見出し画像

米国株ニュースまとめ5/16

アメリカの株式市場は水曜日に上昇し、主要3指数が過去最高値で引けました。S&P 500は1.2%上昇し、初めて5,308を超えました。ダウは349ポイント上昇し、ナスダック100は1.4%上昇しました。今年に入ってから、S&P 500は23回、ダウ・ジョーンズは18回、ナスダックは8回の記録的な高値を更新しています。4月のインフレデータは、ヘッドラインとコアの年率インフレが共に減速し、小売売上高が予想外に停滞したことを示し、FRBが9月に利下げを開始する可能性が高まっています。

個別銘柄では、Nvidiaが3.6%急騰し、AppleとMicrosoftもそれぞれ1.2%以上上昇しました。Dellは11.2%上昇し、時価総額が1000億ドルを超えました。一方、ボーイングは2%下落し、司法省が同社を737 Maxの墜落に関連する以前の合意違反で告発したと報じられました。GameStopとAMCの株価は、ミーム株ラリーが一時停止したため下落しました。

2024年3月のアメリカの長期証券、短期証券、および銀行フローのネットTIC(Treasury International Capital)流入額は、前月の42億ドルから増加して1021億ドルとなりました。このうち、外国の民間部門のネット流入は303億ドル、外国の公的部門のネット流入は717億ドルでした。外国居住者は3月に長期アメリカ証券の保有を増やし、そのネット購入額は1784億ドルでした。民間外国投資家によるネット購入額は1522億ドル、公的機関によるネット購入額は262億ドルでした。アメリカ居住者も長期外国証券の保有を増やし、そのネット購入額は780億ドルに達しました。

水曜日のニューヨーク市場では、ダウ・ジョーンズ指数が350ポイント、0.88%上昇しました。トップの上昇銘柄は、セールスフォース(3.87%上昇)、ホームデポ(2.43%上昇)、メルク(2.39%上昇)でした。一方、最大の下落銘柄はウォルト・ディズニー(-2.55%下落)、ボーイング(-2.08%下落)、トラベラーズ・カンパニーズ(-1.43%下落)でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?