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子供の金融教育 | GAZKID$

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こどもの金融教育について、海外や国内の市場調査から学んだことを発信します。FIRE(Financial Independence, Retire Early:経済的自立と早期リタ…
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2022年6月の記事一覧

『やらされる事』と『やりたい事』の違い

我が家では金融教育に取り組み始め、すでに1年以上が経過した。金融教育では、金融リテラシーが向上すると将来に対する希望が生まれる?でも触れたように「稼ぐ・使う・貯める・運用する」という4つの学習テーマに取り組む。 またこの4つのテーマの中で「稼ぐ」ことに取り組むと、やる気のからくりも学ぶことになった。 【やる気のからくり】 すでに書いた投稿で何度か触れているが、やる気には「内発的動機付け」と「外発的動機付け」がある。詳しくはこちらを参照:中1男子と5歳児のやる気を引き出す

厚切りジェイソンの「一生分」の資産を築いた投資術がすごい!

このほど発売された厚切りジェイソンさんの著書「「ジェイソン流お金の増やし方」(ぴあ、1430円)」は47万部(電子書籍を含む)の大ヒットを記録し、オリコン上半期BOOKランキングも1位を獲得したようだ。 そして記事の言葉を借りれば、厚切りジェイソンさんは「15年間で「一生分」の資産を築いた」そうだ。家庭で金融教育に取り組んでいる私としてはとても参考になる方である。 【リスク管理をしながら挑戦することが大事】 まずは記事の抜粋をしよう。 記事の中で彼は「イチかバチかだと

老後の2000万円問題に取り組みはじめた

ネットニュースを流し読みしていたら、「【速報】「投資に回す貯蓄ない」34% JNN世論調査」という記事が目に飛び込んできた。 【政府の考え】 まずは記事内の大事なところを抜粋。 政府は経済政策として投資環境を改革し、個人の金融資産を「貯蓄から投資」にシフトさせる実行計画案をまとめましたが、「投資に回す貯蓄がない」という人が34%であることがこの土日に行ったJNNの世論調査で分かりました。 この記事で大切なところはまずは資産運用に対する政府の方針である。 日本国民が貯

電子決済を利用し始めたら毎週タダでアルコール飲料をもらえている話

我が家では家庭での金融教育に取り組んでいる。日本でもアメリカでも金融教育に取り組む際はデジタルツールの活用を推奨している。そのような背景もあり私も積極的に電子決済を色々と試してみるようになった。 【PayPay革命】 PayPayが登場したころ、実は私はPayPayは普及しないと考えていた。なぜならばすでに「クイックペイ」を利用し、スマホをかざすだけで決済が完了するという利便性に心底心酔していたからである。さらに私の英語レッスンの生徒さんで決済機関の役員をしている方もクイ