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清掃業×マーケティング【掃除屋維新】

ハウスクリーニングの仕事をこれから始める人。


すでにハウスクリーニングの仕事をしている人。


清掃会社の社員もいれば、個人事業主として、または経営者もいる。



働く環境は違えど、みんな悩みは同じ。


・そもそも単価が安い

・他業者が安くやってるから、ウチも合わせないと仕事が取れない

・仕事が無いよりマシだから、安い仕事でスケジュールを埋める

・元請けからの要求を断ると仕事がなくなるという不安

・くらしのマーケットなど集客サイト頼みで利益率が低い

・これからハウスクリーニングの仕事したいけど、ほんとに稼げるの?

などなど。



挙げればキリがありません。


上記の悩みとまったく無縁という人は恐らくいないですよね?


清掃業界に限らず、飲食・介護・建設・保育など他業界でも重労働で低賃金、という話題はよくニュースにもなります。


決して他人事ではなく、もう日本全体の問題と言えるかもしれません。



ちょっと、話が大きくなりました。


ここで言いたいことは、

日本全体の問題、他業種でも同じ問題が起こってる。

だから、清掃業でも低賃金、重労働の環境は変えようがない。

みんなで励まし合って、頑張ろう、というものではありません。


かといって、【業界全体を変える!】なんてことも言いません。

さすがに、いきなり業界全体を変えるのは難易度が高すぎます。


これを分かりやすくたとえるなら、

偏差値40の高校3年生が2学期になり、『おれ現役で東大合格を目指すわ』

ってくらい難易度が高い。

なんとなく、イメージが湧いたのでは無いでしょうか。


では、僕たちはどうするべきか?


こたえは

1人1人がマーケティングの意識を高め、実践することです。


次の章で詳しく語っていきます。



少数の強者と多数の弱者という構造


いきなりこんなこと言うと気分を悪くする人もいるかもしれません。


だけど、現実を直視することで見えてくる問題があるので、あえて言いますね。


それは、僕も含め清掃業で働く大多数は弱者であるということ。

弱者という言葉は決して良い言葉ではありませんよね。


ところで、以下の数字が何を表しているか知ってますか?


第9期 決算公告
売上高:13億4993万円
売上総利益:12億1488万円


これは、あなたがよく知っているある会社の令和2年10月23日の決算公告。


ピンと来た人もいるかもですね。




正解は、みんなのマーケット株式会社。

いわずと知れた『くらしのマーケット』を運営してる会社です。


また、お掃除本舗のフランチャイズを運営してる会社も巨大。

HITOWAライフパートナーはHITOWAグループの一員であり、

グループ総売上は486億円(2018年)に上ります。


空室清掃ではお馴染みの、不動産仲介会社はどうでしょう。


引用:全国賃貸住宅新聞

もう説明不要ってくらい大手企業のオンパレード。

年間仲介件数のトップは22万7,000件。

とんでもない件数です。


マッチングサイトでは、くらしのマーケットに代表される大企業が広告費をガンガン投入して検索上位を独占。

集客力に乏しい弱者でも登録をすれば、大手の宣伝力や知名度・信頼性を借りて集客ができる。

掃除の大手フランチャイズもそう。

やはり、知名度や信頼性という看板を背負って商売できることが最大の売り。


大手の仲介会社は自社でリフォーム部門を持っていたりもするが、原状回復工事や空室清掃を外注するケースが多い。


なにしろ件数が多いので、仕事量が見込めるからという理由で一次下請、二次請け・・・と下に行けばいくほど単価は安くなっていく。


末端の作業員はきついスケジュールを低単価で押しつけられていく。


もちろんこれはビジネスモデルとしては成り立っているし、詐欺でも無い。

マッチングサイトなら事前に手数料についての説明もありし、フランチャイズでも加盟金や毎月のロイヤリティなど掛かる費用については納得してスタートしてるはずだ。


元請けからの依頼だって、条件をわかったうえで引き受けているはず。


ところが、


やっぱり不満は出てくる


いくら最初に説明を受けたとはいえ・・・


事実、まわりを見ると?


Twitterでは日々、

『くらしのマーケットでまた激安業者が出てきた』

『どんどん相場が下がっていく』

と騒ぎになるし、

『手数料高すぎ、ぼったくりだ』と文句も出ている。

フランチャイズでは、加盟しているとはいえ集客に苦労することも時にはあるだろう。

元請けからの依頼だって、駆け出しの頃には仕事量があるからありがたくても、自分のスキルと経験が積み上がっていけば割に合わなくなってくる。



そう、どこかで歪みが出てくるのだ。


掃除のやり方はもちろん大切。だけど・・・


掃除の仕事をするなら、基本的な掃除のスキルは必須。


未経験からスタートしても、1日も早く基本的なスキルを身につける。


これが鉄則。


空室清掃を例にあげると、1人でクレームなく現場を納められるようになること。


もちろん、上をみればキリがないが空室清掃なら100件やれば一定のレベルには達することが出来る。


問題はそれから。


半年、1年経過すればペースは掴めてくる。


前述したように、駆け出しの頃と同じ料金では不満が出てくる時期。


だけど、どうやって収入をあげるか?


方法は大きく分けて2つ。


・いまの取引先に単価交渉する

・新規開拓をして自分の希望する単価で受注する


ここまでは、みんな思いつく。


だけど、実際に何から始めますか?

なにをどの順番でやれば効果が出るか理解して、実践できてますか?


こう書くと偉そうで嫌われそうですが、話をシンプルにする為にストレートに言います。


【適当に思いつきでやっても効果は出ません】

僕自身がそれで失敗してるので断言します。


でも、しっかりと【やるべきこと】をしていけば、成功の確率を一気に高めることが出来るでしょう。


僕もブログやTwitterでたびたび紹介していますが、

飛び込み営業とネット集客のハイブリット型の集客がおすすめ。


その際に、ただ『ハウスクリーニングは当店におまかせください』だけ言ってもお客さんは集まらない。


なぜなら、

【他の業者ではなく、あなたに頼むとどんな良いことがあるのか】

これがお客さんに伝わっていないと集客はできないから。


ハウスクリーニング業者は、あなたの営業エリア内でも数多く存在してます。


その中から、あなたを選ぶ理由(できれば料金以外)がしっかりとお客さんに届けられているか?が大切です。


そこまでは分かった。


では具体的にどうするの?って声が聞こえてきそうです。


そこで登場するのが、マーケティング。


清掃業×マーケティングで価値を最大化する


マーケティングとは、分かりやすく言うと

誰に、どのような価値を、どのように提供していくか

とも言われています。


マーケティングと言うと、なんだか難しい気がしますよね?

実際、関連本を読んでいくとカタカナ語がどんどん出てきます。


でも、僕たちはマーケティングの専門家になりたいわけじゃないですよね。

だから、専門用語を正確に覚える必要なんてないのです。

※それよりも、学んだことをすぐに実行できる行動力の方が100倍大事※


一番の目的は、ハウスクリーニング業界を取り巻く、低単価で重労働の環境から抜け出すこと。


だけど、

マーケティングについて学んでいくと、知らずにやっていたことがマーケティング的に正しいやり方だったり、~の法則に当てはまっていたという経験をこれから沢山すると思います。

それもマーケティングを学んで実践していく楽しさ、醍醐味の1つとも言えます。


ところで、僕は

マッチングサイトの利用や、フランチャイズへの加盟、営業力のある会社のほぼ専属の下請けになることを全否定する訳ではありません。

また、それらをディスってる訳ではありません。


ただ、他人が作った仕組みの中で勝負していては、自由も制限されるのは自分の体験からも実感しています。

現実問題として、値下げ圧力に対して反発するのも、

なかなか難しいですよね。


元請けからの理不尽な要求を一度断っただけで仕事量がガクッと減った。

という話はみなさんも一度は耳にしたことがあるのでは?


マーケティングを学び実践して、あなた自身の力で集客できる未来を想像してみてください。


あなたの仕事の価値を理解してくれるお客さん。


料金以外の部分に魅力を感じて、『あなただから頼みたい』と言ってくれるお客さん。


あなたが納得できる料金で、お客さんも仕上りに満足する世界。


『この現場は予算がないから・・・』

『次の現場に間に合わないから・・・』

そう思って、あなたも不完全燃焼のまま作業を切り上げることも無くなります。


僕の知る限り、個人レベルで清掃業にマーケティングを積極的に取り入れてる人には、ほとんど会ったことがありません。


つまり、他業界で常識のように今この瞬間も日常的に使われてるマーケティング。


これを清掃業に活かせてる人はほぼいません。


はっきり言います。



偶然かもしれませんが、あなたが今この記事を読んでくれたのはラッキーです。


レッドオーシャン、ブルーオーシャンという言葉で言うと間違いなく清掃業×マーケティングを駆使した営業手法はブルーオーシャン。


これから確実に清掃業でも個人レベルでマーケティングを学び実践する人は増えてきます。


だけど、まだまだ少ない。

だからこそ、チャンスです。


いまでこそスマホはほとんどの人が持ってますよね。

だけど、スマホが登場した時に真っ先に流行に乗った人の中にはスマホの使い方を教える商売で儲けた人もいます。


でも、いまスマホ教えますって言っても需要はどうでしょう・・・

お金を払ってまでスマホを教えて欲しいという人は、ほぼいないと思いませんか?


タピオカ屋も、いまから始めても・・・って感じなのと同じような物です。


ブルーオーシャン、ブルーオーシャンと騒いでみても、いざそれを目の前にすると一歩踏み出せない人が多いのも事実。


新しいことに挑戦するのは、いつだって大変。

慣れてる環境、現状維持がラクです。

人間の脳みそは、なるべく変化を好まないように出来ているそうです。


だからこそ、真っ先に行動できる人が大きな先行者利益を手にすることができます。


とはいえ、

清掃業界の単価を上げよう、業界全体を変えようとは言いません。


しかし、1人1人が自分の力でお客さんに直接あなたの価値を届けられたら。


その輪がどんどん広がっていったら。


愚痴や不満を吐き出すのもSNSの楽しみの1つですから、悪いとは思いません。


ですが、好きな掃除の仕事をして、

好きなものに囲まれ、自由な時間とお金を手にして、毎日楽しく過ごしている投稿で溢れる、そんな光景もきっと良いものだと思います。


きっと今より自由で幸せな連鎖が繋がっていくのでは。


価値観はそれぞれ。


あなたは、どう思いますか?



掃除屋維新


約150年ほど前に明治維新が起こりました。


鎖国中だった日本に諸外国が開国を迫り、不平等条約を結んだことによって庶民や武士の不満が蔓延したことが原因の1つとされています。


結果的に260年以上続いた幕府は倒れ、新政府が設立。


これまでの身分制度、思想、文化、経済、教育、外交、あらゆる仕組みや概念が大きく変化しました。


先日、【掃除屋維新】というメッセージをメルマガ読者さんに届けました。

非常に多くの方々から「共感した」「ほんとにその通りだと思う」「自分も変わっていきたい」の声をいただきました。


繰り返しますが、これは業界全体を変えるというメッセージではありません。


現状を変えたい、愚痴や不満を言うだけの生活を一変させたい、でも何をどうすればいいのか分からない、


そんなあなたに向けた僕からのメッセージです。


いまこそ、他人が作ったルールに縛られること無く、

あなた自身の力であなたの価値をお客さんに伝え、

あなたもお客さんも納得し、満足のいく料金・仕上りを目指しませんか?

そのために、小さな第一歩を踏み出してみましょう。

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あの時、一歩踏み出して良かった。

そう思っていただけるように、今後も情報発信を続けていきます。


それでは、またメルマガでお会いしましょう。



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