎の満塁男木浪聖也選手に痛恨の押し出し四球を与えてしまい万事休す…

後続をフェリス投手が抑えるも、打線にあっては8回まで無失点。このまま完封負けかと思われましたが、9回表、虎の剛腕ストッパーゲラ投手から岡林勇希選手の四球、福永裕基選手のマルチ安打となる2ベースヒットで無死2、3塁のチャンスからカリステ選手の内野ゴロの間に3塁走者が本塁生還し得点を挙げ完封阻止!!

しかしながら反撃はここまでとなりドラゴンズ敗北…

またしても今シーズンワーストタイの借金13となり、これで今シーズン甲子園0勝8敗1分の8連敗となりました…

9/4 中4-9神 ●

先発は小笠原慎之介投手。打線は初回、阪神先発村上 頌樹投手から岡林勇希選手のヒット、福永裕基選手のエラー出塁、カリステ選手の犠打により2死2、3塁のチャンスから宇佐見真吾選手がタイムリーを放ちドラゴンズ先制!!

このまま勢いに乗るかと思われましたが、直後の1回裏、悪夢のような出来事が待っていました…

立ち上がりが課題の小笠原慎之介投手ですが、今回はそれが最悪の結果。先頭打者の近本光司選手、中野拓夢選手に連打を浴び、無死1、2塁のピンチから続く森下翔太選手にまさかのタイムリー2ベースヒットを浴びてしまい、3連打で同点を許してしまいました…

さらに続く大山悠輔選手に2ベースヒットを浴び無死2、3塁のピンチを作ると、続く虎の怪物中日キラー佐藤輝明選手に痛恨のタイムリーを浴び、怒涛の5連打で勝ち越しを許してしまいました…

そして悪夢はこれで終わらず、続く井上広大選手に初球を完璧に捉えられ、レフトスタンドに叩き込む2ランホームランを浴びてしまい、結果1アウトも取れず悪夢のような怒涛の6連打で初回6失点と、最悪すぎる立ち上がりで試合をぶち壊してしまいました…

結果小笠原慎之介投手は4回6失点とKO
5回裏からは岩嵜翔投手が登板するも、四球と連打により1死満塁のピンチから、連日に続きまたしても虎の満塁男木浪聖也選手にタイムリーを浴び、この試合8失点目に…

それでも直後の6回表、荒れ狂うドラゴンズファンの「気合いを入れろ」コールに答えるかのように、

細川成也選手が初球を完璧に捉える第18号ホームランを放つ!!

さらに続く宇佐見真吾選手が2ベースヒット、石川昂弥選手の四球により無死1、2塁の反撃のチャンスを作りましたが、本日一軍昇格しセカンドスタメン起用の板山祐太郎選手が痛恨の併殺打を放ってしまいました…

それでも2死3塁のチャンスから村松開人選手の打球を相手がミスし、結果タイムリーエラーで4点目を挙げました!!

でしたが直後の6回裏、祖父江大輔投手が登板するも、味方のミスにより1死3塁のピンチから大山悠輔選手に犠牲フライを浴び、これで9失点目と万事休す…

以降7回裏をフェリス投手、8回裏を斎藤綱記投手が無失点に抑えましたが、打線については虎のリリーフ陣に抑え込まれてしまい、ドラゴンズ2連敗…

さらに今シーズン甲子園で0勝9敗1分でドラゴンズ82年ぶりの同一シーズン甲子園9連敗となり、ついに今シーズンワーストの借金14となってしまいました…


9/5 中1-2神 ●

先発は大野雄大投手この試合が今シーズン甲子園最終戦。しかしながら今だ甲子園0勝という不名誉すぎる記録。その記録を阻止するために最後に託されたのがかつてのエースであり阪神キラーの大野雄大投手。

しかしながら3回裏、四球とヒットで1死1、2塁のピンチを作ってしまうと、続く森下翔太選手にタイムリーを浴び先制を許してしまい、さらに死球で1死満塁の大ピンチから続く虎の怪物の中日キラー佐藤輝明選手に犠牲フライを浴び、ドラゴンズ甲子園0勝の悪夢が現実味を帯びてきてしまいました…

それでも打線は5回表、ここまでチャンスは作るも後1本が出ないという良いように抑え込まれてきた阪神先発大竹耕太郎投手から岡林勇希選手の猛打賞となる内野安打、山本泰寛選手の進塁打で1死2塁のチャンスから福永裕基選手がタイムリー2ベースヒットを放ちドラゴンズ反撃!!

さらに続く細川成也選手が四球となり、1死1、2塁と一打同点の大チャンスとなりましたが、続くカリステ選手がショートゴロ、高橋周平選手が空振り三振に倒れ同点とはなりませんでした…

また大野雄大投手もピンチを作りながらも粘りのピッチングで5回2失点となんとか試合を作ると、反撃に出たい打線も6回表、虎の左のストッパー3年目のルーキー桐敷拓馬投手から木下拓哉選手がマルチ安打となるヒット、さらに代打ブライト健太選手のヒットで1死1、3塁とまたしても一打同点の大チャンスを作る!!

でしたが、続く岡林勇希選手がファーストゴロ、山本泰寛選手が空振り三振に倒れまたしても無得点に終わりました…

そして6回裏からは斎藤綱記投手が登板するも、ヒットと四球で1死1、2塁のピンチを作り、続く中野拓夢選手を抑えたところで藤嶋健人投手へ交代となり、その藤嶋健人投手も続く森下翔太選手を抑えきり無失点リリーフ!!

さらに7回裏には藤嶋健人投手がイニング跨ぎとなるも、味方のミスから無死3塁の大ピンチを作りましたが、後続を見事無失点で抑えきる神業のようなピッチングを披露!!

そして8回表には虎のクローザーである絶対的中日キラー岩崎優投手から代打石川昂弥選手が2ベースヒットを放ち2死2塁のチャンスを作りましたが、続くブライト健太選手が空振り三振に倒れ同点とはならず…

8回裏を1点ビハインドながら竜のストッパー清水達也投手が無失点に抑え阪神の追撃を捩じ伏せる!!

そして最後の9回表、甲子園最終戦ということもあり応援団のドラゴンズのチャンテメドレーも流れ、ドラゴンズの今シーズン甲子園初勝利となる逆転劇を信じましたが、ドラゴンズファンの悲痛な叫びとも言えるチャンテメドレーとは裏腹に打線も虎の剛腕ストッパーゲラ投手に呆気なく抑えこまれ、ドラゴンズ3連敗となり、

ドラゴンズ今シーズン甲子園0勝10敗1分という、まさかまさかの甲子園0勝、そして甲子園10連敗で今シーズンの甲子園での戦いが終わってしまい、そして今シーズンワーストの借金15となりました…


~感想~

何十年もドラゴンズを応援してきましたが、まさか甲子園で一度も勝てず、1シーズンの甲子園の試合が終わるとは思ってもいませんでした…

まさかこんなことになるなんて…本当に信じられません…

一応、阪神戦についてはバンテリンでは5勝4敗2分とトータルで勝ち越しているので、阪神というチームそのものが苦手という訳ではありません。

しかしながら今シーズンの甲子園での試合にあっては最早鬼門すら超越した地獄…もう何故か打たれ出したら止まらず大量失点し、さらに打線もチャンスを作っても何故か誰もチャンスで打てないという、もうどうやったら勝てるのか分からない負のスパイラルに陥ってしまいました…

今シーズンの甲子園での試合の詳細はこちら↓↓

采配云々以前に各選手の成績について、まず甲子園での打撃成績についても、

岡林 打率.344(32-11) 0本 0打点 OPS.726 得点圏.000
山本 打率.227(22-5) 0本 2打点 OPS.598 得点圏.333
福永 打率.333(33-11) 0本 3打点 OPS.717 得点圏.333
細川 打率.310(42-13) 3本 3打点 OPS.941 得点圏.143
カリ 打率.279(43-12) 0本 2打点 OPS.581 得点圏.100
高橋 打率.231(13-3) 0本 0打点 OPS.564 得点圏.000
石川 打率.200(15-3) 0本 0打点 OPS.561 得点圏.000
木下 打率.167(12-2) 0本 0打点 OPS.333 得点圏1.000
村松 打率.071(14-1) 0本 0打点 OPS.143 得点圏.000
田中 打率.276(29-8) 0本 1打点 OPS.586 得点圏.000
宇佐 打率.333(12-4) 0本 2打点 OPS.801 得点圏.333
加藤 打率.385(13-5) 0本 1打点 OPS.769 得点圏.500
板山 打率.200(15-3) 0本 0打点 OPS.533 得点圏.000
中田 打率.176(17-3) 0本 1打点 OPS.412 得点圏.200

というように、得点の要である細川成也選手、カリステ選手は得点圏打率1割台、今シーズン阪神戦では好調の高橋周平選手ですら得点圏打率.000、さらに石川昂弥選手にあっては甲子園では0打点という、まさに勝負所で一切打てていないという結果となってしまいました…

そして甲子園での先発投手の成績については、

小笠原 2試合 防8.44 被打率.311 自責点10
大野雄 2試合 防11.37 被打率.385 自責点8
メヒア 2試合 防11.00 被打率.395 自責点11
松葉  2試合 防3.27 被打率.333 自責点4
高橋宏 1試合 防3.86 被打率.176 自責点3
涌井  1試合 防1.50 被打率.200 自責点1
梅津  1試合 防4.50 被打率.238 自責点3

というように、小笠原慎之介投手、大野雄大投手、メヒア投手が滅多打ちに遭ってしまいました…

そして積もりに積もった借金はついに今シーズンワーストの借金15にまで膨れ上がってしまい、最早ドラゴンズ球団史上最悪となる3年連続最下位も現実味を帯びてきてしまいました…

ドラゴンズの再生という史上命題を掲げて、全てのドラゴンズファンの期待を受け就任した立浪和義監督でしたが、結果は2年連続最下位、さらに3年契約の最終年、ペナントレース残り20試合にして5位に沈み借金15…

最下位ヤクルトとは1.5ゲーム差ですが、一体全体この立浪和義監督の3年間とは何だったのか…

失望を重ねる事態に最早全てのドラゴンズファンは呆れかえり、怒り狂う事態となっています…

しかしながら過ぎ去ったことは誰にも変えることはできません。重要なのはこれからどうするかということです。

残るペナントレース、最早3年連続最下位になるかならないかという余りにも情けない戦いになってしまっていますが、とにかくこのまま終わることなく、ドラゴンズの意地を見せてもらいたいです。

次はマツダスタジアムで広島戦。ビジター5連敗中という逆境。打開するには選手自身の力しかありません。とにかく意地を見せてもらいたいです。

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