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25年以上、徐々に進行して症状が増えていく顔面神経麻痺と向き合っている経過記録

🎯本作について

脳腫瘍が判明して開頭手術を受けてから、顔面神経麻痺(がんめんしんけいまひ)症状が出てくるようになりました。

その症状はどうやら進行性のようで、2021年頃から急激に進行し、日常生活で困ることが多くなってきています。

この症状を改善するのは、非常に難しいみたいなのですが、まだまだ先があると考える僕は、うまく付き合って行く方法を模索しています。

本作は、進行する顔面神経麻痺症状に、25年以上向き合ってきた経過記録集(体験記?・闘病記?・備忘録?)になります。(全部で10話:約13,000文字の長文です)

顔面神経麻痺の仕組みや、それぞれの症状に対する対策法(自己流になりますが)などを書いていますで…

顔面神経麻痺に興味がある人
・実際に症状が出て困っている人

以上のような人にはプラスになることがあるかもしれません。

また、闘病記を読むのが好きという人にもおすすめかも!

読んでいただけるのであれば、これまでの生き方を評価されたようで光栄ですし、今後も日々の出来事を書き残していこうと思える起爆剤になるような気がしています。

それではよろしくお願いします。


🎯その1 シワが出ないのは笑いのネタだった…

1995年  (平成7年) 10月 18歳

僕が左半身麻痺を自覚するようになったのは、学生のころに脳腫瘍(髄芽腫)が見つかって開頭手術を受けたころからだから、付き合いはもう25年以上になる。

そのころ出ていた症状は、以下の右顔面神経麻痺。

  1. おでこ(以下:前額部)の右側にシワが出ない(左側には出る)

  2. 右目の周辺がピクピクと痙攣する

  3. 右側の頬(ほっぺ)が痛む

最初は3つだけしかなかった…
最初は3つだけしかなかった…

ただね、術直後から左半身の動かしづらさを感じていた(左半身麻痺)のは間違いないんだけど、上記した症状この時に出てきていたのかはもう覚えていなくて

考えられる「きっかけ」は2つ!

1つは、「開頭手術自体の副反応」

そしてもう1つが「放射線治療の副反応」

髄芽腫は悪性度の高い腫瘍で、術後に化学療法や放射線治療を追加で受ける必要があって、それらは術後2週間くらいから始まったと思う。

ま~今になっては迷宮入りとなってしまった「きっかけ」

あっ!そうだ~話しがそれちゃうんだけど、先ほど書いた左半身麻痺。

左手や左足の動きが悪くなったのに、顔面は右側の動きが悪くなったんよね

その仕組みはよくわからないんだけど、首を境にして麻痺が出る半身が異なるんだとか?

人間の仕組み?って不思議なものだな~


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