選択的夫婦別姓についての記事がトホホでした(*´Д`)

diamond onlineに書かれていた
選択的夫婦別姓についての記事が
何と言うか、トホホなものでした(*´Д`)

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選択的夫婦別姓の議論がスルーする、「実は同姓支持多数」という不都合な真実 | 情報戦の裏側 | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)

記事のタイトルが
「選択的夫婦別姓の議論がスルーする、「実は同姓支持多数」という不都合な真実」。

記事の中でも

>「世論の多数派は選択的夫婦別姓に賛成」を掲げるマスコミが目を背けたくなるような「不都合な真実」はまだある。

として、

>いざわが身に置き換えてみると、「夫婦同姓」を支持する方たちの方が多数派という事実なのだ。

と書いてる。

そんな事実は多くの人にとって自明の事だし、
不都合でも何でもないですから。

「自分が結婚したら同姓を選ぶか別姓を選ぶか」
という話と、
「別姓を選択したい少数の人のために、同性でも別姓でも選べる制度にした方がよいか」
という話は全然別です。

後者がまさに選択的夫婦別姓の是非についての話で、
是と考える人が多数派になっています。
前者の選択結果は選択的夫婦別姓制度の是非にはなりません。

それなのに筆者は

>マスコミが事実をねじ曲げて、「大多数の国民は選択的夫婦別姓を望んでいます」みたいな世論誘導をすることには違和感しかない。

なんてビックリするような事を書いてる。

事実を捻じ曲げているのは筆者の方です。


上の話を同性婚と異性婚の話に置き換えてみると
わかりやすいかもですね。

時代と共に同性婚を容認する考えの人が
増えつつありますが、
『マスコミが目を背けたくなるような「不都合な真実」はまだある。
いざわが身に置き換えてみると、異性婚を選択する方たちの方が多数派という事実なのだ。』
と主張してみたらどうでしょうね。

筆者の論のトホホ具合がわかるというものです。


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