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立浪竜3年目の開幕戦!!なるも開幕カードから早々にファンの怒号が飛び阿鼻叫喚…鬼門魔空間神宮に飲まれ2敗1分で最下位スタート…それでも中田翔選手が主砲として大活躍!!

3/29 中4-7ヤ ●
3/30 中1-1ヤ △
3/31 中2-5ヤ ●

~試合結果~
3/29 中4-7ヤ ●

ついに始まった2024年ペナントレース!!
開幕投手を務めるのは柳裕也投手。対するヤクルトの開幕投手は去年散々苦しめられた中日キラーサイスニード投手。
打線は初回、そのサイスニード投手から田中幹也選手がプロ入り初打席初安打を放つと、続く高橋周平選手がタイムリー2ベースを放ちドラゴンズ先制!!

一方柳裕也投手も鬼門神宮ながらもヤクルト打線を立ち上がりから翻弄するが、3回裏、1死1塁からロドリゲス選手のエラーでピンチを拡大し、1死1、3塁から西川遥輝選手に犠牲フライを浴び同点を許してしまう。

それでも5回表、新加入の中田翔選手が値千金の移籍後初ホームランを放ちドラゴンズが勝ち越し、中日キラーサイスニード投手を攻略!!

でしたが6回裏、柳裕也投手が3連打を浴び無死満塁の大ピンチを作ったところで降板となり、勝野昌慶投手が登板するもサンタナ選手に犠牲フライを浴び同点を許してしまいました。

それでも逆転は許さず勝野昌慶投手の意地が勝り、柳裕也投手も5回2失点という結果となりました。

すると直後の7回表、代打カリステ選手の内野安打から田中幹也選手が犠打を決め1死2塁のチャンスを作ると、またしても高橋周平選手がタイムリー内野安打を放ちドラゴンズ再び勝ち越し!!

ここからはもはや磐石の必勝リレー、7回裏からは清水達也投手が無失点に抑えると、8回裏からは下剋上セットアッパー松山晋也投手が登板。

もはや勝利は目前!!と思われましたが、ここは鬼門神宮、幾度も大逆転負けを喫した魔空間であり、勝ちパターンでリードしていようが油断は一切できない球場

ここが鬼門であることを思い出させるかのように、今回もまさかまさかの悪夢が待っていました…

松山晋也投手が先頭打者の村上宗隆選手をショートフライに打ち取るも、

まさかまさかのロドリゲス選手がボールを見失い、ただのショートフライを落球

すると続く武岡龍世選手の犠打を恐れてか、松山晋也投手の制球が乱れまさかの四球を与えてしまうと、無死1、2塁のピンチから中日キラーサンタナ選手にタイムリー2ベースを浴び同点を許してしまいました…

さらに無死1、2塁とピンチが続くもまだ同点。ここを耐えればまだ分からない状況でしたが、続く中村悠平選手の打席で松山晋也投手がまさかの大暴投をしてしまい、これが痛恨のワイルドピッチとなりついにヤクルトに逆転を許してしまいました…

もはや止まらない負の連鎖、勢いは完全にヤクルトへ。中村悠平選手に四球を与えたところで松山晋也投手は降板し、後続には去年までヤクルトに在籍し現役ドラフトで加入した梅野雄吾投手が登板しましたが、1死2、3塁のピンチから代打西田明央選手に犠牲フライを許すと、続く塩見泰隆選手を敬遠し2死1、2塁から戦力外からヤクルトに加入した西川遥輝選手に痛恨のタイムリー3ベースを浴び、ドラゴンズ8回裏に守備ミスから一挙5失点と最悪の展開となってしまいました…

それでもやはり今シーズンのドラゴンズはただでは終わらないのか、9回表、ヤクルトの守護神田口麗斗投手から代打宇佐見真吾選手が2ベースヒット、田中幹也選手が四球、高橋周平選手が猛打賞となるヒットを放ち無死満塁という、まさに一発出れば起死回生の同点という大チャンスを作り、続く打席に立つのはこの試合ホームランを放っている主砲中田翔選手

まさに全てのドラゴンズファンの期待を背に立つ打席。好球必打で田口麗斗投手のボールを虎視眈々と狙う。

そして4球連続で見逃していた田口麗斗投手のボールを5球目で見事捉え、打球はセンター方向へぐんぐん伸び、なんとまさかまさかの起死回生の!!

同点満塁ホームランと思われましたが、打球はフェンスを越えず、さらにレフト西川遥輝選手の超ファインプレーにより打球を捕られてしまい、走者一掃のタイムリー2ベースの打球が犠牲フライとなりました。

それでも1死1、2塁というチャンス続きましたが、続く細川成也選手が併殺打となり、ドラゴンズまさかまさかの開幕戦守備ミスによる自滅で大逆転負けを喫してしまいました…

3/30 中1-1ヤ △

先発は涌井秀章投手。立ち上がりヤクルト打線を完璧に封じると、それに応えるかのように打線は3回表、ヤクルト先発吉村貢司郎投手からロドリゲス選手のヒット、涌井秀章投手の犠打から田中幹也選手がプロ入り初タイムリーを放ちドラゴンズ先制!!

涌井秀章投手もこれが修羅場を幾度も潜り抜けてきた百戦錬磨の大ベテランのピッチングと言わんばかりにヤクルト打線相手に6回まで無失点と好投!!
さらに4回裏には村上宗隆選手を三振に仕留めたところで、涌井秀章投手は通算2000奪三振を達成となりました!!
しかし7回裏、先頭打者のオスナ選手にヒットを浴びたところで涌井秀章投手は降板。

後続には斎藤綱記投手が登板し、続く村上宗隆選手を1球で抑えたところで、なんと斎藤綱記投手から清水達也投手へ交代となり、斎藤綱記投手はワンポイント起用となりました。

それでもサンタナ選手にヒットを浴び1死1、3塁の大ピンチとなりましたが、清水達也投手がヤクルト打線の反撃を力で捩じ伏せ無失点に抑えると、ここからは必勝リレー

8回裏からは昨日のリベンジと言わんばかりに下剋上セットアッパー松山晋也投手が登板!!

が、やはりここは幾度も逆転負けを喫してきた鬼門魔空間神宮なのか、またしても悪夢がやってきました…

1死から代打青木宣親選手にヒット、代走赤羽由紘選手に盗塁を許し、西川遥輝選手に四球を与え、2死1、2塁のピンチから続くオスナ選手にまさかまさかのタイムリーを浴び同点となり、まさかの松山晋也投手が連日に渡り試合をぶち壊してしまいました…

松山晋也投手はオスナ選手に打たれたところで降板となり、勝野昌慶投手が続く村上宗隆選手を抑えきり、勝ち越しは許しませんでしたが、ここから死闘が幕開け

9回表は無得点となり、9回裏も勝野昌慶投手がイニング跨ぎし無失点に抑え試合は延長戦に突入すると、延長10回表、田中幹也選手のヒットと相手のエラーから2死1、2塁のチャンスとなりましたが、続く中田翔選手が凡退し勝ち越しならず

延長10回裏には祖父江大輔投手が登板し、オスナ選手に2ベースを浴び2死2塁の大ピンチを背負いましたが、続く村上宗隆選手を抑え無失点に

延長11回表には三好大倫選手のヒット、木下拓哉選手の犠打、代打山本泰寛選手の移籍後初安打となる内野安打で2死1、3塁の大チャンスを作りましたが、続く代打の切り札中島宏之選手が粘るも空振り三振に倒れ無得点

延長11回裏には橋本侑樹投手が登板し、2死1、2塁の大ピンチを背負いましたが、続く塩見泰隆選手を空振り三振に抑え無失点

そして延長12回表も無得点に終わり、延長12回裏には竜の守護神ライデル・マルティネス投手が登板し、2死2塁の大ピンチを背負いましたが、続く宮本丈選手を抑えきり、ドラゴンズ死闘を引き分けに凌ぎました。

3/31 中2-5ヤ ●

先発はメヒア選手打線はディカーソン選手が腰痛により一軍登録抹消され、代わりに上林誠知選手が緊急昇格されると、1番カリステ選手、2番上林誠知選手、6番田中幹也選手、7番宇佐見真吾選手と開幕3試合目にして大幅改造へ

しかしながら初回、メヒア投手が西川遥輝選手に内野安打を浴び、立浪監督はリクエストを要求するもセーフとなると、さらに続くオスナ選手に四球、そして村上宗隆選手に内野安打を浴びてしまい1死満塁の大ピンチに…
と思いきや、なんと立浪監督が村上宗隆選手の内野安打に対しまたしてもリクエストを要求という、残り1回しかできないリクエストをすかさず使用する大博打を図りましたが、結果はリクエストが覆らずセーフのままとなり、試合開始20分、初回打者4人目にしてリクエストを2回使い果たすというNPB史上最速記録を樹立してしまいました…

もはや初回からファンの怒号が聞こえそうな状況のまま、続くサンタナ選手にタイムリー、さらに中村悠平選手にタイムリーを浴び一挙3失点と流れはヤクルトへ…

それでも打線は4回表、ヤクルト先発ヤフーレ投手から中田翔選手が反撃の狼煙となるホームランを放ち2点差となりましたが、5回裏に塩見泰隆選手にホームランを浴び再び3点ビハインドとなり、メヒア投手は5回4失点という結果となりました

しかし今シーズンのドラゴンズはやはり違うのか、6回表、代打村松開人選手の内野安打、カリステ選手のヒット、上林誠知選手の内野安打から無死満塁という中軸の前に千載一遇の大チャンスを作る!!

でしたが細川成也選手が今日2本目となる併殺打を放ってしまい、併殺打の間の1得点で攻撃が終わってしまいました…

その後は6回裏に祖父江大輔投手が無失点に抑えましたが、7回裏には橋本侑樹投手が失点を許してしまいジエンド

8回裏には梅野雄吾投手が無失点に抑え開幕戦からのリベンジを果たしましたが、打線はヤクルトリリーフ陣に抑えこまれ、反撃とならずドラゴンズ2連敗となりました…


~感想~

ついに幕開けた2024年ペナントレース!!
ドラゴンズはOP戦首位という最高の状態でペナントレースを迎えたのですが、結果は見るも無残…

毎年恒例の鬼門魔空間神宮に飲まれてしまい、まさかまさかの1分2敗と1勝もできず、ペナントレース最下位スタートで開幕カードを終えてしまいました…

とくに物議を醸したロドリゲス選手のショート起用。これについては守り勝つ野球のため、今シーズン育成助っ人という立場から異例の抜擢、OP戦でも数々のスーパープレーを見せ、見事入団2か月で支配下登録を掴んだのですが、なんと開幕戦で最悪の3エラー…

期待された守備力のはずが、エラーをきっかけに開幕戦逆転負けとなってしまいました…

そしてまたしてもやってしまった、開幕カード早々に立浪監督の数々の不可解な采配…

開幕戦は上記のロドリゲス選手に対し、既に2失策しているのに8回裏に守備固めを起用せず大エラーを招く大失態

さらに2戦目には7回表、1点リードの展開で三好大倫選手の内野安打、木下拓哉選手の犠打からベンチで中島宏之選手が準備をしていたのですが、ロドリゲス選手は三振、そして続く涌井秀章投手には代打を出さずそのまま打席に立たせ三振で3アウト

そして直後の7回裏に涌井秀章投手が先頭のオスナ選手にヒットを浴びたところで斎藤綱記投手に交代という、結局涌井秀章投手を続投させるのではなかったのか?交代するなら何故チャンスで代打を起用しなかったのかという矛盾采配

さらに3戦目には初回打者4人でリクエストを使いきる珍事という名の悪手、あまりにも無計画な采配に頭を抱えるしかありませんでした…

結果論と揶揄されても仕方ありませんが、立浪監督は2年連続最下位という立場で臨んだ3年目のシーズンです。ファンからも厳しい目で見られているのは仕方ないと言えますし、それなのにまたしても去年と同じような采配をしているようでは、ファンからの批判もよりキツイものとなってしまいます…
事実、Xでのファンの投稿では開幕戦から立浪監督への野次は相当なものが浴びせられていました…

また、かなり心配なのが松山晋也投手、細川成也選手、三好大倫選手です。

松山晋也投手はまさかの2試合連続でリリーフ失敗
去年は、
36試合 防1.27 1勝1敗17H 50奪三振 投球回35回1/3
WHIP1.05 K/BB3.57
という育成入団から圧巻すぎる成績を残し、今回のOP戦期間中の侍ジャパン強化試合では侍ジャパンメンバーに選出され、見事継投完全試合の1人として大活躍を果たした下剋上セットアッパーでした。

そんな松山晋也投手が2試合連続でリリーフ失敗し、勝ち試合を消す最悪のピッチング…これに対し立浪監督も配置転換の可能性も示唆していました…

しかしながら実は松山晋也投手、神宮での試合は今回でプロ通算4試合目であり、失点した試合は3試合。
去年と今年の神宮での成績を見ると、
去年:2試合 防5.40 0勝1敗 WHIP2.40 被打率.286
今年:2試合 防27.00 0勝1敗 WHIP9.00 被打率.500
なので、もしかしたら、ただ単に神宮のマウンドが合っていないだけかもしれません。

また、細川成也選手にあってもOP戦では本塁打、打点のチーム二冠王だったのですが、ペナントレースでは12打席連続無安打、散々のチャンスを潰してしまい、さらに併殺打にあっては既に3併殺打と、リーグ最多の併殺打数となっています。

さらに三好大倫選手もOP戦好調で見事プロ4年目にしてプロ入り初の開幕スタメンを掴んだのですが、OP戦の好調が消しとんでしまい、さらに守備ミスもしてしまい、2戦目にマルチ安打を放ちましたが3戦目にしてスタメンから外されてしまいました。

今は不調でも、彼らの力はドラゴンズに必要不可欠、なんとか復活を期待しましょう。


そんなネガティブな話題を出せばキリがない状態ですが、ポジティブな話題も勿論あります。

なんと中田翔選手が開幕3試合で2本塁打!!
OP戦では絶不調な成績でしたが、開幕してから何のその。これが4番、これが主砲だと言わんばかりの大活躍にファンの度肝を抜かしました!!

中田翔選手は中日キラーとして幾度も苦しめられた天敵でしたが、これが味方になるとここまで頼もしいのか!!NPBを代表するスラッガーでありスーパースターの今シーズンの活躍に期待したいですね。

さらにOP戦好調も開幕スタメンから外れてしまった村松開人選手も少ないチャンスでありましたが、3戦目にしてようやくの代打起用から見事2打数2安打のマルチ安打!!

まさに、俺もいるぞ!!俺を使え!!と言わんばかりの活躍にファンも興奮!!これは村松開人選手にとっても今シーズンが覚醒の瞬間を迎えるシーズンとなるでしょう。セカンド、ショートの両方できるマルチな選手の更なる活躍に期待したいですね。

そしてその村松開人選手からセカンドの開幕スタメンを勝ち取った田中幹也選手もプロ入り初打席で初安打!!さらに2戦目にはプロ入り初タイムリー!!さらには犠打も完璧に決める、2番打者として最高の活躍をしました!!

さらにさらに戦力外からの加入の上林誠知選手は移籍後初安打のマルチ安打!!山本泰寛選手も代打で移籍後初安打と活躍!!

NPBで一度は死んだ身という立場からの逆襲の活躍!!ドラゴンズに足りない要素を埋める活躍をこれからもしてもらいましょう!!


開幕2敗1分で最下位スタートという厳しい状況ですが、強いて言えば元々ドラゴンズは神宮がまさに鬼門。黄金期のオレ竜時代においても神宮では全く勝てませんでしたので、そこまで気にする必要はないかもしれません。

また、神宮で引き分けという中々珍しい試合結果となり、いつ以来の引き分けか調べたところ、直近の神宮引き分け5試合にあっては、
2021年9月25日
2012年4月25日
2011年7月14日
2011年8月24日
2002年8月21日

となり、2021年は延長戦がないため9回で終了
2012年と2011年は3時間30分ルールにより、延長10回で試合打ち切りで終了となっており、なんと神宮で延長12回までやっての引き分けは2002年以来22年ぶりの珍事となりました

次はバンテリンで巨人戦。かつての絶対的中日キラーであった阿部慎之助新監督率いる新生巨人相手にドラゴンズの大逆襲を。そしてかつて巨人に在籍した元巨人選手の中田翔選手、中島宏之選手、宇佐見真吾選手、山本泰寛選手の意地を見せてもらいましょう!!

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