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その8 出陣前にもう一度!

2017年 (平成29年) 40歳 12月中旬

入院日が迫ってきた。

森先生と、かかりつけの皮膚科医と、理容師さんに、手術が決まったことを報告。

まず、森先生の脳神経外科外来では、急に手術が決まったことに驚かれた様子ではあったけど、紹介状?(執刀医へ宛てた、よろしくお願いしますって感じの手紙)をしたためてくれた!

これを渡してください
これを渡してください

そして、かかりつけの皮膚科外来では、「あなたの執刀医は県内唯一と言って良い皮膚腫瘍などの手術ができる大変優秀な医師だから安心して!」と言われた。

それから、理髪店では、報告と併せてスキンヘッドにしてもらった!

これは手術のため、執刀医からしなさいと言われていたわけではなくて、気合を入れるため…

ところが…

「う~ん、ここら辺はうまく通らないですね~」

長年苦しむ脂漏性湿疹のため、地肌にガムをネチャっと練りつけたような瘡蓋が広範囲にへばりついていて、うまくバリカンで刈り上げることができないみたい。

「バリカンではなく、ハサミでできるところまで短くしますね!」

理容師さんが機転を利かせてくれたおかげで、完全なスキンヘッドまでは行けなかったけど、何とか、8ミリ程度の長さになった。

その時に、大収穫があった!

「ハサミを使う前ですけどね。バリカンを瘡蓋の下から押し上げるように動かすと、若干浮いたように思いました。もしかしたら取れるんじゃないかと思いましたが、怖いので止めておきました」

(下から押し上げたら浮いた?)

帰宅後、鏡を使って後頭部にある瘡蓋を、ジワジワと下から押し上げてみる。ホントだ!なんとなくだけど…浮いてきたぞ…理容師さんの言う通りだ!

そこで、温かいお湯で濡らしたタオルを瘡蓋の上に置いてしばらく放置。十分にふやかした後、ワセリンのようなぬるぬるした塗り薬(ケトコナゾール:クリーム)を、ちょっぴり指に付けてから、慎重に…ジワジワ押し上げること30分…

「ポロリ…」

後ろの床に何か落ちた…あれっ?後頭部にあった塊がないぞ…ってことは床に落ちたのって…

(とっ…取れたの?)

もう何年もべったりとくっついていた瘡蓋…

それが…やっとだ!

ついに取れたぞ!
ついに取れたぞ!

手術前に、もう一度3人にお会いでき、瘡蓋も取ることができた僕…

入院前の明るいニュースになったぞ~

※森先生について、よく分からない人は以下を参照ください。



いかがでしたか?

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