場所ごとに異なる自覚症状(用語の説明)
脳は場所?位置?ごとに役割(見る・聞くなど)が決まっているので、嚢胞など本来は存在しないものができてしまうと、その周辺にある正常な脳がどんな役割を担っているかで、圧迫されて出てくる症状が異なってくる
例えば…
① 学生の頃に患った髄芽腫の開頭手術前
(髄芽腫があった場所:小脳・脳幹部付近)
自覚症状:たまに起こる強烈な頭痛・意識消失・ふらつき
*小脳
頭の後ろ側下方に位置(大脳の下で、脳幹部の右側)していて、運動機能の調節や、平衡・眼球運動の調節を司る。見た目がカリフラワーみたい!
*脳幹部
頭の中心部分を縦長に位置(大脳の下で、小脳の左側)していて、生きるために必要な神経が多く集まる大切な場所。「中脳」「橋(きょう)」「延髄」「間脳」が合わさっている。脳の中心下部あたりに位置していて延髄(背骨の中)へつながっている。
② 今回の嚢胞に対する開頭手術前
(嚢胞があった場所;前頭葉左側・目の上あたり)
自覚症状:集中力の低下・居眠り(意識消失?)・頭が重苦しい・だらしい・意欲の低下など
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