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立浪竜ナイトメアで4連敗…投手大崩壊で去年王者阪神に大惨敗しついに首位陥落…さらに中島宏之選手も長期離脱へ…それでもついに岡林勇希選手が一軍復帰!!

4/19 中0-7神 ●
4/20 中2-15神 ●
4/21 中0-3神 ●

~試合結果~
4/19 中0-7神 ●

先発はメヒア投手。前日の柳裕也投手に続きメヒア投手も中5日の先発登板でしたが、2回裏、無死満塁のピンチを作り、木浪聖也選手にタイムリー、青柳晃洋投手に犠牲フライを許し2失点を喫すると、さらに3回裏には森下翔太選手にホームラン、4回裏には2死2塁のピンチから近本光司選手にタイムリーを浴び、結果4回4失点でKOとなりました…

一方打線も反撃と行きたいところでしたが、今回の打線は中田翔選手、田中幹也選手が休養のためスタメンから外れており、要が欠けた打線では阪神先発の中日キラー青柳晃洋投手の前にチャンスを作るも決定打を欠き無得点が続いてしまう

そして5回裏からは前日打ち込まれた祖父江大輔投手の入れ替わりで福谷浩司投手が今季初登板を果たしましたが、大山悠輔選手にホームランを浴び試合は完全に阪神ムードへ

6回裏も福谷浩司投手がイニング跨ぎし無失点、7回裏には梅野雄吾投手が無失点に抑え、8回裏には開幕一軍も登板の無かったルーキー土生翔太投手がついに開幕18試合目にしてプロ入り初登板を果たしましたが、これが去年の王者であると言わんばかりに2失点を許し万事休す…

打線も7回表にルーキー辻本倫太郎選手が代打でプロ入り初打席を迎えましたが、レフトフライに終わり、結局最後まで阪神投手陣を打ち崩すことができず、3/31以来となるドラゴンズ2連敗、今シーズン2回目の完封負けを喫しました…

4/20 中2-15神 ●

先発はエース大野雄大投手。去年の手術の影響のためか4/3以来、中18日の先発登板。しかしながら久々すぎる登板のためか、初回に近本光司選手に四球を出し2死2塁のピンチから大山悠輔選手にタイムリーを浴び先制を許してしまいました。

それでも直後の2回表、阪神先発大竹耕太郎投手から細川成也選手の2ベースヒットで無死2塁のチャンスから山本泰寛選手がタイムリー2ベースを放ちドラゴンズすぐさま同点!!
さらに続く上林誠知選手もヒットを放ち無死1、3塁のチャンスから加藤匠馬選手の内野ゴロで得点し、ドラゴンズ逆転!!

このまま勢いに乗りたいところでしたが、直後の2回裏、大野雄大投手が大乱調。四球と連打で無死満塁の大ピンチを作ると、大野雄大投手が大竹耕太郎投手を内野ゴロに打ち取りましたが、打球を大野雄大投手がグラブで弾き、その影響で打球の軌道が大きく変わりまさかのタイムリーとなり同点に…

さらに近本光司選手に犠牲フライを浴び勝ち越しを許してしまうと、中野拓夢選手に四球を出したところで降板KOとなってしまいました…

そして1死満塁とピンチが続く中で梅野雄吾投手が3連投&緊急登板となりましたが、最早綻びを見せたドラゴンズ投手陣の隙を阪神打線が見逃すはずもなく、続く森下翔太選手にタイムリー、大山悠輔選手に犠牲フライ、佐藤輝明選手にタイムリー2ベース、ノイジー選手に四球、そして坂本誠志郎選手をサードゴロに打ち取りましたが、サードのカリステ選手が後逸しタイムリーエラーとなり、ドラゴンズ一挙7失点と撃沈…

チームの連敗を止めるためにマウンドを託された大野雄大投手は1回1/3イニング6失点という、あまりにも最悪な結果となってしまいました…

3回裏からはルーキー土生翔太投手が連投ながら3者連続奪三振と圧巻のピッチングを見せると、4回裏もイニング跨ぎし無失点、さらに5回裏にもイニング跨ぎし無失点に抑え、結果3回無失点5奪三振と前日やられた阪神打線相手にルーキーらしからぬ力で捩じ伏せる圧巻のピッチングを披露!!

そんなルーキーの好投に応えたい打線でしたが、打線の逆転から直後に6点ビハインドになってしまったためか最早意気消沈ムード…3回表以降から大竹耕太郎投手の前に凡打の山を築き無得点と意地すら見せることができない…

そして6回裏からは橋本侑樹投手が登板するも四球からピンチを作り、地元の前川右京選手にタイムリー2ベースを浴びこれで二桁10失点目…

さらに7回裏には竜のセットアッパー勝野昌慶投手が登板。これは一昨日、昨日と先発KOかつビハインド要員のリリーフ陣が連投かつイニング跨ぎ、さらに既にビハインド要員の梅野雄吾投手、土生翔太投手、橋本侑樹投手が登板し、福谷浩司投手はベンチ外という状況であるが上にもうビハインド展開で投げるリリーフがいないこと、さらに勝野昌慶投手自身も4/14以降登板が無いことから起用せざるを得ない状況でした。

そんな登板となりましたが、この勝野昌慶投手もまさかの大乱調。四球とヒットで1死1、2塁のピンチから中野拓夢選手にタイムリーを浴び、さらに2死1、3塁のピンチから大山悠輔選手、佐藤輝明選手、前川右京選手に3者連続タイムリーを浴び、まさかの1イニング5失点となりドラゴンズ15失点目となってしまいました…

13点ビハインドの展開ながらも8回裏を下剋上ストッパー松山晋也投手が無失点に抑えましたが、もはやドラゴンズの意気地は完全に挫れてしまい、反撃する気力すら消し飛ばされ、ドラゴンズまさかの3連敗となりました…

4/21 中0-3神 ●

先発は松葉貴大投手。今回は雨天で50分近く遅延しての試合でしたが、試合開始後も雨が降りしきる悪天候という最悪の状況での試合。

それでも松葉貴大投手の安定感は抜群か、阪神打線相手に打たせて取るピッチングで5回無失点と圧巻の定時ピッチング!!

一方そんな悪天候の試合では打線も湿り気か、阪神先発才木浩人投手の前に手も足も出ずチャンスすら作れずこちらも5回まで無得点に

そして悪天候ながらも5回裏が終了し、試合成立となったところでこのまま雨天コールドで試合終了かと思われましたが、なんとそのまま6回も試合決行へ

やはり雨天だから打てんと言わんばかりに6回表も無得点に終わると、6回裏も松葉貴大投手が定時破りのリミッター解除で続投しましたが、2死1、2塁のピンチから佐藤輝明選手に痛恨の3ランを浴びてしまい万事休す…

そのまま7回表も突入しましたが、7回表も才木浩人投手を打ち崩すことができず無得点に終わると、まるでタイミングを見計らったかのように、今まで悪天候ながら無理矢理試合続行していたのが、7回裏に突入する前に審判団が雨天コールドと宣言

そのため、ドラゴンズまさかまさかの4連敗、さらに今シーズン3回目の完封負け、そしてついに6連勝となり快進撃を見せる阪神に順位が抜かれ、

ドラゴンズ首位陥落となってしまいました…


~試合結果~

ここまで快進撃を続けていたドラゴンズに一体何が起きたのか!?
4/18のヤクルト戦からまさかまさかの投手陣が大崩壊を喫してしまい4連敗…ついに首位陥落となってしまいました…

もはや悪夢、ナイトメアと言わんばかりの4連敗。
実は開幕戦から4/17のヤクルト戦までの16試合でトータル30失点だった投手陣が、この4連敗中に喫した失点数は36失点となってしまいました…

それもそのはず、なんとヤクルト戦では柳裕也投手、阪神戦ではメヒア投手、大野雄大投手という先発陣が3試合連続先発KOという信じれられない結果になってしまったからです…

ドラゴンズが快進撃を続けていた最大の要因が先発陣の奮闘だったのですが、この先発陣が3試合連続KOは予想外。これではどんな采配をしても勝てる訳がありません。

今回の先発KOに関しては、柳裕也投手、メヒア投手が中5日登板。さらにその中5日登板の最大の理由にもなった大野雄大投手を過保護にまで扱った中18日での登板というイレギュラーすぎる登板が招いてしまった失敗と言えるでしょう。

今回はあまりにも痛すぎる収穫となりましたが、やはり先発ローテの間隔を弄るのはご法度ということでしょう。失敗を糧に次に活かしてほしいですね。

また、3試合連続先発KOとなってしまったことによりビハインド要員のリリーフ陣もフル回転となり、最終的には一番登板間隔の空いていたセットアッパーの勝野昌慶投手が大量ビハインドでの調整登板ということになったのですが、結果として勝野昌慶投手も打ち込まれるという最悪の展開となってしまいました…

そのため、勝野昌慶投手は他セ・リーグ4球団の防御率は0.00のままですが、対阪神戦は3試合登板し2試合失点、そのため対阪神戦防御率23.63というとんでもない成績となってしまいました…

勝野昌慶投手は今やドラゴンズのリリーフ陣の柱でもありますが、ここまで阪神戦だけで打ち込まれているともしかしたら癖か何かを見抜かれてしまっているかもしれません。
また、ここまで阪神戦で打ち込まれてしまうと、セットアッパーという立場ですが阪神戦での起用が難しくなってしまうでしょう。
なんとか首脳陣がうまく起用してほしいところです。

また、4連敗で首位陥落の他にドラゴンズを揺るがす危機的事態が発生してしまいました。

それが、4/13の阪神戦で死球を受けた中島宏之選手が4/18に精密検査をしたところ「右第5中手骨骨膜」と診断され、結果として長期離脱となってしまいました…

中島宏之選手は巨人から戦力外通告を受けてドラゴンズに移籍。42歳の超ベテランながらもドラゴンズの代打の切り札として必要不可欠な戦力だったのですが、まさかの長期離脱…
つい先日に高橋周平選手が離脱したばかりのチームに泣きっ面に蜂と言わんばかりの状況となってしまいました…

それでもこの中島宏之選手の離脱を受けて、代わりに一軍昇格したのは岡林勇希選手!!

岡林勇希選手は右肩炎症によりOP戦初戦で離脱し開幕二軍スタートだったのですが、ついに一軍復帰!!
これはドラゴンズにとっては最大の追い風になるでしょう!!

しかしながらまだまだ本調子とは言い難い状態、無理は禁物ですが早く状態を上げてほしいですね。

一方で素人ながら気になるのが、現在一軍の外野手は7人いるのですが、なんと左打ちの外野手は6人おり、右打ちの外野手が細川成也選手しかいないということです。
一応右打ちのカリステ選手が外野手でも起用できますが、それでも同じ俊足巧打の左打ちの外野手が6人もいるため、役割が被ってしまいます。

さらに内野陣でも、正直なところロドリゲス選手がベンチスタートの場合、ロドリゲス選手が代打や代走、守備固めですら起用できない存在になってしまっていることです。

また、高橋周平選手の代わりにルーキー辻本倫太郎選手が一軍昇格、中島宏之選手の代わりに岡林勇希選手が一軍昇格しましたが、これも離脱した2選手の穴を埋める選手とは言い難い選手ですが、辻本倫太郎選手が一軍昇格したこと、さらにショートの村松開人選手や控えの山本泰寛選手が好調であるがゆえに、ロドリゲス選手の一軍での役割が薄くなってしまいました。

ロドリゲス選手は守り勝つ野球のために育成助っ人ながら卓越した守備力のために一軍戦力に抜擢された逸材ですが、打撃はまだまだ未熟、二軍でも通用するか怪しい段階の打撃力しかありません。

そんな状況下で内野ユーティリティの山本泰寛選手、さらに同じくユーティリティ性のあるルーキーの辻本倫太郎選手が一軍帯同となると、ショートしかできないロドリゲス選手の一軍帯同の意味とは?となってしまいますし、そもそも代打の切り札の中島宏之選手やサードの高橋周平選手が離脱した以上、打力のある内野手を二軍から昇格させる必要があると言えます。

一応、現在二軍では打撃好調の福永裕基選手、さらにはビシエド選手、そして石川昂弥選手と去年の主力選手が二軍には控えています。

まだまだドラゴンズは2位という立場ですが、まだまだペナントレースは始まったばかり、状況次第によっては一気に最下位転落なんてことは十分に考えられます。

とにかく一軍に必要な戦力をうまく見極め、ペナントレースを戦い抜いてほしいですね。

次は巨人戦。地方球場1試合から東京ドーム2試合というビジターとなりますが、まずは仕切り直して、連敗ストップと行きましょう!!


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