「おかげさん」その⑤: ✅良くないことばかりに意識が向いてしまいがちですが、きっと僕にとってプラスになっている面があるんだと思えるようになりました!
僕は聴力低下で両耳に補聴器をつけていて、4台の補聴器を持っています。
4台というのは左右のスペアを必要とするからです。
ある程度しっかりした補聴器はそれなりの値段がするのですが、聴覚障害者として国に認められていませんので、購入に補助が受けられません。(僕は肢体不自由者としては国に認められているため、車いすなどの補助を受けることができます)
ということは4台の補聴器は全額自腹…
正直かなり懐事情を圧迫しています…
「できることなら、こんなところに出費を重ねたくはない…」
ところが、補聴器は自家用車のように代車があってないようなものです。僕くらい聴力が低下すれば、万が一修理や点検で預ける必要に迫られたとき、一気に生活がまわらなくなってしまいます。
ですから…
さて、この聴力低下というのは、これまで多くの放射線を浴びてきた遅発性の症状(放射線障害)だろうと言われています。
放射線は諸刃の剣といいますが、医学的には有効な治療法で幅広い分野で使われているのですが、人体にとっては必ずしも良いことばかりではありません。
聴力低下のほかにも、排尿障害や関節の拘縮など、放射線の影響からくる症状なのかもしれないものがいくつかあります。それは嬉しいことではなく出来れば体験したくない…
(あ~あ、放射線なんて浴びなきゃよかった。そうすれば、こんな今の状態にはなっていないんだから…)
おそらく、若いころの僕ならそう思ったはずです。
ですが、オジサンになった今は違います。
放射線(治療)のおかげで貴重な今があるのですから、敵視するなんてもってのほか!
僕は放射線に感謝しています。
いわば、放射線は命の恩人。
上記したような症状に対しても、逃げることなく真正面から向き合っていくことも恩返しの一つになるんだと思っています!
こんな考え方は、放射線以外にも活かされています。
ー つづく ー
これまでの記事は以下を参照ください
いかがでしたか?
今回送った「僕からの手紙」が、何らかの形で、みなさんのプラスになれたら、とても光栄です!
読んだよ〜ってことで、スキを押してもらえたら、今後書いていく励みになりそうな気がします。
できましたら、これからもたくさん手紙を送りますので、どうか目を通してほしいです。
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僕が書くすべての記事(手紙)は、長い時間かけて継続して書いてきた記録や、そうでなかれば得られないであろう考え方や貴重な体験を基にしています。いただいたサポートは、その評価だと捉えさせていただき、それを糧に今後も多くの記事を書いていきますので、どうかよろしくお願いします。