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GAS オブジェクト・プロパティ・メソッドのまとめ 基礎講座#18

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プログラムは、基本的には、たった3つの要素から成り立っています。簡単に説明すると、操作対象の”もの”を表す「オブジェクト」、”動き”を表す「メソッド」、"状態"を表す「プロパティ」の3要素から成り立っています。

以前に一度オブジェクトがなんであるかは触れました。まだ完全に理解していない方は下記を先に理解してしまいましょう^^

GAS オブジェクトとプロパティ

note GAS専用 ブログ用 (1)

上記のようにオブジェクトの配列は、オブジェクト(person)を一つ一つの情報・状態(プロパティ)というキーで管理しています。この図式をプログラミングコードで表すと下記のようになります。

var person ={
name:"テスト太郎",
age:26,
}

またオブジェクトの配列から呼び出しを行いたいときは下記の2パターンのどちらかを使用します。

note GAS専用 ブログ用 (2)

ドット記法かブラケット記法になります。

上記の図に表したオブジェクトの呼び出し方を使用して先程のコードでテスト太郎を呼び出す場合は、下記のようになります。

ドッド記法
person.name
ブラケット記法
person['name']

どちらでも呼び出せるように理解しておきましょう^^

メソッドとは、何か

オブジェクトとプロパティに関しては大体理解できましたがメソッドとは、なんでしょうか。正解は、プロパティーとは、オブジェクトのプロパティーの値に"関数リテラル"が代入されたものです。

関数リテラルに関しては以前下記の記事で詳しく解説しく解説していますのでご確認ください♪

メソッドは、オブジェクトのプロパティーの値に関数リテラルを代入することで作ることができます。

では実際に関数リテラルを使用してメソッドを作成してみましょう。

var person ={
      hello:function(){
      Browser.msgBox("person:おはよう!");
      }
 }
 person.hello()

上記のコードを見るとメソッドは関数リテラルを作成するときの代入と呼び出し方法と変数がオブジェクトのプロパティーになっただけなのがわかりますね^^

また、メソッドは次のようにからのオブジェクトを作ってから、後で代入することも可能です。

var person ={}
      person.hello = function(){
      Browser.msgBox("person:おはよう!");
      }
 person.hello()

まとめ

オブジェクトのプロパティーに数値や文字列など情報を入れているものをプロパティ、関数リテラルとして動作を入れているものをメソッドと呼びます。

オブジェクトの中に情報と動作をまとめて管理することで、コードをわかりやすく管理できるようになるのでぜひこの機会に覚えてしまいましょう♪


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