【ビジネス書解説】「70代で死ぬ人、80代でも元気な人

こんにちは。
今回は、和田秀樹さんの「70代で死ぬ人、80代でも元気な人」について解説していきます。

はじめに

60代ではあまり意識しない「死」を、リアルに感じ始めるのが70代、80代です。
2020年の日本人の平均寿命は男性が81.6歳、女性が87.7歳です。
男女ともに平均年齢が80歳を超えましたが、あくまで平均です。
男性は半数が70代で亡くなると考えると、70代は危険な時期です。

一方、危険な70代を軽々と乗り越え、80歳を過ぎても元気にはつらつとしている方もたくさんいます。
無理なトレーニングや、過度な食事制限は必要ないです。
老いは穏やかな気持ちで受け入れてください。
70代は奔放(ほんぽう)なくらい自由に生きてください。
70代を奔放に(ほんぽう)過ごした人は、80代になっても知的好奇心を失わず、多彩な人間関係を保つことができます。
刺激的な毎日を送ることで認知症の発症を予防したり、進行を遅らせることができます。

人生100年時代は、70代が人生のターニングポイントです。「若さを維持する人」と「一気に衰える人」の差は70代の過ごし方にかかっています。
この本では、実践的な習慣や心がけ、健康法がまとめられています。
この記事はその中から厳選した11個を紹介します。
70代の方はもちろん、人生の後半をスタートする50代、60代の方も参考にして、元気な80代を目指してください。
勉強になった、もっと知りたいと思った人は、いいねやコメントを是非お願いします。

具体的なアクションプラン

【1個目】　70代はアクティブにいこう

健康に気を使った節制生活は、「老い」を早める可能性があります。
「健康でいたい」「長生きしたい」気持ちが、逆にその人を老け込ませてしまうことがあります。

今の70代は、かつての70代と全く違います。
戦後生まれの団塊世代からは栄養状態も良くなり、成長期にそれまでの世代よりはるかにたくさんのタンパク質を取ってきています。
40代、50代でも外食でステーキや焼肉を食べ、精力的に生きてきた世代なので、70歳では急に落ち込まないです。
70歳は、「歳だから」と自制するには早すぎる年代です。
体力や知力などの若々しさをそのまま維持できるように、アクティブに暮らしたほうが、長い高齢期を元気に乗り切ることができます。

今は90歳でも若々しい人が大勢います。
年齢からくる衰えには逆らう必要はないです。
ゆったり老いに任せて、できないところは頼ったり、時間がかかっても自分でやってみたりして、老いと親しみながら暮らしてください。

【2個目】　「気がつけば90歳」が理想の老い方

老いをひとくくりにはできないです。
70代、80代、90代それぞれにフェーズがあり、個人差もあります。
理想は80代になっても90代になっても元気でいられることです。
90歳過ぎても元気な人は、用心深く生きてきたから元気なのではなく、特に体を鍛えたわけでもなく、自分がやりたいことをやって毎日を楽しんで暮らしてきた人が多いです。
元気な90代はみんな、「気が付けば90歳になっていた」と言います。

70代は自分がやりたいことをどんどんやって、自由に生きてください。
まだ老け込むには早すぎる年齢です。
そのため何でもできるはずです。
気分はもちろん、体もまだしゃんとしているのに、自分からわざわざブレーキをかける必要はないです。
まずは元気で70代前半を乗り切ることです。

それなりに疲れやすくなってきていても、自分が好きなことならまだ楽しめます。
そうわかれば自分が高齢になっていくことに悲観的にならないです。

【3個目】　夫には夫の、妻には妻の楽しみがあっていい

夫が70代になって仕事を完全にリタイヤすると、大抵の妻は不満がどんどんふくらみます。
「長い間ご苦労様でした」という気持ちがあっても、同じ家の中に夫がいつもいるようになると自分のペースで暮らせなくなります。

子育てや親の介護が一段落すれば、女性には自分の自由になる時間がやっと生まれ、どんどん外に出ていきます。
ところが夫が家にいるようになるとそうはいかないです。
夫も家にいるとつい妻を頼ってしまい、妻はそのたびにイラっとします。
70代の夫婦は、それなりに落ち着いた関係でいるイメージです。
しかし実際には結構きつい言葉のやり取りや、相手を疎ましく感じることがあります。
妻は外交的で活発になっているし、夫もまだ70代の男としての意地やプライドが残ってます。
そのためそれが自然な状態です。

しかし、このとげとげしい関係から抜け出すのは簡単です。
夫、つまり男性の方がもっと自由に生きればいいです。
男性が定年後に家に閉じこもったり自分を頼ってくると、妻はイライラします。
男性ホルモンは、男性は中年期を境に減っていきますが、女性は高齢期に男性ホルモンの絶対量が増えていきます。
女性がいつまでも元気で活動的なのはこれが理由です。

妻がいくら活発で活動的でも、仕事をリタイヤした夫がいつも家にいて、妻に頼るようでは身動きが取れないです。
男性はとにかく外に出てください。
人付き合いでも旅行でも、自分が楽しめる世界を見つけてください。
70代はまだそれができる年代です。
妻は妻でグループ旅行に出かけ、夫は夫で一人旅に出てください。
そんな楽しみ方が70代夫婦の自然なあり方です。

【4個目】　「夫婦単位」の生き方から抜け出してみる

「夫婦なのに別々に旅行するのか」と思う方もいます。
どちらかに健康などの不安があるなら一緒の方がいいです。
そうでなければ、夫には夫で行きたい場所があり、楽しみにしていることがあります。
それが妻には興味のない場所なら、一緒に出掛ける必要はないです。
妻は妻で自分の楽しみを求めて出かければいいです。

70代は夫婦でそれぞれ自由になれて、しかもまだ体も元気で行動力のある年代です。
お互いの自由を自分の楽しみのために満喫してください。
何をするにも夫婦を単位にしなくていいです。
80代後半になれば、どちらかが、あるいはどちらもそれなりに老いてきます。
お互いに助け合ったり、相手に頼って生きていいし、それが自然になります。
もう一度夫婦単位に戻るのは、それからでも遅くはないです。

ふだんの暮らしでも同じです。
妻から見て自分を束縛しない夫、夫から見て自分を仕切らない妻なら、お互いイライラすることもないです。
結果として、風通しが良くて話題も絶えない夫婦になります。

【5個目】　老いを遠ざけるために、肉を食べる習慣をもつ

食事の管理は大事です。
特に病気にかかっていなくても、妻は夫の健康管理には気を使って、脂っこいものは避けたり、血糖値の上がらないメニューを考えようとします。
バランスの取れた食事は健康の基本です。
しかしやはり、たまには「肉が食べたい」と思うこともあります。

そういったささやかな欲求不満は、ランチを外で食べるだけで消えます。
外を歩いて気分が若返り、食べたいものを食べて満足するのも、70代を元気に暮らすための大切な日課になります。

特に男性は、つい数年前の現役時代には昼も夜も色々なものを食べてエネルギッシュに働いていました。
何を食べようか考えるのも、毎日の大きな楽しみでした。
老け込むには早い年代です。
ランチを外食にして、食べる楽しみくらい1日の中に残してください。

【6個目】　使えるものや利用できるものを、日常生活に取り入れる

若いころのようにできないといって、色々なことをあきらめてしまうと、高齢になるにしたがい、あきらめることが増えてきます。
しかし、不格好でもゆっくりでも、できることがあれば、あきらめるのは早いしもったいないです。

この本の著者の和田秀樹(わだひでき)さんの母親は、90歳を過ぎてから「手押し車」で外出するようになりました。
手押し車を、「格好悪い」「年寄りくさい」と否定的に受け止めて拒む人は、外出しなくなり、脚が弱って老化が進みやすいです。
和田さんの母親は手押し車を受け入れたことで、生活をする上での自由度が高くなり、結果として老化のスピードを押さえることができました。

使えるものや利用できるものは使った方が楽です。
それによって身体機能が回復するわけではなくても、楽になることで気持ちに余裕が生まれます。
杖や補聴器に抵抗がある人が多いですが、それらのアイテムを使用して生活が楽になることを優先させてください。
これも、老化に負けない、70代の生活のコツです。

【7個目】　不自由な人にならない

使えるものはどんどん使って生活の自由度を守ってください。
それによって今ある能力を最大限に生かすことができます。
高齢になっていろいろなことができなくなったり不自由になってくると、「自分はもう終わりかな」「あきらめた方がいいのかな」と考えたくなるかもしれないです。
しかし、例えば若いころに高い山や冬の山に登っていた人が、体力が落ちて日帰りの山にも登れなくなったからといって、「もう終わりだな」とあきらめる必要はないです。
低いなだらかな山を歩くことならできます。
車で山のふもとまでいって、1泊キャンプして帰ってくる楽しみもあります。

どんなに体力が落ちても、自分に蓄積した経験を活かすことができます。
レベルを下げても現役であり続けることができます。
そこに新しい楽しみを見つけてください。
長く続けた経験や、蓄積された技術、知識を使って、高齢になっても自分が親しんできた世界、やり続けたいと思っていることをしてください。

レベルを下げる、楽な方法を考える、器具やグッズの力を借りる、時には誰かの手を借りる。
どんな方法でもいいので、とにかくあきらめないでください。
それによって80代後半になっても、自由に生きることができます。

【8個目】　「勉強する気持ち」を忘れない

たった一つの答えを見つけるのではなく、いくつもの答えを探すのが、本当の勉強です。
色々な可能性を探すのが勉強だと考えれば、終わりはないです。
答えが1つ見つかっても、「それだけだろうか」「可能性だけなら他にもあるんじゃないか」と考えれば、まだ勉強は続きます。

勉強と聞くと、高齢の方は「もういいや」と敬遠しがちです。

「難しいことはもう頭に入ってこない」「いまさら勉強したってしかたない」と考える人もいます。
しかし、70代でも80代でも、テーマを決めて勉強に取り組んでいる人はたくさんいます。
そういう人たちに共通するのは、「もっと知りたい」という素
朴な向学心です。
色々な考え方や見方を知りたい、今よりもっと賢くなりたいという、いくつになっても残り続ける向学心があります。

レベルを気にする必要はないです。
本を1冊読む、講義を聞く、どんな勉強でも、勉強すればその分だけ賢くなります。
一日一日、少しずつ賢くなっていく、70代でも80代でも、それは大切なことであり、嬉しいことです。
そして何よりも嬉しいのは、自分がやってみたい勉強、興味がある勉強ができることです。
学んでいる時間そのものを楽しんでください。

【9個目】　「グループ学習」の面白さ

70代からの勉強は話し合う時間が大切です。
インプットではなくアウトプットを大事にしてください。
高齢者の参加が多い学習会では、参加者間の意見や質問のやり取りを大事にします。
そこで考えたことや感じたことを発表することで、前頭葉が大きく刺激されます。

前頭葉は脳の中で老化が進みやすい部位です。
意欲を高めたり、思考や創造にも関わります。
好奇心や感動、ときめきといった微妙な感情を担います。
前頭葉が衰えてくると、頑固で怒りっぽくなったり、融通(ゆうずう)が利かなくなったりして、人付き合いが億劫になります。
そうなると外出の機会も減り、生活の変化がなくなって、老いの加速につながります。

学習会で議論が始まれば、同じ勉強でも掘り下げて学習できます。

意見のやり取りや議論はその場の熱気を高め、結果としてどんなテーマでも頭に入りやすいです。
アウトプットを大切にして脳を刺激してください。

【10個目】　人付き合いは、損得抜きで楽しく過ごせる人と

仕事から離れたら、人間関係は、「楽しいかどうか」「会いたいかどうか」を基準にしてください。
60代までは人と無理して付き合っていても、70代になったら、人間関係ぐらいわがままでいいし、幼稚でもいいです。

人と会うのは楽しい時間を過ごすためです。
お互いに、「この人なら気楽に何でも話せて楽しい」と思える人間関係を大切にしてください。
そんな関係なら、「こういうことをやってみないか」「手を貸してくれないか」と気軽に声をかけることができます。
損得抜きで気の合う人や楽しい時間を過ごせる人と付き合っていれば、やってみたくてもひとりでは実現できないことがあっさり実現できたりします。

付き合うことで、お互いに希望が生まれてくる人間関係を70代のうちに作ることができれば、80代になっても楽しみが身の回りに残り続けます。

【11個目】高齢になるほど、人間関係の悩みは消えていく

男性の場合は、70代はまだ体は元気でも、仕事を退いて人間関係が一気に狭められることで外からの刺激がなくなっていきます。
「出かけたところで会う人がいるわけでもないし」「面倒になってきたから旅行はやめよう」などの心のブレーキが、いろいろな場面で動き始めるのが70代です。
人間関係が途切れるとどうしても意欲の低下が進んできます。

楽しい人間関係、付き合うことで色々な計画が生まれたり、その実行に弾みがつくような人間関係があると、この意欲の低下を食い止めることができます。
70代のうちにそういった人間関係を整理し、本当に付き合いたい人とだけの人間関係を作ってください。
80代からが楽になります。
幸せな80代、90代の高齢者に、人間関係の悩みはないです。

若いころに誰もがあんなに苦しめられた人間関係が、老いるにしたがってだんだん整理されて、身の回りにはお互いに楽に付き合える人、お互いに楽しい時間を過ごせる人だけになってくるからです。
気の合わない人とは、自然に疎遠になります。

よく見かける光景ですが、90歳を過ぎたおばあちゃんどうしが、昔話で盛り上がっています。
何が楽しいのか、笑ってばかりいます。
老いの極意がもしあるとすれば、そんな無邪気さや屈託のなさかもしれないです。

まとめ

それではまとめていきましょう。

【1個目】70代はアクティブにいこう

《やりたいことをやってアクティブに暮らす》

今の70代は、かつての70代とは全く違います。
栄養状態のいい成長期を過ごし、40代、50代も精力的に生きてきた世代です。
70歳は、「歳だから」と自制するには早すぎます。
やりたいことをやってアクティブに暮らしてください。
体力や知力などの若々しさを維持したまま、高齢期を元気に乗り切ることができます。

80代後半になれば、できないところは頼ったり、時間がかかっても自分でやってみたりして、老いと親しみながら暮らしてください。

【2個目】「気がつけば90歳」が理想の老い方

《自分がやりたいことをどんどんやる》

理想は80代、90代でも元気でいられることです。
90歳を過ぎても元気な人は、毎日を楽しんで暮らしてきた人が多いです。
自分がやりたいことをどんどんやって、まずは元気で70代前半を乗り切ってください。
疲れやすくなっても、自分が好きなことならまだ楽しめるとわかれば、老いることに悲観的にならないです。

【3個目】夫には夫の、妻には妻の楽しみがあっていい

《男性はもっと自由に生きる》

男性が定年後に家に閉じこもったり自分を頼ってくると、妻はイライラします。
男性ホルモンは、男性は中年期を境に減っていきますが、女性は高齢期にも男性ホルモンの絶対量が増えていきます。
女性はいつまでも元気で活動的です。
男性はとにかく外に出て、人付き合いでも旅行でも、自分が楽しめる世界を見つけてください。
70代はそれができる年代です。
妻は妻でグループ旅行に出かけ、夫は夫で一人旅に出る。
そんな楽しみ方が70代夫婦の自然なあり方です。

【4個目】「夫婦単位」の生き方から抜け出してみる

《お互いの自由を自分の楽しみのために満喫する》

70代は夫婦でそれぞれ自由になれて、まだ体も元気で行動力のある年代です。
お互いの自由を自分の楽しみのために満喫してください。
妻から見て自分を束縛しない夫、夫から見て自分を仕切らない妻なら、お互いイライラすることもないです。
結果として、風通しが良くて話題が絶えない夫婦になります。

【5個目】老いを遠ざけるために、肉を食べる習慣をもつ

《食べたいものを食べて満足する》

食事の管理は大事ですが、たまには「肉が食べたい」と思うこともあります。
そういったささやかな欲求不満は、ランチを外で食べるだけで消えます。
外を歩いて気分が若返り、食べたいものを食べて満足するのも、70代を元気に暮らすためのコツです。
ランチを外食にして、食べる楽しみを1日の日課に残してください。

【6個目】使えるものや利用できるものを、日常生活に取り入れる

《使えるものや利用できるものは使った方が楽》

不格好でもゆっくりでも、できることがあれば、あきらめるのは早いしもったいないです。
使えるものや利用できるものは使った方が楽です。
使うことで身体機能は回復しないですが、気持ちに余裕が生まれます。
杖や補聴器に抵抗がある人は多いですが、それらのアイテムを使用して生活が楽になることを優先させてください。

【7個目】今の自分に自信を持つ

《どんな方法でもいい、とにかくあきらめない》

使えるものはどんどん使って生活の自由度を守ってください。それによって今ある能力を最大限に生かすことができます。
レベルを下げる、楽な方法を考える、器具やグッズの力を借りる、時には誰かの手を借りる。
どんな方法でもいいので、とにかくあきらめないでください。あきらめなければ、80代後半になっても、自由に生きることができます。

【8個目】「勉強する気持ち」を忘れない

《勉強するのにレベルを気にする必要はない》

たった一つの答えを見つけるのではなく、いくつもの答えを探すのが、本当の勉強です。
勉強するのにレベルを気にする必要はないです。
本を1冊読む、講義を聞く。
どんな勉強でも、勉強すればその分だけ賢くなります。
一日一日、少しずつ賢くなっていくのは、70代でも80代でも大切なことであり、嬉しいことです。
何よりも嬉しいのは、自分がやりたい勉強、興味がある勉強ができることです。
学ぶ時間そのものを楽しんでください。

【9個目】「グループ学習」の面白さ

《インプットではなくアウトプットを大事にする》

70代からの勉強は話し合う時間が大切です。
インプットではなくアウトプットを大事にしてください。
学習会などで考えたことや感じたことを発表すると、前頭葉が
大きく刺激されます。
前頭葉は脳の中で老化が進みやすい部位です。
意欲を高めたり、思考や創造にも関わります。
前頭葉が衰えてくると、頑固で怒りっぽくなったり、融通が利かなくなったりして、人付き合いが億劫になります。
そうなると外出の機会も減り、生活の変化がなくなって、老いの加速につながります。
アウトプットを大切にして脳を刺激してください。

【10個目】人付き合いは、損得抜きで楽しく過ごせる人と

《人間関係を大切にする》

仕事から離れたら、人間関係は、「楽しいかどうか」「会いたいかどうか」を基準にしてください。
70代になったら、人間関係ぐらいわがままでいいし、幼稚でもいいです。
お互いに、「この人なら気楽に何でも話せて楽しい」と思える人間関係を大切にしてください。
付き合うことで、お互いに希望が生まれる人間関係を70代で作ることができれば、80代になっても楽しみなことが身の回りに残ります。

【11個目】高齢になるほど、人間関係の悩みは消えていく

《人間関係は老いるにしたがって徐々に整理される》

70代のうちに本当に付き合いたい人だけと人間関係を作ってください。
幸せな80代、90代の高齢者に、人間関係の悩みはないです。人間関係は老いるにしたがって徐々に整理されて、身の回りはお互いに楽に付き合える人、楽しい時間を過ごせる人だけになってきます。
90歳を過ぎたおばあちゃんどうしが、昔話で盛り上がり、楽しそうに笑っている光景を見ることがあります。
老いの極意がもしあるとすれば、そんな無邪気さや屈託のなさかもしれないです。

更に詳しく学びたい方は、是非こちらの動画をみてください♪

解説は以上です。
老いは平等です。
誰でも幸せな80代を迎えられます。
人生のピークを80代後半に見定めてみてください。
人生のピークは遅ければ遅いほど、下り坂はないです。
死ぬ直前までが幸せな人生なら、輝いたままでピークを終えることができます。
高齢になったら、体が多少不自由になっても慌てる必要はないです。
成り行きに任せて日々の生活を大切にして暮らす。
高齢期の幸福感を生み出してくれるのは、そんなゆったりした気持ちです。
今回の解説が勉強になった、参考になった人は、いいねやコメントを是非お願いします。