見出し画像

全社採用の文化はモメンタムが生み出す。転職意向ゼロの人も採用に導くラクスルの秘訣

ダイレクトリクルーティング加速のために、全社員で採用活動に取り組みたい。一方で、人事以外メンバーの協力を求めるのに課題を感じる。そんな採用担当の方も多くいるのではないでしょうか?

全社採用を掲げているラクスル株式会社では、経営陣から現場メンバー全員まで事業成長のために採用に取り組んでいます。YOUTRUST経由でもPdMの方の正社員採用が決まっています。

そんな全社採用の文化をどのように築き継続させてきたのか、人事部長の大原さんと、YOUTRUST経由で転職したPdMの秋葉さんに、それぞれお話を聞きました。

モメンタムこそ「全社採用」文化の礎

——ラクスルでのHRBPの役割を教えてください
ラクスルでは事業本部制をとっていて、3つの事業ごとに経営チームがあります。各事業のHRBPはその経営チームに所属して、組織人事面から中長期の事業計画達成のためにフォーカスすべきことを決め実行するのがメインミッションです。

採用業務も含まれますが、日々の採用活動に主として関わっているのは、コーポレートの採用チームと事業部のハイアリングマネージャーです。HRBPが関わらなくても、採用オーナーであるハイアリングマネージャーが、自立的に採用を進めるのが理想状態だと考えています。現場社員が中心となって行う全社採用文化をいかに醸成して浸透させるか、これがHRBPの役割だと思っています。

画像1

▲人事部長の大原さん。人事部門・HRBP機能の立ち上げを担当した

——全社採用の文化は、どうやって醸成されたんですか
私が入社したときは今の3分の1、約100人規模の組織でした。しかしその時からすでに経営陣が自らスカウトを直接送り、事業メンバーが採用に注力する文化は定着していました。事業間での事例共有も多いので、採用面でもお互いの良い取り組みのナレッジをシェアして社内でも切磋琢磨しています。

各事業部とも、採用には事業活動の一環として取り組んでいますね。どの事業も大きな成長を計画しており、それは採用なしには達成できません。
社員全員が「採用を頑張っている」というより「事業成長にコミットしている」という方が正しいです。

——文化の浸透・継続のために意識して取り組んでいることはありますか。
「モメンタム」
を大事にしています。

きちんと採用に全力を傾けているのか?今いるメンバー以上に優秀な人を採用できているのか?そういうことをやろうぜ、という「モメンタム」づくりは人事も経営も強く意識していしますね。

モメンタムがしぼまないように、とにかく「みんながいる場での採用進捗の共有」は徹底しています。やっている取り組みや採用成果を話すこともあれば、逆にできていないことも共有します。社内の表彰でも、採用関連の取り組みが選出されることも多いです。

また私の入社時より企業規模が大きくなった今でも変わらず、経営陣が採用に積極的に関わっているのも大きいと思います。やはりトップが取り組むと、みんなの意識が変わるので。

画像2

誰もやらないことを、やりきる。それが採用結果につながる

—— YOUTRUSTの導入経緯を教えてください
ダイレクト採用を推進する文化なので、常に人材プールを広げる必要は感じています。採用アクセルがかかったタイミングで、利用中の採用サービス以外に新しい候補者を増やせるかもしれないと思い導入しました。

実際に見てみると、エンジニア・PdM・デザイナーが多かったですね。実績含めて、良い結果が出ていると思っています。

——どんな使い方をしていますか
まだ使い始めたばかりなのと、従来の採用メディアとは異なる面も多く探り探りな面はありますね。私含めYOUTRUSTを新しい採用の武器にしようと強い意志を持っている社員が、転職フラグの更新通知を毎日欠かさずみてスカウトを送信しています。

画像3

——毎日通知を見ていたんですか!?
はい、そうですね。転職意欲と、一応副業意欲も変わった人も全員です。正社員前提で探していましたが、副業意欲もマインド変化の現れだと思うので、参考にはできるかなと。

ニュースを毎日開くのを習慣化するように、意欲変化がある人をみることを習慣化していました。今回採用に至ったPdMの秋葉もこの意欲変更の通知がきっかけでした。通知があったよ、と該当する部署のハイアリングマネージャーに伝えて、そこからスカウトに至っています。

まずは媒体の特性を理解してやりきってみることで、結果が出たと思います。自分の動きを通じて、YOUTRUSTをやりきったらこういう成果が出せると他の社員に伝えられ、モメンタムを自分から作っていくことができました。

——どんな採用担当だとYOUTRUSTを活用しやすいと思いますか
特徴としてソーシャルのつながりが転化されるのは面白い特徴だと思います。特により緩いつながりであるTwitterですね。相互フォローの質がビジネス上の目に見えるメリットになるというのは他にはない体験で、Twitterやその他SNSを活用している人は面白いのではないでしょうか。

ユートラはTwitterのキャリア版。転職を考えていない人こそ気軽に登録すべき

——ここからは採用された秋葉さんにお話を伺います。YOUTRUSTは転職活動で登録していたんですか?
いや、当時転職は全く考えていなくて、YOUTRUSTがやっていたパーカープレゼントのキャンペーンに応募したくて登録しました(笑)「転職を考えている人向けのSNS」と思っていたので、知っていたけど登録はしばらくしていなかったんです。

画像4

▲入社したPdMの秋葉さん。エンジニアからキャリアをスタートしPdMに転向した。

——なぜ意欲を変えたんですか
変えたといっても「良い案件があれば」でした。これをきっかけに社外の人と話せれば良いな程度の軽い気持ちで変更しました。

当時は転職を全く考えておらず、前職でもやりたいことはまだまだありました。まさに潜在層でしたね。

——転職する気がゼロから変化したのはなぜですか
CPOの水島と話せたことが大きかったです。スカウトも水島から直接もらったのですが、元々PdMのカンファレンスやイベント等でよく拝見していた方だったのでとても驚きました。

ラクスル自体も個人的に決算等をよく見ていて、凄く成長している会社だなと感じていました。YOUTRUSTを通じて、社外のPdMの人と話せたら良いなと思っていたので、採用に限らず「ラクスルCPOの水島さんと話せる!」ということ自体が嬉しかったですね。

実際に水島と話してみて、事業や組織のことを聞いて凄くワクワクしたのと同時に、自分がやりたいことをやれる環境があると感じたので、そこから転職を真剣に考え始めました。最初の面談〜内定までは1ヶ月弱、内定〜入社までは2ヶ月のスピード感でした。

入社してまだ僅かですが、毎日楽しく働いています。
早速プロジェクトのオーナーやファシリテーション等をたくさん任されていて、覚えることは無限にありますが、それがモチベーションにつながっています。

画像5

——どんな人がYOUTRUSTを登録すると良いと思いますか?
実は既にいろんな人におすすめしまくっています(笑)。まだ転職を考えていなくても、キャリアを考えるきっかけにはなるので、とりあえず全員登録したらいいと思ってます。

僕自身も3ヶ月前は転職なんて全く考えていませんでした。

YOUTRUSTは、Twitterのキャリア版と思うと分かりやすいと思います。

いろんな人と出会えて、自らのキャリアを考えるきっかけにもなるので、転職を考えていない人もまずは登録してみるといいんじゃないかな、と思います。

——大原さん、秋葉さん、ありがとうございました。(取材・撮影:2021年7月)

画像6

YOUTRUSTは、友達もしくは「友達の友達」までという信頼できるコミュニティの中で、個人と企業・個人と個人をつなぐキャリアSNSです。「永く、あなたのキャリアに寄り添うSNS」として、中長期的なキャリアの糧となるネットワークや仕事情報、仕事の機会を生み出しています。

▼YOUTRUSTユーザー登録はこちらから▼

▼YOUTRUSTで採用を検討したい方は下記よりお問い合わせください。▼