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立浪竜、まだお盆なのにバンテリンの巨人戦最終戦!?打線爆発も一転してまた打線沈黙し巨人に負け越し…ついに今シーズンワーストの借金12へ…そしてやはり中田翔選手が腰の不調により一軍登録抹消へ…

8/9 中9-2巨 ○
8/10 中0-2巨 ●
8/11 中1-3巨 ●

~試合結果~
8/9 中9-2巨 ○

先発は小笠原慎之介投手。打線は初回、巨人先発のルーキー又木鉄平投手から福永裕基選手の四球、カリステ選手のヒットで1死1、2塁のチャンスを作ると、

続く細川成也選手が初球を完璧に捉え特大の3ランホームランを放ちドラゴンズ先制!!

さらに石川昂弥選手も2ベースヒットを放ち、2死2塁のチャンスから、

木下拓哉選手がルーキーにプロの洗礼を与える2ランホームランを放ちドラゴンズ初回5得点と打線爆発し又木鉄平投手をKO!!

さらに3回裏にはオフにソフトバンクからトレード移籍した2019年新人王の高橋礼投手から石川昂弥選手がマルチ安打となるヒットを放つと、続く村松開人選手がタイムリー3ベースヒットを放ち更に追加点!!

そして4回裏には高橋礼投手から岡林勇希選手、福永裕基選手の連打と盗塁で1死2、3塁のチャンスから続くカリステ選手がタイムリーを放ち、さらに細川成也選手が13球粘って四球で出塁し、尚も1死1、2塁のチャンスから続く石川昂弥選手が猛打賞となるタイムリーを放ちドラゴンズこの試合9得点目と強竜打線爆発!!

一方で大量援護を貰った小笠原慎之介投手は課題の立ち上がりから不安定なピッチングとなりましたが、要所を打たせて取るピッチングで巨人打線を手玉に取る!!
それでも5回表には2死1塁かは吉川尚輝選手にタイムリー2ベースヒット、6回表には1死1塁から中日キラー大城卓三選手にタイムリー2ベースヒットを浴びてしまいましたが、大量援護もあり粘りのピッチングでなんと今シーズン最多の球数134球、被安打10ながらも8回2失点と力投!!

そして最後は斎藤綱記投手が無失点に抑え、ドラゴンズ見事快勝しました!!

8/10 中0-2巨 ●

先発はメヒア投手。先発登板試合チーム6連敗中という負の流れを断ちきることを期待された登板でしたが、初回ヘルナンデス選手にホームランを浴び先制を許してしまうと、3回表にも1死2塁のピンチからまたしてもヘルナンデス選手にタイムリーを浴び不安定な立ち上がりに。

それでも6回2失点と粘りのピッチングを見せ、7回表を福敬登投手、8回表を藤嶋健人投手、9回表を岩嵜翔投手が無失点に抑える好リリーフで巨人打線を抑えましたが、対するドラゴンズ打線は前日の打線爆発からうってかわって巨人先発井上温大投手の前に手も足も出ず完璧に抑え込まれてしまいました…

そして2点ビハインドの9回裏、巨人のクローザー大勢投手から細川成也選手のエラー出塁、石川昂弥選手の四球で2死1、2塁と一発出れば逆転サヨナラのチャンスを作りましたが、あと1本が出ず、ドラゴンズ今シーズン14回目の完封負けを喫しました…

8/11 中1-3巨 ●

先発は大野雄大投手。2回表、1死3塁のピンチから同世代ライバルの坂本勇人選手にタイムリーを浴び先制を許してしまうと、さらに5回表には2死3塁から丸佳浩選手にタイムリーを浴びてしまい、5回2失点とピンチで粘りきれないピッチングとなってしまいました。

その後は6回表に藤嶋健人投手が2死1、2塁のピンチを作りながらも無失点、7回表には斎藤綱記投手が1死2塁のピンチを作りながらも無失点、8回表には祖父江大輔投手が無失点に抑え、粘りのリレーを見せる!!

しかし9回表、福敬登投手が2死1、3塁のピンチを作り、続く代打長野久義選手をファーストゴロに打ち取るも、まさかのファーストのベースカバーが誰もいないというミスによりタイムリー内野安打となり、痛すぎる失点を喫してしまいました。

一方打線については巨人先発の絶対的中日キラー菅野智之投手の前に今回も手も足も出ず無得点続きとなり、まさかまさかの8回裏まで無得点に抑え込まれてしまう…

そして9回裏も菅野智之投手が続投し、このまま完封負けを許すのかと思われましたが、1死走者なしから細川成也選手のマルチ安打となるヒット、石川昂弥選手のマルチ安打となる2ベースヒットで1死1、3塁のチャンスを作り、続く村松開人選手がマルチ安打となるタイムリーヒットを放ちようやく菅野智之投手から1点を返す!!

さらに代走の田中幹也選手も盗塁を決め、1死2、3塁という一打同点、一発出れば逆転サヨナラという大チャンスとなりましたが、巨人ベンチも菅野智之投手からクローザー大勢投手を投入し、無情にも木下拓哉選手、代打高橋周平選手が2者連続三振と完璧に抑え込まれ、ドラゴンズ2連敗となり、

そして今シーズンワーストの借金12となりました…

さらにまだお盆にも関わらず、バンテリンドームでの巨人戦が今カードでシーズン最終戦となりました



~感想~

ドラゴンズついに今シーズンワーストの借金12へ…
なかなか勢いに乗れず、むしろ失速する展開となってしまいました…

しかしながらチームとしてもついに何か答えをついに見つけたのか、今まで日替わりのように組み替えられてきた打順が完全に固定されるようになり、
1.中 岡林勇希
2.三 福永裕基
3.左 カリステ
4.右 細川成也
5.一 石川昂弥
6.遊 村松開人

という打順の試合が続くようになっています。

ファンとしてもこの打順なら文句はありません。
紆余曲折ありましたが、この打線でこのまま行ってほしいです。

しかしながら8/9の試合ではルーキー相手には打線が爆発しましたが、ドラゴンズが苦手とする井上温大投手、菅野智之投手には手も足も出なくなるという、まだまだピーキーすぎる打線でもあります。

ただこれについては、巨人打線と比較しても丸佳浩選手、吉川尚輝選手、岡本和真選手、大城卓三選手、坂本勇人選手というような経験も実績もある選手がドラゴンズには少ないがゆえに起きてしまっていることでもあるので、とにかく今の打線を継続し、経験も実績も積み上げてほしいです。

またそんな経験の少ないドラゴンズ打線の起爆剤として獲得した中田翔選手がまたしても腰の不調により一軍登録抹消となりました。

ただこれについては、もともと中田翔選手が一軍昇格前に井上一樹二軍監督や森野将彦二軍打撃コーチ、さらに中田翔選手自身が「現在打撃フォームを一から作り直している最中」と発言していたにも関わらず、何故か立浪監督が状態を見たいと突如一軍練習に合流させ、そのまま一軍登録させた経緯もあるので、今回の一軍登録抹消についても「案の定である」としか思えません。

これについては中田翔選手にはしっかり治ってから一軍で起用してもらいたいとしか言いようがないので、一軍二軍の連携をとってほしいです。

一方で石橋康太選手が一軍登録抹消となり、宇佐見真吾選手が一軍登録。また木下拓哉選手も今回の巨人戦では、打率.429(7-3) 1本 2打点 と復調の気配を見せる活躍をしました。

ドラゴンズとしても木下拓哉選手の力は必要不可欠。なんとか復活を期待したいです。

そして今一番打撃としてどん底にまで落ちてしまったのが板山祐太郎選手。
6月に破竹の活躍を見せ戦力外からの逆襲を見せていたのですが、7月、8月の成績がかなり悲惨なこととなっており、
7月 19試合 打率.185(54-10) 2本 4打点 OPS.593
8月   6試合 打率.056(18-1) 0本 1打点 OPS.161

とかなり悲惨な成績となっています。

一体全体どうしたのか…守備ではユーティリティに活躍していますが、肝心の打撃がこれではスタメンでは使いづらいのが現状です。

なんとか復調してほしいですね。

そしてまた打った細川成也選手&石川昂弥選手!!
この巨人戦で、
細川成也 打率.333(12-4) 1本 3打点
石川昂弥 打率.417(12-5) 0本 1打点

とやってくれました!!

しかしながら勝負所では勝負を避けられたり、また力んで簡単に凡退してしまう場面もありました。
それでも細川成也選手は現在セ・リーグ安打数トップ、石川昂弥選手も8月のOPS1.060と結果を残しているので、この活躍をペナントレースの最後まで継続してほしいですね。

次は9連戦最後のカードとなる鬼門神宮で最下位ヤクルトとの試合。前回のバンテリンでのヤクルト戦では逆転サヨナラ勝利をする等、見事3タテをしたのですが、以降のドラゴンズが2勝6敗1分と勢いに乗れず、ヤクルトとのゲーム差が一切広がらなかったという不甲斐ない状況です。

またドラゴンズはビジター12連敗中。前回の神宮でも2連敗と厳しい状況。去年作ってしまった球団ワースト記録のビジター14連敗だけはなんとしてでも食い止めるように、意地を見せてほしいですね。


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