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立浪竜、ああ無情…巨人に僅差で敗れ、2カード連続負け越しで貯金1と3位転落…それでもついに石川昂弥選手&福永裕基選手が一軍昇格!!

4/23 中0-2巨 ●
4/24 中3-2巨 ○
4/25 中2-3巨 ●

~試合結果~
4/23 中0-2巨 ●

先発は小笠原慎之介投手。4連敗中の負の流れを食い止めたい所でしたが、そんな思惑とは裏腹に初回1死2塁のピンチから坂本勇人選手にタイムリーを浴びてしまい、あっさり失点とまたしても嫌な流れに

それでも最少失点に抑えましたが、4回裏には味方のエラーからピンチを作ると萩尾匡也選手にタイムリーを浴びてしまい、じわじわと失点してしまう。

それでも大崩れすることなく巨人打線のさらなる勢いを食い止め続け、先発陣が最近崩れていた中、見事希望を見いだすかのように7回2失点と好投!!

一方小笠原慎之介投手を援護したい打線でしたが、巨人先発の中日キラー山崎伊織投手の前にテンポよく打ち取られてしまい、良いように抑えられてしまう。

それでも4回表には三好大倫選手の2ベースヒットと田中幹也選手の犠打で1死3塁のチャンスを作るも、続くカリステ選手と中田翔選手が抑えこまれ無得点

7回表には中田翔選手の四球と岡林勇希選手のヒットで1死1、2塁のチャンスを作りついに山崎伊織投手を降板させたのですが、続く高梨雄平投手の前に代打大島洋平選手、山本泰寛選手が抑え込まれてしまいまたしても無得点に終わり小笠原慎之介投手を援護出来ず…

8回裏には橋本侑樹投手が無失点に抑え、無得点のまま9回表に巨人のクローザー大勢投手から細川成也選手が2ベースヒットを放ちましたが、焼け石に水。最後まで巨人投手陣を打ち崩すことができず、ドラゴンズ泥沼の5連敗&今シーズン4度目の完封負けで3位転落となりました…


4/24 中3-2巨 ○

先発は涌井秀章投手。5連敗中という負の流れを払拭したい打線は初回、巨人先発赤星優志投手から田中幹也選手がヒットを放つと、続くカリステ選手が今季初の2ランホームラン&チーム14試合ぶりのホームランを放ちドラゴンズ先制!!

しかしながらまだまだ負の流れは健在なのか、2回裏に1死1塁から萩尾匡也選手にタイムリー3ベースヒット、さらに岸田行倫選手に犠牲フライを浴びすぐさま同点を許してしまいました。

さらに毎回毎回ピンチを作る不安定なピッチングとなりましたが、そこは涌井秀章投手の投球術が巨人打線を翻弄し、要所を抑えるピッチングで結果6回2失点と好投!!

一方打線も初回以降、赤星優志投手の前に封じ込まれていましたが、7回表、木下拓哉選手の2ベースヒットと山本泰寛選手の犠打で1死3塁という千載一遇の大チャンスを作り、ベンチも涌井秀章投手の打席に代打大島洋平選手を投入!!

しかしカウント2ボール1ストライクから大島洋平選手が空振りをしたところで、なんと三塁走者だった代走ルーキー尾田剛樹選手が飛び出しており、それを見逃さなかった捕手岸田行倫選手が牽制し最悪のアウトに…

と、思われた矢先、なんと牽制送球が尾田剛樹選手の足に当たりサード坂本勇人選手、さらにショート門脇誠選手のバックアップも間に合わずボールを捕球できず、ボールが内野を転々とする中、尾田剛樹選手が快速を飛ばし一気にホームインしドラゴンズミラクルな勝ち越し!!

まさに奇跡的な勝ち越しをしたところで、ここからは久しぶりに鉄壁のリリーフ陣が躍動!!
7回裏を斎藤綱記投手が完璧なピッチングで無失点に抑えると、8回裏からは下剋上ストッパー松山晋也投手がピンチを作りながらも力で捩じ伏せるピッチングで無失点!!

そして最後は竜の守護神ライデル・マルティネス投手が圧巻のピッチングで巨人打線に反撃する隙すら与えず抑えきり、ドラゴンズ連敗を5でストップさせる勝利となり、再び2位浮上となりました!!

4/25 中2-3巨 ●

先発は柳裕也投手。前回は3回2/3イニング6失点と散々なピッチングとなってしまいましたが、今回は圧巻!!味方の好守も光り、巨人打線を5回までノーヒットピッチングを披露!!

一方打線は巨人先発の絶対的中日キラーでありエース菅野智之投手の前にまたしても封じ込められていましたが、5回表に村松開人選手のヒット、柳裕也投手の犠打から岡林勇希選手が今季初打点となるタイムリー2ベースを放ちドラゴンズ先制!!

さらに6回表には細川成也選手がホームランを放ち試合の流れはドラゴンズのものへ!!

そして柳裕也投手はノーヒットピッチングのまま6回裏に。もしかしたら去年成就とならなかった大記録を期待しましたが、そこはやはり甘くなく、先頭打者の吉川尚輝選手に2ベースヒットを浴び大記録達成とはなりませんでした。

それでも続く代打大城卓三選手、門脇誠選手を僅か2球に打ち取り、柳裕也投手の独壇場と言わんばかりの状況だったのですが、ここからまさかの悪夢が…

2死2塁からルーキー佐々木俊輔選手に四球を出し、2死1、2塁と一発出れば逆転という状況から、続く坂本勇人選手にまさかまさかの逆転3ランホームランを浴びてしまい、ドラゴンズ2点リードからうってかわって一気に1点ビハインドとなってしまいました…

柳裕也投手も結果6回3失点となりましたが、流れを手放すピッチングとなり、ドラゴンズの流れだったのがたった一発で巨人の流れとなってしました。

ドラゴンズも7回裏は橋本侑樹投手、8回裏は清水達也投手が無失点に抑え巨人打線の追撃を抑えましたが、それでもドラゴンズ打線が巨人の鉄壁リリーフ陣、巨人のゴールデンルーキー西舘勇陽投手、巨人のセットアッパーバルドナード投手、そして巨人の剛腕クローザー大勢投手の前に反撃する隙すら見出だせず、ドラゴンズまさかまさかの逆転負けを喫し、またしても3位転落となりました…

~感想~

ドラゴンズ、2カード連続ビジターという状況でしたが、前回の阪神戦被3タテから今度は1勝2敗となり、またしてもカード負け越しとなりました…

これでドラゴンズは3位転落、貯金も僅か1となってしました…

しかしながら今回の3試合は全て僅差。唯一勝利した試合も巨人のミスからの勝利であり、敗北した試合もあと1本が出れば、あそこを抑えきればという試合だったので、まさに紙一重の3連戦だったと言えます。

投手陣にあっては3試合連続先発KOからのビハインド要員のリリーフ陣酷使無双状態から先発陣は3試合連続QS達成、リリーフ陣も全員無失点&ゆとりある起用となり、ファンの救いとなる3連戦となりました。

一方打線も今シーズンはファンの目から見てもあからさまな打低シーズンという状況であり、大量得点は見込めない状況が続いていますが、見事カリステ選手、細川成也選手にホームランが飛び出しました!!

さらに打撃がまだまだ本調子ではない岡林勇希選手も中日キラー菅野智之投手からタイムリー2ベースを放つ等、復調の気配を見せています!!

そしてドラゴンズ打線に更なる朗報!!
二軍で無双し、いつ一軍に来るのかとファンが待ち望んでいた石川昂弥選手、そして福永裕基選手がついに4/25に一軍昇格となりました!!

石川昂弥選手はOP戦中の欧州代表との強化試合で侍ジャパンメンバー入りをはたしていましたが、OP戦ではイマイチな成績となり、結果開幕二軍スタートとなっていました。それでも二軍成績は、
19試合 打率.288(73-21) 2本 12打点 OPS.772
という成績を修めていました。

一方福永裕基選手もOP戦ではイマイチな成績であり、こちらも開幕二軍スタートでしたが、二軍では圧巻の成績を残しており、なんと
26試合 打率.333(90-30) 3本 17打点 OPS.950 
得点圏打率.400 11盗塁
と、無双状態!!一軍に来るのがむしろ遅すぎる成績を残していました。

しかしながら一軍と二軍ではレベルは全く違います。過去に二軍では無双しても一軍ではからっきしな選手は何人もいました。
それでも石川昂弥選手と福永裕基選手は去年の一軍の主力選手。開幕二軍スタートの悔しさを今から一軍でぶつけてほしいですね。

なお石川昂弥選手と福永裕基選手の代わりにロドリゲス選手とルーキー辻本倫太郎選手が二軍降格となりました。
両者ともに光るものはありますが、まだまだ未熟。とくにロドリゲス選手は守り勝つ野球として育成助っ人から支配下として開幕一軍&開幕スタメンに抜擢されましたが、次第に他の選手の台頭、そしてやはりロドリゲス選手が一軍の壁にぶち当たったことにより、ロドリゲス選手も出番がなくなってしまいました。

それでも将来はビッグな選手になることは間違いないでしょう。まずは二軍でプロ野球選手としての基礎を固めてもらいましょう。

次は変則日程で金曜日休みからのバンテリンで広島2連戦、そしてバンテリンで横浜3連戦となります。

ビジターではドラゴンズが5連勝をキメた両チームですが油断大敵。まずは1勝を目指しましょう。



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